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2004年05月01日(土)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040501~.htm#Day01まだ日付が変わったばっかりだけど更新しておこう。江戸川乱歩『江戸川乱歩全集第15巻 三角館の恐怖』(光文社文庫/光文社) [bk1/amazon]読了、感想はこちらから。何せ半分を占める表題作は僅か半年ぐらい前に読んだばかりなので、『断崖』を読み終えた一昨日にはざっと書いてあったんですけど。
……さあ、次は、遂にアレを読みます。わくわく。冒頭の裁判についての解説を読むだけで胸がときめくわ。昨晩は江戸川乱歩を読み終えたあと、朝早起きする必要もあってとっとと就寝。ゲームをする暇なし。
『CLANNAD』日記で坂上智代坂上智代書いていたら、検索でnowadaysに辿り着く方が現れ始めました。なんとなく申し訳ない気分。先週に引き続き映画館のハシゴを強行。土曜日の映画サービスデー、たまには有効活用せねば。
まずは池袋で下車、メトロポリタン8Fにあるシネ・リーブル池袋にて『APPLESEED』(東宝・配給)を鑑賞。感想は、「どうして顔と体で役者が違うんでしょう」からどうぞ。スケジュールのせい……という答はなんか厭。
初めて訪れた劇場でしたが、ホールも劇場も小綺麗で第一印象は良好。ただ、せっかく整った陳列棚のある売店が、チケットカウンターと出入り口とのあいだにあって、劇場に荷物を置いてから買い物に出ると、チケット購入者の行列で塞がれてしまうという位置関係はいただけない。帰るときも次回の観客でホールが目一杯に埋まっていて移動がしづらく、わざわざワゴンを出して売店をもうひとつ設けているのも意味不明だった。従業員の態度もまあまあいいほうなので、何となく勿体ない。
観賞後ふたたび電車に乗って今度は新宿で下車。行き先は三月に開館したばかりの劇場なのだが――地図を曖昧に記憶してきただけだったので、しばし迷う。だいたいこの辺だよな、と検討をつけて、怪しげな店とお洒落な店の混在する一画をうろうろしていて、ふと目の前に細かな煉瓦模様の窓のない建物の壁に、目当ての劇場の名前が銘記してあるのを見つけた。ほっと一息ついてから、路地の突き当たりに佇むその建物をまじまじと眺めて思ったのは、
……なんか、宿泊・休憩とか書いてありそうだ。
スクリーンと座席数は小さめだが居心地も良く、従業員の教育も行き届いていたようなので、悪くない劇場ではあったんですけど、外観と立地条件がちょっと、ちょっとだけ拙かったような。
訪れたのは新宿のK's Cinema、鑑賞したのは記憶を巡る異色ミステリー『Re:プレイ』(日本ヘラルド・配給)感想は後日、この辺に。『アイデンティティー』が面白かった、という方なら楽しめること確実、そうでないと……微妙。作りは高く評価するんだけど、個人的には不満もいろいろありました。
終わった頃には既に三時近い。先週と違い、移動中に軽く食べる余裕があったのでまだましでしたが、それでも草臥れたのは確かなので、『APPLESEED』のサントラを探してみたい、という気持ちを引きずりつつまっすぐに帰宅。
2004年05月02日(日)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040501~.htm#Day02まずは昨日保留した『Re:プレイ』(日本ヘラルド・配給)の感想、「サラ・ポーリーって、作中ではえんえん不幸続きだ」からどうぞ。だって、昨年末頃日本で公開された『死ぬまでにしたい10のこと』の次がこれで、このあとは『ドーン・オブ・ザ・デッド』よ。
『CLANNAD』日記4日目。詳細はリンク先参照。
昨日触れた「アレ」の前に、平山夢明『東京伝説 死に逝く街の怖い話』(竹書房文庫/竹書房) [bk1/amazon]を読み終えました。寝る前に一本ずつぐらい消化してゆっくりと、などと思っていたら、昨晩どうも寝付けずに、気づいたら奥付を読んでました。感想はこちらから。
本日のお買い物
1,『School of Rock MUSIC FROM AND INSPIRED BY THE MOTION PICTURE』(ATLANTIC) [amazon]
