1日目
 成田〜カイロ
 
2日目
 ギザ
 カイロ
 
3日目
 ハルガタ
 
4日目
 ハルガタ
 
5日目
 東方砂漠横断
 カルナック神殿
 ルクソール神殿
 
6日目
 メディネトハブ
 職人の墓
 貴族の墓
 王家の谷
7日目
 モスクワ
 
8日目
 帰宅
 さよならマカディベイ
アラディンレストラン
今日はいよいよルクソールに向かう日。マカディベイともお別れだ。
ここは本当に素晴らしいホテルだった。会うスタッフ全員が明るく挨拶してくれるし、困ったことがあればすぐ対応してくれる。
ご飯もとても美味しかった。
 
今日もアラディンレストランで食事。オムレツを焼いてもらい、たくさんのおかずの中から好きな食べ物を選ぶ。ディスプレイも凝っていて、かわいい飾りつけがされている。食欲をそそられてしまう(^-^;)
 
チェックアウトし、とても快適な滞在だったことをレセプションに伝えた。
「それならば、ぜひ、日本に帰って宣伝してください(笑)、ここは、日本のお客様がとても少ないのです。でも私たちは日本人の方も大歓迎です。」と言っていた。

すごくいいホテルですよ〜!皆さん行きましょう!

と約束を果たしたりして(笑)
 
プールが見える(^-^) 盛り付けもかわいい
カボチャで作った魚
 
東方砂漠を横断
立派な岩山
今日は8時にドライバーとロビーで待ち合わせ。その後車でルクソールに向かうことになっている。東方砂漠を横断だ!でも、この辺りは治安が悪いらしく、前後に軍に守られ、車列を組んで行かなければならない。ちょっとドキドキだ。
ホテルを出て、この車列(コンボイ)の集合場所へ。ハルガタ中心部に向かうに連れ、遠くに岩山が見えてきた。すごく立派な山だ。名前を聞いてみた。すると「あれは・・・名前はないんだ。ああいう山だらけなんだ」との答え。あらま、立派だから、山脈かなんかかと思った。
やがて集合場所に着いた。ものすごく広いバスターミナルのような所だ。多いときは100台もの車が連なり、移動することもあるようだが、この時はバス2台、普通車5台ほど。予定の車が全て揃うと9時に出発になる。
前後の車両は軍人が乗っている。車の上には大きな無線のアンテナ。全員小銃を持っている。物々しい。でもまあ、これだけやってもらえるなら安全なのだと考えることにしよう。
 
コンボイ集合場所 護衛の兵士


 
   岩山が続く東方砂漠
   すごいスピードなのが
   動画だと分かるかな。
   (1.2MB)
 
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まさに爆走だ!
軍の車が先頭に立ち、車列が進み始めた。一般道を進むのに、なんとものすごいスピードだ!100km/h以上出ている。道そのものはとてもいいので不安ではないが、一般道なので普通の車も通っている。そんな時は、先頭車両がサイレンを鳴らし、一斉に追い越しをかけるのだ。
そういえば、コンボイは停まった時が一番危ないと聞いたことがある。そのせいなのだろうか。
 
砂地なのかなと思ったら、右も左も岩山だらけ。さっきアシスタントが言っていたのも納得。この山に一つ一つ名前があるわけがない。
とても険しく、木も一本も生えていない。見慣れない景色。不毛と言う言葉がぴったりだ。
まるで映画の中のよう。どこからかインディジョーンズが出てきそうである。
 
荒れ果てた景色 ハルガタから少し離れると
砂地が多くなった
 
1時間30分ほど走り、休憩地点に着いた。ハルガタとルクソールのちょうど中間地点だ。ルクソールからハルガタへ向かうバスも駐車していて賑わっている。有料のトイレもあった。ピンクと白に塗られたかわいいトイレだ。でも中はとてもかわいいとは言いがたいものだった(^-^;)
でもまあ、砂漠の真ん中と言うことを考えれば合格点かも。
 
あちこちにはラクダ引きもいて、休憩時間を狙って商売している。商魂たくましい。遠くから全体の景色を撮っていたら、ラクダを撮っただろうとお金を要求されてしまった(^-^;)
確かに写ってるけど、狙ったわけではないのでお金を払ういわれはないぞ。
 
アイスもあったが激高! ルクソールから来たバス
 
チェックポイント
20分位走るごとにチェックポイントがある。軍人が警備していて、とても緊迫感がある。車列と無線で交信しているようだ。チェックポイントの前にはゲートがあり、そこで対向車は止められている。その脇を徐行もせずに一気に走り抜ける。
チェックポイント以外の道路わきにもあちこちに銃を持った警備が立っている。軍服だと安心だが、普通の服装で銃を持っている人がいるとちょっとぎくっとする。
やがて東方砂漠を抜け、運河沿いを進みだした。ナイルが近づいたことがはっきり分かる。突然緑になるのだ。「エジプトはナイルの賜物」と言う言葉を思い出した。
この辺りは粗末な家が多い。まだ作業中のように見える。アシスタントが「この地域は貧しい人が多いので、一度に家を建てる事ができない。まず一階をたて、子供が結婚すると二階を増築するんだ」と教えてくれた。
農作業をしている人も時々銃を持っていた。治安が悪そうだ。
 
ナイルが近づいた 子供がたくさんいる


   サイレンを鳴らして、
   一気に抜き去る。
   橋のたもとに銃を持った
   ガラベイヤおじさん。
   警備の人だよね??(怖)
   (1.6MB)
 
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やっとルクソール
ルクソールシェラトン
ケナという町を抜け、やっとルクソールが近づいた。そこで急に先頭の軍車両が速度を落とし、手を降りながら離れていった。
ここでコンボイは終了のようだ。今までの緊迫感が嘘のようににこやかに手を振って去っていく軍人さんたち。
私たちの安全を守ってくれてありがとう(^-^)
 
ハルガタ〜ルクソール間は気軽な気持ちで車移動を選んだが、なんかとてもものものしかった。
休憩地点以外はまったく速度を落とさず、走り抜ける感じだった。追い越しのときのサイレンを聞くたびにドキドキした。
観光立国のエジプトでは万一何かあったら大打撃だから、ここまでするのだろうし、また、やはりそれなりに危険なのだろう。ルクソールの観光地らしい町並みが見え、人の賑わいを感じるととてもホッとした。
そのまま車でホテルへ。チェックインする。ここは日本人客も多いようで、あちこちに日本語の注意書きがある。観光地なんだなと実感。
ルクソールシェラトンは少し古い感じだった。ちなみに値段も格安だった。もうすぐ改装するらしい。そしたら高くなるのだろうなぁ(笑)
 
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