こそあど言葉「これ、それ、あれ、どれ」
こそあど言葉の使い方の違いは何でしょう。
- これは自分に近く、相手から遠い物に対して使う。
- それは自分から遠く、相手から近い物に対して使う。
- あれは自分から遠く、相手からも遠い物に対して使う。
こそあど言葉の表
これ | ここ | この | 自分に近く、相手から遠い | 語頭は「こ」 |
それ | そこ | その | 自分に遠く、相手から近い | 語頭は「そ」 |
あれ | あこ | あの | 自分に遠く、相手から遠い | 語頭は「あ」 |
どれ | どこ | どの | 自分も相手も分からない | 語頭は「ど」 |
語尾れ | 語尾こ | 語尾の | 語尾は統一されている |
「あこ」でなく「あそこ」だと言いたいだろうが、今でも神奈川県の方言では「あっこ」と言う。
上の表はバランスがとれていて完璧。(どこを空欄にしても、わかる。元素の周期表のように)
英語の こそあど言葉の表
that penはありだが、it penはない。its penだ(これも変)。
thisこれ | here | this | 自分に近く、相手から遠い |
thatそれ | there | that | 自分に遠く、相手から(近い) |
thatあれ | there | that | 自分に遠く、相手から(遠い) |
which | where | which | ? |
- 英語では(そ)と(あ)の区別が無く、まとめられている。極端に言えば、相手を無視した、自分中心の言語だ。
- 語尾を縦に見ると
here〜whereは語尾がereで統一されているが、他は滅茶苦茶だ。 - 語頭を横に見ると
hereの先頭がなぜhなんだ。 - これは〜である。 この本は〜。 日本語は区別する。
This is〜。 This book〜。英語は区別しない。
英語の こそあど言葉を添削
hat | here | his | 語頭はh |
that | there | this | 語頭はth |
what | where | whis | 語頭はwh |
at | ere | is | 語尾は統一されている |
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。