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2004年07月21日(水)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040721~.htm#Day21

 けっきょく気を抜きっぱなしだった……
 でもどうにか昨晩のうちに一冊読了。平谷美樹『百物語 第三夜 実話怪談集』(ハルキ・ホラー文庫/角川春樹事務所) [bk1amazon]感想はこちらから。やっぱり首を傾げる部分が多々ありましたが、前二冊よりは遥かに好印象でした。

『英雄伝説VI 空の軌跡 [DVD-ROM初回限定版]』(falcom/Windows98・Me・2000・XP対応ゲーム) [amazon|CD-ROM版:amazon]終盤に差し掛かってます――が、ここへ来て頻繁に経験値稼ぎに出歩かねばならない羽目に。その都度頃合いの猟場が提供されるので厭でも出向かねばならないし。配慮とは言えるが、やっぱりアンバランスという気がする。ちかごろ、こういうルーティンワークがあまり苦にならない精神状態なので付き合ってますが、そうでなければ投げ出してたかも。
『Ys6』のときも思ったことですが、せっかくちゃんとキャラクターのイメージイラストを用意しているのだから、作中の主立ったイベントで一枚絵を使用しても良かったのでは。せっかくキャラは立っているし、フキダシ式のテキスト表示を応用すれば止め絵でも動きのある演出が可能だったはず。次があれば是非一考を。
 ――それにしても、こんな遊ぶごとにちゃんと感想書くぐらいだったら、プレイ日記にして切り出しておけば良かったかなあ。

 打ち立てのアスファルトに近づくと、漂う蒸気に独特の匂いを嗅ぐ。強いて言うなら具の少ないもんじゃ焼きを焦がしたときのような、そんな匂いだ。移動手段がバイク中心になり、舗道に立ち止まる機会が少なくなったせいなのか、私にとっては郷愁を掻き立てられる類の匂いでもある。
 二日連続で気温が38度を超え、アスファルトの熱が50度に達したという今日の帰り道、不安定な大気がにわかに雨を降らせたとき、急激に充満したのはその懐かしい匂いだった。


2004年07月22日(木)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040721~.htm#Day22

 外を出歩いても、吹く風が心地よい。心なしか蝉の声も昨日より元気になった。でも、定義上は相変わらず真夏日なのでした。

 珍しく買ったその月のうちに読み終えました。アガサ・クリスティー/宇佐川晶子[訳]『愛の探偵たち』(クリスティー文庫早川書房) [bk1amazon]感想はこちらから。繰り上げた理由は単純、アニメ版『名探偵ポワロとマープル』の第三話・第四話の原作が収録されているから。同じ理由から、次に読むクリスティー作品は『ポアロ登場』にする予定です。
 更に関西テレビ放送・編著『恐怖の百物語 第1弾』(二見書房) [bk1amazon]も読み終えました。感想はこちらから

 本日のお買い物
1,『ダリオ・アルジェントDVD−BOX』(ImagicaHappinet Pictures) [amazon]
2,『ドッグヴィル コンプリートBOX』(GENEON ENTERTAINMENTartist FILM/1と2、DVD-Video) [amazon]
3,倉阪鬼一郎『42.195 すべては始めから不可能だった』 [bk1amazon]
4,黒田研二二階堂黎人『永遠の館の殺人』(3と4、カッパ・ノベルス/光文社) [bk1amazon]
5,篠田真由美『龍の黙示録 聖なる血』 [bk1amazon]
6,柴田よしき『少女大陸 太陽の刃、海の夢』(5と6、NON NOLVEL/祥伝社) [bk1amazon]