2,『Lost In Translation Music from the MOTION PICTURE SOUNDTRACK』(emperorNorton Records) [amazon]
3,『APPLESEED ORIGINAL SOUNDTRACK - COMPLETE EDITION』(Sony Music Records Inc./すべて、CD) [amazon|通常版:amazon]
昨日、池袋にも新宿にもHMVがあることは知っていたのですが、前者は移動を優先して、後者は寄り道と言うにはちと距離もあったし疲れていたし、でパスしたので、代わりに今日、自宅から比較的近い店舗を訪れて探してみた。近場なのにこれまで一度も買い物に来たことがなかったのだが、なかなか品揃えがいい。……入っている建物が建物なので、そこまで上がってくるのが厄介なのだが。
購入したのはいずれも最近鑑賞した映画のなかで音楽が良かったもののサントラばかり。1は映画感想のほうでも書いたとおり、まんまロックの入門書のような内容で、聴きたかったけれどわざわざアルバムを買うほどでも、というような曲も網羅していたので購入。監督のリチャード・リンクレイターは当然としても、主演のジャック・ブラックもプロデューサーとして記載されているあたり、如何にこの人たちが「好き」だけで映画を作っていたのかが解ろうというもの。映画オリジナルの楽曲も、この名曲のなかに並べてあまり遜色を感じません(作中コケにされる、主人公をクビにしたバンド“No Vacancy”の曲も同様に)。
2はエールのツアーでドラムを担当していたプライアン・レイツェルのプロデュースのもと、ケヴィン・シールズやエールの書き下ろし楽曲を中心に構成したサウンドトラック。題名に「Ikebana」とか「Alone In Kyoto」「Shibuya」が並び、更には作中で登場人物のひとりがカラオケで歌うはっぴぃえんどの『風をあつめて』のオリジナルが収録されている。新曲ばかりのなかでほとんど違和感がないあたり、やっぱりこのグループは凄い。ちなみに1も2も国内盤がそれぞれありますが、HMVでは現在、指定された輸入盤を二枚以上購入すると通常より安くなるキャンペーンを実施中だったので、総額を下げるためにも輸入盤で済ませました。歌詞カードがないのがちと辛いのですが、我慢しなければならないのはそれくらいだし。
3が今日の本命。内外のテクノ・トランス系のアーティストから提供された楽曲と、高橋哲也によるオリジナル・スコアの二枚組に、特典として士郎正宗書き下ろしのミニポスターと主題歌のクリップなどを収録したDVDを追加した限定版。大きな店ほどとうに捌けているようでHMVでは既に通常版のみ、但しこういうサントラを買うばあい盲点になるところが解っていたので、そこで無事に発見。amazonでも通常版しか在庫がないようです。それにしても、輸入盤のCDの匂いって独特だ……
2004年05月03日(月)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040501~.htm#Day03『CLANNAD』日記5日目。詳細はリンク先参照。
本日は一日ほぼ骨休みで、他に書くことなし。『リアライズ』は……ね、どうも、主人公以外の行動でいちいち選択肢が出てくるのが私には鬱陶しいらしい。
2004年05月04日(火)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040501~.htm#Day04『CLANNAD』日記6日目。詳細はリンク先参照。
ともあれ、『CLANNAD』日記はこれにて完結。明日からはまた『リアライズ』日記が再開……するかは不明。読書もちょっと滞ってるし、そろそろ作業にも本格的に手をつけないとあかんし。
連休も残り僅かなので、観たい作品を一本でも多く消化するために銀座方面へ。天気予報は概ね雨を告げているし、風もかなり強い。バイクは諦めて電車で向かい、鑑賞したのはマノエル・ド・オリヴェイラ監督の最新作『永遠の語らい』(アルシネテラン+キノキネマ・配給)。感想は、「95歳でまだ撮ってます」からどうぞ。似たようなことを考える映画好きが多いのか、会場は大盛況でした、が……なんか客層がふだんと違いすぎて戸惑った。
寝不足にはそーとー危険な映画だろうと解っていて訪れたのですが案の定覿面に効いたので、観賞後はすぐさま自宅にとって返し、手早く昼食を済ませて爆睡。これをアップしたあとは読書に費やします。
