1999年北海道 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
14日目(7月22日(木)) 天気:晴れ | ||
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富良野〜帯広〜襟裳岬〜静内 | ![]() |
![]() 「映画の舞台「幌舞駅」。実際の「幾寅駅」がロケ地」 |
朝早くに富良野を発って38号を南へ向かう、旅も終盤だ。 今年見た映画「鉄道員」のロケ地「幾寅駅」に寄る(俺、健さんファンやねん)。 雪が無いので映画のイメージとは違うが、映画のセットの食堂などがそのまま残っていた。 ホーム内へも自由に入れるので、「ああ、ここで健さん倒れてたよなあ」と、映画のシーンを思い出した。 |
![]() 「ここが牧場内だって信じられる?ナイタイ高原牧場で」 |
狩勝峠を越えると十勝平野が見えた。 ここで然別湖へ向かうかどうか悩んだ。 去年も行ったんだけど、もう一度行きたい場所だし遊覧船にも乗り過ごしたしなあ・・ しかしそっちへ向かうと時間的に襟裳岬には行けない・・ 悩んだ末、襟裳岬に向かう事にした。 バイクは274号からナイタイ高原牧場へ。 ここはどっから牧場なの分からないくらいただっ広い。 レストハウスまでの道も気持ちいい、空に向かって走るような感覚だ。 レストハウスで(動かない)トラクターに乗りながらソフトクリームを食べ、十勝平野の広大な眺めに感動する。 |
![]() 「ええ天気やねえ。襟裳の夏は〜何もない夏ですう〜♪」 |
その後は、帯広市内を抜けひたすら襟裳岬を目指す。 岬に向かう「黄金道路」は、道を通す為に莫大な工事費がかかったところからそう呼ばれているそうだ。 確かにトンネルまたトンネルの連続、よく道を作ったものだと感心する。 今日は天気も良く、海も穏やかだけど、風の日や海が荒れた日はすぐ道路に波がかぶりそうなくらい海に近いので、 もしそういう日に走る人は注意したほうがいいと思う。 風が強いので有名な襟裳岬は、今日は穏やかな方らしい。 しかもこんな快晴の日はあまり無いそうだ。 岬に到着すると、売店からやはりお約束で森進一の歌が流れていた。 ナイタイ高原から160キロ以上の距離を休みらしい休みもとらず飛ばしてきた先に、 青一色の襟裳岬と太平洋が迎えてくれた。 来て良かった、疲れも吹っ飛ぶぜ。 336号を静内町の「緑のふるさと温泉の森キャンプ場」までさらに走って、 テントを張って即隣にある静内温泉にドボン! 今日は400キロ以上走ってかなりしんどかったけれど、北海道の山、牧場、平野、海と思いっきり満喫した1日だったな。 やっぱすげえぜ北海道は。 |
![]() 「こんな晴れた日も珍しい。ラッキー!」 |
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