ナンプレ二国同盟の見つけ方 3×2通り

二国同盟には、ブロック／縦列／横行の３種類があります。

(ブロックで二国同盟を見つける削除法と追い出し法)さらに、二国同盟を見つけた後、空白マスの数字を確定する方法が、マス内での削除法（消去法）とマス外への追い出し法の２通りあります。よって、二国同盟の見つけ方は3×2通りになります。

二国同盟を見つけても数字が確定しない場合もあります。

二国同盟の見つけ方は3種類ブロックと縦列と横行

二国同盟法で数字を確定するには、まず、二国同盟の存在を見つけなくてはいけません。

ブロックの場合の二国同盟の見つけ方右図で、縦８列・横B行には、９と１があるので、上段右のブロックで、９と１が入れるのは、A9,C7だけです。上段右のブロックで、元々、９と１が入れるマスは６箇所あったのですが、そのうちの４箇所から１と９が削除されて、A9,C7で19の二国同盟が成立しました。

I4 ,E4に13の二国同盟が見つかりました。

この時、I4とE4が同じ縦４列にある事が重要です。見つけた後の空白マスの数字の確定削除法に続く。

縦列の場合と、ほぼ同じなので省略。

二国同盟を見つけても、それが直ちに数字の確定につながるとは限りません。数字の確定には削除法と追い出し法の２通りがあります。

右図：縦4列で、1と3の二国同盟が成立し、Ｅ４とＩ４のどちらかに、1と3が入ります。

よって、縦4列のＥ４とＩ４以外のマスには、3は入れません。

つまり、C4には3は入れません。
右図：横C行には１，２，４，５，８が、縦4列には９が、上段中のブロックには７があるので、C4のマスに入る数字の候補は3と6だけです。

ところが、3は、二国同盟でC4には入れませんから、C4のマスの候補3が、マス内から削除され、6に確定します。

二国同盟が成立しても数字が確定しない場合右図のように、上記以外の二国同盟が３組あります。（Ａ６,Ｇ６の縦列の３９同盟、Ｅ４,Ｅ５の横行の１３同盟、Ｄ７,Ｄ８のブロックの３６同盟）しかし、空白マスが確定するのは、Ｅ４,Ｉ４の１３同盟だけです。

右図：横Ｄ行には１と９があり、縦１列にも１と９があります。従って、中段左のブロックで、１と９が入れるのはＥ３とＦ２だけです。E3とF2で19のブロックの二国同盟が成立。
右図：3つの２により、中段左のブロックで２の入れるのはＤ３とＥ３だけです。
Ｅ３には、二国同盟により１か９が入るので、Ｅ３の候補から２がＤ３へ追い出されます。Ｄ３に２が確定します。