2004年05月05日(水)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040501~.htm#Day05『リアライズ』日記久々の5日目。詳細はリンク先参照。
本編を終わらせてから、初めて『CLANNAD』初回特典のアレンジCDを聴く。
……うーん。
ライナーノーツを読んでみて、どうやらアイリッシュの音色を再現したかったのだな、というのは解ったのですが、それならもっと生音を使うとか、音のひとつひとつに感情や呼吸のようなものが欲しい。アレンジの組み立て自体はいいのに、打ち込み中心の乾燥した音のせいで、すっかり魂が損なわれている。女性コーラスを重ねたもの、若干ながら自ら演奏したらしい楽器が混ざっている曲はそこそこ聴けるレベルにあるんですが、それでさえ打ち込みの伴奏がスカスカしていて……。オマケにしても軽すぎる出来。
曲の構成の仕方はいい。ただもう、ひたすらに演奏で損をしてます。例によってMP3にして、最近買ったCDと混ぜてBGMにしているんですが、ノラ・ジョーンズなんかと比べると本当に情感がありません。『APPLESEED』サントラの打ち込み中心の音のほうがずっと厚みも熱もある。各曲のタイトルも吟味が甘い。うーん。カーター・ディクスン/砧 一郎[訳]『ユダの窓』(ハヤカワ文庫HM/早川書房) [bk1/amazon]読了。感想はこちらから。なんでこんな面白いものをもっと早く良くなかったのか、と忸怩たる想いを抱く一方で――もっと若い時分に読んで果たしてここまで感心できたかどうか疑問にも思ったり。
あー。
早く『荊の城』が読みたい。
中村有希氏の日記を見て余計にそう思う。「うしろからが好きなんだぜ」。いいなあ。
最近、クリスティ・乱歩・カーというローテーションを保つために予めある程度は順番を決めているので、易々と飛び越しは出来ません。今月末ぐらいかなー。本日でGWは終了。nowadaysの新規記事の下に添えてあった「観ておきたい映画」は今日付けで消しました。けっきょく半分しか観られませんでした(しかも一部フライング)が……まあ、そんなもんです。『パッション』なんか、この時期に観たって客が多すぎて落ち着かなかったでしょうし。
2004年05月06日(木)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040501~.htm#Day06『リアライズ』日記6日目。詳細はリンク先参照。
というわけで、結局GWいっぱい費やして、待望だったゲーム二本を終わらせてしまったのですが――評価は百八十度、とまでは言わずとも、百度ぐらい違う結果になりました。まあ、どっちのメーカーも、また次を期待します。『リアライズ』にはかなり辛い点を付けてますが、しつこく述べるように部分部分の完成度は認めてるんです。
さて、これでとりあえず根をつめて遊ぶものはなくなってしまったので、割いていた労力をふたたび読書と作業に戻そうか――って、あ、そういやまだ『fate/staynight』が手つかずで……本日のお買い物
1,『精霊流し [ケース付初回限定仕様]』(カルチュア・パブリッシャーズ、東北新社/DVD Video) [amazon]
2,村枝賢一『RED LIVING ON THE EDGE(15)』(アッパーズKC/講談社) [bk1(ISBN)/amazon]
3,クリストファー・プリースト/古沢義通[訳]『奇術師』(ハヤカワ文庫FT) [bk1/amazon]
4,栗本 薫『グイン・サーガ外伝19 初恋』(ハヤカワ文庫JA/3と4、早川書房) [bk1(ISBN)/amazon]
5,大石 圭『死者の体温』(角川ホラー文庫/角川書店) [bk1/amazon]
さだファンとしては買わねばなりますまい、の1は昨年末公開された映画のDVD化。特典としてさだまさしがコンサート上で披露した映画に対するコメントやゲスト出演の様子を収めた映像に、主人公の叔母を演じた松坂慶子との対談などファン向けの映像がちゃんと収められてます。どーい、どい。
2はおいといて、3はあちこちでいい評判を目にする幻想小説。私の場合、いずれクリストファー・ノーラン監督によって映画化される、という話を聞いていたので購入した次第。4は飛ばして5は最近ノヴェライズ含めコンスタントに作品を発表している著者の最新作。ご指摘いただいたので訂正。本日のお買い物5は最新作ではなく、河出書房新社から1998年に発表した作品の文庫化だそうです。この方は最近ホラー文庫での書き下ろし中心だったので今回もそうだろうと早合点してました。ご指摘ありがとうございました〜。