 某氏推薦のまにや向け小説は、明日買うつもりです<買うのかアレを?!
 まず大物二本立て。1は最近入手困難なものが増えていたダリオ・アルジェント作品のうち、代表的なもの4本をデジタル・リマスターのうえ復刻、それをセットとして発売したもので、ファン歴の浅い私には有り難く待望の商品。収録されているのはアカデミー賞女優ジェニファー・コネリー初主演作でもある『フェノミナ』 [amazon]、80年代の作品『シャドー』 [amazon]、監督デビュー第一作『歓びの毒牙』 [amazon]と第二作『わたしは目撃者』 [amazon]。いずれも単品でも発売されてます。2は今年冒頭に公開された実験的かつ衝撃的な作品『ドッグヴィル』 [amazon]と、同時期に劇場公開されたメイキング映画『ドッグヴィルの告白』 [amazon]のセット。前者は個人的に必携だと感じてましたし、後者は劇場で観るつもりでずっと本編の半券を財布に入れていた(提示すると1000円で観られた)のにけっきょく見逃してしまったので、自然にセットを選びました。ちなみに本編を劇場で鑑賞したときの感想はこちら
 3は題名からも察せられるとおり、マラソンをテーマにした本格推理。倉阪さんのことだから普通には済ませないんでしょう、きっと。4はKiller Xシリーズ三作目にして掉尾を飾る書き下ろし。5はシリーズ第四作となる“龍の黙示録”最新刊。6は終末を経た世界を舞台としたファンタジー。


2004年07月23日(金)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040721~.htm#Day23

 酷暑だった一昨日までは普通に寝られたのに、どういうわけか暑さの落ち着いた昨晩になって突如寝付けなくなり、午前5時半ぐらいで諦めて横になったまま本を読み始め、朝のうちに二冊片づけてしまった。
 一冊目は神坂 一『月眠ル地ノ反逆者タチ クロスカディア(5)』(富士見ファンタジア文庫/富士見書房) [bk1amazon]。神坂作品については完結したときだけ感想ページに載せる、という方針に決めたので、ここでのみ触れておきますと――ちと薄い、かな。今回は全篇逃亡劇で、新しい舞台に突入はしたものの新事実が明らかになったという感じではなく、間もなく訪れるクライマックスを控えての伏線のみ、といった趣。相変わらずキャラは立っていて、やりとりが楽しかったのでそれで個人的には充分なんですけどね。
 二冊目は平山夢明・編著『「超」怖い話Δ』(竹書房文庫/竹書房) [bk1amazon]。こっちは感想を書きました。こちらからどうぞ。私がちゃんとつきあい始めたのは竹書房で復活してからですが、復活後の4冊の中ではいちばんいい出来だと思います。うん。

 本日のお買い物
1,『ゾンビ[米国劇場公開版]』(Happinet Pictures/DVD Video) [amazon]
2,倉阪鬼一郎『十人の戒められた奇妙な人々』 [bk1amazon]
3,倉田英之『R.O.D. 第十巻』(スーパーダッシュ文庫/2と3、集英社) [bk1amazon]
4,ヤマグチノボル『シスタースプリング いつかの妹』(美少女文庫/フランス書院) [bk1amazon]
5,原作/田中芳樹、漫画/垣野内成美『薬師寺涼子の事件簿(1) 魔天楼』 [bk1amazon]
6,原作/広井王子、キャラクター原案/藤島康介、漫画/政 一九『サクラ大戦 漫画版(3)』(5と6、マガジンZKC/講談社) [bk1amazon]
7,紗夢猫『神様だもの Volume02』(GUM COM!CS/ワニブックス) [bk1amazon]
8,八神 健『密リターンズ!(2)』(SEED! COMICS/ぺんぎん書房) [bk1amazon]

 1はいくつかのヴァージョンが存在するなか、初めて発売された米国での公開版。他のヴァージョンでも持っていないのでこの機に確保。
 2はこの夏の倉阪三連発第二弾。いわゆる“十戒”の戒律に縛られた人々を描いた連作短篇集。3はかなり無茶なプレイ(おい)に走った最新刊。なんか経路の違う4は、某氏に薦められての購入……薦められたからってこんなのを買う私っていったい。乱暴に説明すると、多方面に暴走した『恋風』です。
 5は最近の田中芳樹作品では最もコンスタントに新作が出ている気がする薬師寺涼子シリーズ、挿絵担当の垣野内氏自らによる第一作の漫画化。6はスローペースに第一作をなぞって、やっとこマリア編に突入した模様。終わるまでいったい何年かかるんだ。
 7は相変わらず煩悩爆発なシリーズの第二巻。テーマは巨乳だとかなんとか言ってますが、主役はたぶん奇妙な猫もどきです。8は復刻愛蔵版第二巻。
 ここしばらく着実に本を読んでますが、作業もゲームも並行しており、結果として漫画がまた溜まりはじめてます。どのくらい溜まっているかというと、8の先月発売の第一巻が未だに手つかずで残ってたり。いま読んでるのは『かりん(3)』……ぼちぼち片づけていかないと。

