草加市長への手紙で草加市の小学校の安全管理体制を問う

草加市「市長への手紙」及び「市長へのEメール」取扱要綱(g-reiki.net)によると、『第4条 市長への手紙等は、市長室広聴相談課において受付を行い、その内容について市長へ報告し、市長からの回答又は所管課等による対応のいずれかの方針の決裁を受けるものとする。』と、書かれています。

草加市長への手紙の特徴

市長への手紙を入れる封筒
  1. 提案や意見の文字数に制限はありません。
  2. 図や写真なども送れます。
  3. 市長への手紙は、市内公共施設(谷塚・松原・新田サービスセンター)に配置してある所定の用紙(わたしの提案)に記入し、右図の封筒に入れ、切手不要で送付することができます。
詳しくは、市長への手紙(市長室 広聴相談課の公式ホームページ)

一方、草加市長へのEメールは

  1. 提案や意見の文字数は制限があって、1000文字以内です。
  2. 図や写真は送れません。
市長へのEメールを投稿できる草加市役所の公式ホームページ市長へのEメール(SSL対応版)

草加市長への手紙の使用例

以下、草加市長への手紙の文面と写真(令和6年11月20日)

【件名】草加市の学校の安全管理体制について

  1. 草加市 小学校 校庭 釘
    • 2023年4月13日
      杉並区立荻窪小学校の児童が転倒して釘にひざを打ちつけ、十数針縫う怪我をする事故が起きました。
    • 同年5月16日
      校庭の釘で児童大けが 文科省が全国に安全点検を通知|NHK首都圏のニュースで報道。
      『事故を受けて文部科学省は5月12日、各学校で安全点検が確実に行われるよう、全国の教育委員会などに通知しました(文部科学省総合教育政策局 男女共同参画共生社会学習・安全課安全教育推進室 学校安全係)。通知では、校庭などで釘やガラスなどの危険物がないかなどについて点検をするよう促しています。』
      ニュースに見られるように、この小学校の校庭の釘の問題は、一部の学校だけに見られるヒューマンエラーでは、ありません。校庭の釘問題は、全国的、構造的な問題です。
      草加市でも起きているかも知れないと思い、ある一つの小学校を調査しました。
      全国の教育委員会に安全点検を徹底するよう通達したのは、5月12日です。にも関わらず、草加市の小学校の校庭で釘が発見されています。
    • 同年6月1日
      校庭で釘5本が見つかりました。職員室の管理職に報告しました。
    • 同年6月8日
      校庭で釘1本が見つかりました。
    • 同年10月19日
      校庭で釘3本が見つかりました。
    • 同年11月2日
      校庭で釘1本が見つかりました。

    草加市の小学校の校庭で、発見された合計10本の釘の写真が、下図です。発見された合計10本の釘の写真

  2. 危険物の管理
    写真A、Bは、下駄箱の隣に設置された棚に置かれていたものです。
    1. 2024年6月20日撮影
      下駄箱の隣に設置された棚に置かれていたペグの写真
    2. 2024年11月7日撮影
      下駄箱の隣に設置された棚に置かれていた大きな錆びたペグの写真 この錆び方からすると、長い間、地中に埋められていたものと、推察されます。 また、この棚には雷管も保管されていました。
  3. 防火扉
    • 2024年11月7日撮影
      南校舎東側の階段にある防火扉は、閉まらないようにビニールテープで固定されています。
      防火扉としての機能が失われています。ビニールテープで固定された防火扉の写真 また、『非常口です。物を置かないでください。』という張り紙があります。ところが、反対側の扉には、机が何個も並べてあります。
    • 2024年11月7日撮影
      非常口の前に机が並んでいます。これでは、防火扉は閉まりません。非常口の前に並ぶ机の写真

以上の写真は、すべて同じ小学校で撮影されたものです。

わたしの提案
  1. 前述の1.2.3.のような事案が起きていないか、市内の22小学校を調査して、適正な安全管理体制の指導をお願いします。
  2. 防火扉の件は、学校の体制と共に教育総務部学校施設課の問題でもあるので、当該課にも事情を尋ねてください。 また、防火扉の上部についているラッチの点検が、どれくらいの間隔で行われているかも尋ねてください。

なお、南校舎東側のラッチは「温度ヒューズ式」で、西側のものは「電磁式」のようです。

草加市長への手紙が作られたきっかけ

草加市長への手紙は木下博信 第15代 草加市長が作りました。

そのきっかけは、2010年2月の横断歩道を歩行中の女性の交通事故でした。

横断歩道はあるがドライバーは手前の細道、その先の信号を見ていて、目の前にある横断歩道を、あまり意識していないように感じ。その事を、草加市にお話する機会があって、連絡先を記入し伝えた。

今日(2010年03月31日)、木下 博信 草加市長から直々に、お悔やみの言葉と、対策強化の報告メールが届きました。

横断歩道の標示など交通規制を所管している草加警察署、安全対策など、県道を管理している埼玉県越谷県土整備事務所、各担当者達と、17日に事故現場の立会いをしてくれたそうだ。

『横断歩道の表示は問題無いが、草加警察署と協議し、事故防止の安全対策として、越谷県土整備事務所が、横断歩道を更に強調するため、「減速ライン」 を標示することになりました。』こう報告をいただけた。

母さん。草加市長殿が、たった一人が感じた事に耳を傾けてくれて、関係者達と事故防止の為に、市と連携し動いてくれました。

草加市長からの手紙 | 母への言葉・草加市での出来事

詳しくは、草加市長への手紙は木下博信 元草加市長が作った

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最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。