ついでに追記。上ではああ書きながら、劇場で鑑賞したときはどこにさだまさしが出ていたのかまっったく気づかなかったので、『精霊流し』の特典映像で確認する。
……気づくかそんなとこっ!! 電球に服ぶら下げて歩かせたのと変わらんわっ!!<さすがに言い過ぎ
2004年05月07日(金)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040501~.htm#Day07アガサ・クリスティー/宇野輝雄[訳]『教会で死んだ男』(クリスティー文庫/早川書房) [bk1/amazon]読了、感想はこちらから。乱歩とカーを挟む格好のローテーションに変えました。また二・三冊ほど挟んでからクリスティー→乱歩→カー→クリスティー、という具合に読んでいきます。刊行ペースに追いつくのはもはや不可能ですが、全作制覇までの時間は短縮できる、はず。……このまま読書ペースが落ちなければ。
前売り鑑賞券を購入していた映画が今日付けで終了。仕事のあと慌てて銀座に向かって取り急ぎ鑑賞しました。ものはニコール・キッドマン製作、ジェーン・カンピオン監督、メグ・ライアン主演の官能サスペンス『イン・ザ・カット』(GAGA-HUMAX・配給)。感想は後日、この辺に。久し振りの銀座シネパトスですが、相変わらず頭上を走る車の振動が邪魔です。改装を経て座席も音響も映像も格段に良くなったのに、これだけは防ぎようがなかったのね。
2004年05月08日(土)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040501~.htm#Day08まずは昨日保留した、『イン・ザ・カット』(GAGA-HUMAX・配給)の感想。「短歌ってどうやって英語に訳してるんでしょう」からどうぞ。原作でも映画でも、与謝野晶子の短歌が登場してるんですが、訳文と照らし合わせる余裕がなかったので、どういうニュアンスになっていたのか不明。
昨晩の『タモリ倶楽部』はなかなかの着眼だった。各局夕方のニュース番組でお天気キャスターを務めるタレントばかり集めて、空見会と称した宴会を催しているだけ、なのだが、ふだん聞けないような裏話とか悩みがこれでもかとばかりあふれてくる様は実に楽しい。やけに乗ってるな、と思ったら、翌週に続いてしまった。……ほんとーにいい加減だこの番組は。だからいいんだけど。
スケジュールの調整がつくなら一日二本は当たり前。もう当分そうすることに決めました。普通に観てたら取り漏らしが多くて多くて。
場所はいつもの銀座地区、まずは日劇PLEX3にて、現在たぶん銀幕随一の美男美女を主演に据えた大河恋愛ドラマ『コールドマウンテン』(東宝東和・配給)。感想は後日、この辺に。一方、お隣の日劇PLEX2では話題のアレの映画版が本日公開。どうせハシゴするなら移動のしやすい同じ日劇で、というのも一瞬考えたが――窓口の想像を絶する混雑ぶりに回避。いや、アレじゃなくて上の階のを観ようかと思ったんですけど、そもそもそんな積極的に観たい作品でもなかったし。
スケジュールの合うもので、なるべく観ておきたいものを――と考えて次に思い浮かんだのは『パッション』。銀座界隈では最近開館したばかりのシネカノン有楽町という劇場でかかっており、まだ一度も訪問したことがなかったので、様子見がてら前まで行ってみた。ビックカメラ裏手の階段かエレベーターで七階まで上がったところにあるのだが、階段前の看板に「整理券は午前中から配布〜」などといった不穏な注意書きがしてあったので、場所を確認しただけで良しとして撤退、近くのファーストフードで簡単に食べられるものを買って、次の候補がかかっているシネスイッチ銀座まで移動する。
本日二本目は、『たそがれ清兵衛』を抑えて第76回アカデミー賞外国語映画部門を獲得したカナダの映画『みなさん、さようなら。』(COMSTOCK・配給)。感想はやっぱり後日、この辺に。二本合わせて四時間以上スクリーンを見つめていたのですが、ほとんど疲れを感じてません。一方でも気力を消耗したり退屈を感じたりしているとだいたい覿面に来るので、この事実ひとつをとっても今日の二本が良質であったことを証明してます。やー、いつもこうだったら楽なのに。本日のお買い物