 ジェリー・ゴールドスミス逝去。


2004年07月24日(土)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040721~.htm#Day24

 どーしようもなく眠かったのでさっさと就寝。いつもなら『ぷらちなロンドンブーツ』まで見るのが習いなのですが、『速報甲子園への道』が入って通常より時間が遅れ気味だったこともあって、『タモリ倶楽部』だけ見てダウン。風邪気味でもあったし。

 で起きたあとはいつも通りに映画鑑賞。本日は、イギリスの有名すぎる伝説を新解釈で描いたジェリー・ブラッカイマー製作、アントワン・フークワ監督のキング・アーサー』(ブエナビスタ・配給)。感想は、「あんなに強いのになんでグウィネヴィアは捕まってたんだ」からどうぞ。

 本日のお買い物
1,『「超」怖い話 呪殺地帯』(BAMBOO COMICS/竹書房) [bk1(ISBN)amazon]
 だけ。いちおうISBNを使ってリンクを作成してみましたが、雑誌扱いなので永遠に商品ページが出てこない可能性もありますご了承を。内容的には、ふつーの怖い話のコミック化で、原作者書き下ろしのエピソード(単行本収録予定なし)二本が入っているだけ、そんな感じです。

 ……まだ眠いので、今日は早めにリタイアします〜。作業のほうで妙な動きがありましたが、そのせいで期限が逆に延びてしまったようなので、今のうちに体力回復させておこう……


2004年07月25日(日)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040721~.htm#Day25

 フジテレビ今年の27時間テレビは楽しいことしかしない、と明言していたが、ほんとーに楽しそうだった。生放送を逆手にとって、他局まで利用してギャグをやるとは。マラソン(?)の極楽とんぼ加藤が途中でTBSの生番組に出演させられる、という展開も、この手の約束を利用していて可笑しかったが、もっと凄いのは『Sma Station 3』と二局同時中継を行い、数分ながら同じ映像を流していたこと。『Sma Station 3』のほうにSMAPのほかのメンバーが出演していることまでがネタになっていて、ありなかいムードに発展している。
 番組のコーナー構成は『めちゃイケ』の企画とノリを踏襲しているだけだが、タレントの起用と扱いが絶妙でいい。無理矢理感動させることを放棄しつつちゃんとお祭にもなっていて、宜しいのではないでしょうか。……サマージャンボバカのオチがあれだったのは出来すぎという気もしましたけど。

 両親が諸般事情からここ数日地元のラジオ体操に参加していて、日曜日も朝が早い。どーせ早いのなら、とついでに私も起こしてもらって、また溜まり気味な観たい映画を一本消化してきました。昨日公開、映画では珍しく全篇で本格的なムエタイを導入し、生身のアクションが展開するマッハ!!!!!!!!』(KLOCKWORXGAGA-HUMAX・配給)。感想は、「ヒロインが載ってたバイク、私のと同じ機種だった……」からどうぞ。


2004年07月26日(月)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040721~.htm#Day26

 どうも『名探偵ポワロとマープル』を見るのを忘れがちです。昨晩はミッチーがゲストで声をあてていたのになー。

 先週の月曜日のこと。連休だからとヴァージンシネマズ六本木ヒルズまで赴いて映画を観ようとしたら大混雑で席を取ることさえ出来なかった。こら平日に時間を作って観るしかない、と意を固めたのだが。
 ちかごろ私の本業のほうは月・火と仕事が少なめだった。そこで午前中、仕事がないことを確認するとさっさと職場を離脱して電車にて六本木へ向かう。思った通り、それぞれの職場に赴くと思しい人は多々あれど、映画館付近はあまり人の姿がない。到着したのは先週とほぼ同じ時間帯だったが、並ぶことさえなくスムーズに座席指定券を獲得して、ゆったりと鑑賞することが出来たのだった。
 ものは海版『WATARIDORI』とこっそり呼んでいた、驚異の海洋ドキュメンタリーディープ・ブルー』(東北新社・配給)。感想は、「みょ〜な知能を持った鮫は出て来ません悪しからず」からどうぞ。演説している途中に喰われるサミュエル・L・ジャクソンも出て来ませんし意味もなく囮になる女の子も出てこない。ていうか、あれの数百倍観る価値あります。それも出来れば劇場で。水流の響きが体感出来るくらいの設備でいっぺん観ておいて損はないですええもう。
 音楽も秀逸だったので、サウンドトラックが置いてあったら買おうと売店を覗いてみましたが、どうにも見当たらない。前売り券を購入するついでに訊ねてみると、「売り切れで注文しているところです」……さもありなん。

