秋になると多摩市のあちこちの神社でお祭りがおこなわれます。
それぞれの神社がそれぞれの故事来歴に基づいて祭礼を行うので詳しいことはわかりませんが、だいたい毎年9月に山車(だし)や神輿(みこし)を繰り出して大太鼓を打ち鳴らしながら近隣を練り歩くパターンが多いです。
町内会も山車や神輿を持っていて、それぞれがどこかの神社の下部組織になっているようですが、相互乗り入れでお祭りを開催しているところもあるようです。
なんだかよくわかりませんが、楽しければいいと思うかもきちです。
毎年9月の土曜日と日曜日は、市内各地の神社の祭礼が重なり、あちこちで大太鼓の音が響きます。
秋祭りのしめくくりには、小野神社から山車、神輿、大太鼓にお囃子を連ねた行列が宮下通りを抜けて、聖蹟桜ヶ丘駅前を練り歩きます。雷鳴のような音でとどろく大太鼓の音に鼓舞されて、大勢の人で盛り上がります。
新興都市の聖蹟桜ヶ丘にも古くからの伝統が力強く根づいているのです。
(2005年9月)