1,時雨沢恵一『アリソンIII(下) 陰謀という名の列車』(電撃文庫/メディアワークス) [bk1/amazon]
のみ。これでシリーズ完結のようです。……埋もれる前に纏めて読んでみようかな。
2004年05月09日(日)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040501~.htm#Day09昨日鑑賞した映画の感想、まとめて放出。まず『コールドマウンテン』(東宝東和・配給)は「レニー・ゼルウィガーは見るたびに逞しくなっていくような気が」から、次に『みなさん、さようなら。』(COMSTOCK・配給)は「そんな川には浸かりたくありません。」からそれぞれどうぞ。水面の白い川には気をつけろ。
GW中に漫画を読む――つもりだったのに、映画だ本だゲームだで忙殺されてまったく手つかず。積みに積んだり13冊にも達したので、やっとこ紙袋から引っ張り出して読み始める。『スパイラル(11)』と『聖☆高校生(6)』のコンボでどーっと体力を消耗する……濃い人生だなあ、ふたりとも。
2004年05月10日(月)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040501~.htm#Day10ぐあー、やっと『よつばと!(2)』まで辿り着いた。ほのぼの。前巻で垣間見せたハードな背景はなりを潜めてますが何の問題もなし。あさぎ姉ちゃんが素敵だ。容姿じゃなくて人格が。
そろそろ『fate』を……と思ったんですが、なんとなく以前に人から貰ったソフトを先にやってみることに。前と同様、敢えて作品名は伏せる。
ああ、ぬる。伝奇っぽいのに世界観が半端で、絡んでくる人間も少なくて狭くて浅い段階で話が完結してしまっているからとっても温い湯に浸かっている気分。尺が短いのであっという間にひとりクリアしてしまいましたが――その手のシーンが作品全体のヴォリュームにしては異様に量があって濃いのが唯一の救い(?!)。柔らかな絵の感じとか立ち絵を揺らしてみたり沈めてみたり、という通常グラフィックでの小細工とか、作りはなかなか面白いし、話として軽いことが逆に幸いしてけっこう遊んでみる気にはなるんだけど。
引き続き二人目も話を進める……え?! そんな無茶して一日で出て来たのかこいつ?!! そんなことしたら普通当分はリハビリだぞ?!! ていうか、それ以前のことも考えたら半年は見ないと――
……ま、事前に聞いていた話で、この程度のミステイクは覚悟の上でしたから、別に気にはしない。本日のお買い物
1,秋月涼介『紅玉の火蜥蜴』 [bk1(ISBN)/amazon]
2,篠田真由美『Ave Maria』 [bk1(ISBN)/amazon]
3,高里椎奈『弧狼と月 フェンネル大陸 偽王伝』(1〜3、講談社ノベルス/講談社) [bk1(ISBN)/amazon]
4,芦辺 拓『和時計の館の殺人』 [bk1(ISBN)/amazon]
5,江戸川乱歩『江戸川乱歩全集第11巻 緑衣の鬼』(4と5、光文社文庫/光文社) [bk1(ISBN)/amazon]
買い物の途中で雨に降られたので、移動が面倒な漫画類は後日。そもそも、まだ何冊か積んであるし。
1はデビュー作『月長石の魔犬』のキャラクターと世界観を久々に踏襲した新作。内容は兎も角、装幀にイラストを用い挿絵まで採り入れていて、あからさまに雰囲気が違ってます。講談社ノベルスは今後こういう売り方を中心にするのかなあ。構わないんですが、九月頃予定の『暗黒館の殺人』は出来れば従来の作りを引き継いで欲しいな、と。2は建築探偵シリーズの番外編、『原罪の庭』の真相に付随するエピソードとのことで、読んでいない方は要注意。かくいう私が読んでない。3は新シリーズ。大きめのフォントに一段組で本体780円、というのは人によって高いと感じそうですが、著者が自ら捜し出したというイラスト担当の方の装画や挿絵の雰囲気もいいので、個人的には許容範囲。
4は森江春策シリーズ九冊目の単行本文庫化。旧家を舞台に繰り広げられる惨劇の謎を森江が解き明かす、実にクラシックな装いの本格推理――が、最後であんな扮装までさせる必要はなかったんじゃあ、とも思うんですがそれはまあご愛敬。作中人物・坪井警部補のモデルでもあるつボイノリオ氏の解説付き。乱歩全集最新刊の5は戦前に発表された翻案小説二本立て。
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