 本日のお買い物
1,『不思議ナックルズ Vol.2』(ミリオン出版)
 ここ数日ずっと捜していた雑誌。タイトルを勘違いしていたのと、まさか出会い系だ風俗だの広告盛り沢山なうっさん臭い見た目だとまでは思っていなかったので、場所を見誤っていたらしい。古今東西の怪しげな噂や伝説の類を取材・検証するという趣旨の雑誌で、『新耳袋 第四夜』で語られた“山の牧場”に関するレポートが載っていることから購入したのですが……踏み込みは不充分という気が。他の記事も興味があるものばかりなのですが、全体に定番と言えるようなものばかり扱っているうえ(三角屋敷とか屍体洗いのアルバイトとか)ただ煽っているだけの記述とか既に言わずもがなの結論を再確認しているだけとか事実の検証が足りずに逆戻りしているだけ、とかそんなものが多いので、あくまでこういうカルト臭自体を楽しめるマニア向けの雑誌という感じ。“山の牧場”の記事がなかったら、正直なところ買わなかったと思います。
 ……ところで、乱歩の『三角館の恐怖』は正しくは三角ではありません。読めば解るけど。


2004年07月27日(火)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040721~.htm#Day27

 作業に関する問題で、確認のうえ26日には再度連絡が貰える、ということになっており、それまでいったん手を止めておいて、状況が把握出来たら最後の詰めにかかろう、と午前三時近くまで粘っていたのですが、けっきょく連絡なし。夜が明けたらメールが届いているかと思って、出社後にチェックするも届かず、午後五時に至る。午前中におおよその片を付けて、夕方からの某オフ会に心置きなく参加するつもりでいたのだが――ま、仕方ないので、あんまり気にせず参加することにする。残っているのは調整だけだし。

 本日のお買い物
1,大井昌和『ちぃちゃんのおしながき(1)』(BAMBOO COMICS/竹書房) [bk1amazon]
2, 同 『ひまわり幼稚園物語 あいこでしょ!(6)』(電撃コミックス/Media Works) [bk1amazon]

 二社で同時発売の新作。1は竹書房の4コマ各誌に掲載された、10歳の板前少女のお話。2は大きな山を越えたらしい。

 ――そんなわけでちょっと出かけてきます。日中のモラトリアムを利用して一冊読み終えましたが、その感想は帰宅後か明日以降に。


2004年07月28日(水)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040721~.htm#Day28

 昨晩の更新のあと、柴田よしきさんのメーリングリストのオフ会に参加してきました。例によって映画の話もしたりしつつ、二時間半ほどもんじゃを食い倒す。こういうタイプのオフ会は久々ということもあり楽しいひとときでした。

 昨日宿題にした感想はその柴田よしきさんの最新刊、『少女大陸 太陽の刃、海の夢』(NON NOLVEL/祥伝社) [bk1amazon]こちらからどうぞ。当然ながらサインを頂戴しましたが、その間わたしがあれこれと話しかけてしまったためにレアなものになってしまった。
 それから就寝するまでに、並行して読んでいた三谷幸喜『三谷幸喜のありふれた生活3 大河な日日』(朝日新聞社) [bk1amazon]も片づけました。感想はこちらから。これで、今月中に読んでおきたかった本はあらかた消化。芦辺さんの新刊二冊は――作業が終わってからのお楽しみに取ってあるのっ。両方とも一気に読みたいのっ。

 本日のお買い物
1,『IN☆POCKET 2004年07月号』(講談社) [bk1amazon]
2,『「ディープ・ブルー」オリジナル・サウンドトラック』(Sony Classical/CD) [amazon]
3,岡村靖幸『ミラクルジャンプ』(Universal Sigma) [amazon]
4,槇原敬之『僕が一番欲しかったもの』(東芝EMI/3と4、Maxi CD) [amazon]

 1はほんとうは昨日の買い物。京極夏彦氏の新連載が始まったので――たまにはリアルタイムで読んでみようかな、という気を起こして。
 2は劇場で買うつもりが売り切れだった問題のサントラ。3はいつの間にかユニバーサルに移籍して本格的に再始動していた岡村靖幸の移籍後二枚目となるシングル。『岡村と卓球』の濃厚なスケベっぽさからポップ路線に回帰した詩と曲調が却って健在ぶりを窺わせます。それにしてもなんて凶悪なジャケットだろう。4は来月発売予定の移籍後初アルバムの先行シングル。ドラマ主題歌である表題作と、それをセイン・カミュによる英訳で歌い直したヴァージョンとインストとを収録し、ついでにシングルとアルバムのジャケット撮影風景をCD EXTRA方式で同梱した初回版。『世界に一つだけの花』『ハトマメ』の槇原ヴァージョンを収録したアルバムを買わないはずがないので、英訳版と撮影風景のみ目当てで購入したのですが……詩としての約束がまるで整っておらず、ただ訳しただけだったのが残念。撮影風景のほうは十中八九、CCCDにされるのを回避するためだろうと睨んでいるので、てきとーで構わないのです。


2004年07月29日(木)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040721~.htm#Day29

 とある理由から下がったモチベーションを戻すのにえっらい手間取ってます。

 elfファンクラブ会報に入っていたゲームを遊んでみる。『野々村病院の人々』の探偵が『ワーズワース』の世界に召還されて謎解きをする、という設定。主人公が探偵であるという以外は舞台・キャラクター・操作方法などほぼ『ワーズワース』そのまんま。メインパソコンのOSがWindows XPになってから『ワーズワース』は遊べなくなってしまったので、なんだか懐かしい気分に浸りつつ遊んでみる。
 描き下ろしグラフィックは僅か、女の子ひとりだけ声入りであとはテキスト以外ほとんど使い回しという省予算ながらけっこう遊べました。仕掛けと呼べるほどのものはないが謎解きもちゃんとある。ファンクラブ限定販売ソフトを出さなくなって久しいですが、最近はこうして会報に収録という形でコンスタントに軽いゲームを提供してくれるのが嬉しい。一晩で終了させてしまいましたけれど、その分量も程良い。XPで遊べなくなった『ワーズワース』を若干のおまけ付きでXP対応にしたものを秋頃リリースするとかで、その宣伝みたいなものなのでしょうが、ちょっとのせられてみたくなります。コントローラーでざくざく敵を切って歩くのがなんか楽しいの。
 会報の冊子のほうには八月末発売の『下級生2』に関する情報を収録。眺めながらふと、「……これのシナリオってあの人じゃなかったっけ」と首を傾げているのですが……まあ、あのゲームは“シナリオ”というより“イベント”なので、そんなにテキストは重要じゃなかったりするので、こっちとしちゃ出てくれるだけで構わなかったりして。


2004年07月30日(金)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040721~.htm#Day30

 積み上げた漫画の消化に努めつつ、森生まさみ氏の文庫版解説書かせてくれないかな〜、などと妙なことを考える。それをここに書いてたらそのうち叶ったりしないかな〜、とか。……いや、いいんです。書いてみただけ。

 amazon.co.jpのアソシエイト・プログラムの支払いが異常を来していた模様。昨日の夕方にギフト券による支払い通知の第一通が届いたあと、以後だいたい一時間に二通のペースでまったく同文のギフト券が送られてきた。夕方ようやく停まったが……何が起きたのやら。

 本日のお買い物
1,『解夏』(フジテレビ幻冬舎、電通、アルタミラピクチャーズ、東宝) [amazon]
2,『レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード コレクターズ・エディション』(Sony Pictures Entertainment/1と2、DVD Video) [amazon]
3,福澤徹三『壊れるもの』(幻冬舎) [bk1amazon]
4,ミネット・ウォルターズ/成川裕子[訳]『蛇の形』 [bk1amazon]
5,松尾由美『バルーン・タウンの手品師』 [bk1amazon]
6,黒川博行『ドアの向こうに』(4〜6、創元推理文庫/東京創元社) [bk1amazon]
7,大橋 薫『真澄鏡』(Daito Comics FR/大都社) [bk1amazon]
8,西川魯介『野蛮の園2』(JETS COMICS/白泉社) [bk1amazon]
9,近藤るるる『黒蘭〜反逆の黒髪〜 巻ノ弐』(Kadokawa Comics Dragon Jr./角川書店) [bk1amazon]
10,小池田マヤ『聖☆高校生(7)』(YOUNG KING COMICS/少年画報社) [bk1amazon]

 1はさだまさし原作の美しき日本映画。同じ原作に基づいた連続ドラマ『愛し君へ』がかなり駄目だったので、これの発売を楽しみにしてました。じわじわと視力を失っていく主人公役・大沢たかおの細やかな感情描写と、それを一身に支えようとする恋人役・石田ひかりの可憐すぎる笑顔、加えて全篇を彩る長崎の情景。ただただいい映画です。劇場で鑑賞したときの感想はこちら
 2はエル・マリアッチ三部作の掉尾を飾る一本、公開からあまり間を置かずにDVD登場。より英雄的な存在感を増したアントニオ・バンデラスもさることながら(弾切れになれば向こうから銃が飛んでくるし)、やることがいちいち意味不明なジョニー・デップが素敵なのです。劇場で鑑賞したときの感想はこちら
 3は福澤氏の書き下ろし最新作。恐らくホラーなのですが、帯の何処にもそうとは断言していないのがちょっと意味深です。4は文庫オリジナルの最新刊、交通事故死として処理されたある女性の死から始まるミステリ。5は妊婦ばかりの集まる架空都市バルーン・タウンを舞台にした連作第二巻。5は警察小説コレクション中もっとも本格趣向の一作とのこと。
 7はどうやらラポートから発売されていた単行本を、『ファンロード』の版元以降に合わせて再刊したものらしい。旧版は持っていないからいいのだけど……絵がまあ古いこと。8は高専を舞台に、したことにいったいどんな意味があるのか解らない機械と野郎とメガネっ娘と一部クトゥルー風味のシリーズ第二巻。9は掲載誌を渡り歩いた末に合計六巻目の本書でついに完結。10は……相変わらずぐっちゃぐちゃな最新刊。


2004年07月31日(土)
http://www7a.biglobe.ne.jp/~tuckf/Diary/20040721~.htm#Day31

 週末恒例の映画鑑賞。
 最近は初日のものを中心に鑑賞してましたが、本日はいろいろ考慮した結果、前売り券を買ったはいいが他のものとの兼ね合いですぐには観られなかったもののなかからチョイス(つまり複数あるということでして)。ケヴィン・コスナー監督・製作・主演、実に『許されざる者』以来と言われるハリウッド発の本格西部劇『ワイルド・レンジ 最後の銃撃』(日本ヘラルド・配給)。感想は後日、この辺に。まさにオーソドックス極まる娯楽西部劇、二時間を超える尺も感じさせない佳品でした。
 観賞後は銀座界隈を徘徊して前売り券を仕入れたり買い物したり。初めてシネカノン有楽町の窓口を確認しましたが、実に高級な佇まいでちょっと吃驚。売店も喫茶店として独立しているし。ここでかかる予定の『誰も知らない』は混雑が目に見えているためすぐには観に来ないつもりですが、劇場のなかを観るのがちょっと楽しみ。

 本日のお買い物
1,篠房六郎『ナツノクモ(2)』(IKKI COMIX/小学館) [bk1amazon]
2,鯨 統一郎『喜劇ひく悲奇劇』(ハルキ・ノベルス/角川春樹事務所) [bk1amazon]

 昨日の買い漏らしを……と思ったのですが見つけられたのは1だけ。もう一冊あった漫画は数が少ないとかで売り切れており、他の店に行く余裕はなかったので小説も捜せず。
 1はハードな展開が続く作品……ですが、前巻あまりに遊びがなかったのを反省したのか著者が保たなかったのか、二巻目にして書き下ろしで色々と暴露してます。そういや、表紙だったわりに目立たない女性だったよねー。
 2はいただきもの。毎回ありがとうございます〜。回文愛好者たちが集った館で起こる連続殺人を扱った超絶ミステリ。

 これから再びお出かけします。


宣伝とかお薦めとか告知とか。


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