超瞑想呼吸法神髄No.5
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私の場合、当初は吐く息をいかに長くするか?が命題だった。 したがって早朝から深夜まで息を吐きながら、時計の秒針ばかりを見つめていた。
息の吐き始めから・息を吸う際までを吐く息の長さとしてタイムを計っていた。 吐いて 吐いて 吐いて・・ 洩れて 洩れて 洩れて・・ 止めて 止めて 止めて・・ 常に自分の限界を超えるべく息を吐いていた。吐く息も洩れる息も無くなり、更に自分の限界を超えるには、息を止めて止めて伸ばしていくしか仕方なかった。 しかし、息を止めるにあたって胸が詰まっていないか?頭に血が昇っていないか?これだけは注意して行った。結果、これが非常に良かった。息止めの間に“空”を実現すべく、からだ内部の緊張、詰りを点検し、更に抜く作業を繰り返し、自分でもう限界だと感じたところで、ゆっくりと新たな息(真気)を吸い上げていった。 しかし不思議なことに先程は自分で限界だと感じたにもかかわらず、息を吸い上げていく途中で常にもう10秒やそこら頑張れたのではないか?という気持ちが湧いてくるのだった。 その気持ちが結果、当初(1989年)30秒吐くのが精一杯だったのが、2000年の暮れには吐く息だけで6分を超えるようになった。 そしてその後、吐く息の長さにはチャレンジしていない。 その必要性を感じなくなったのか・・・ |
気功と空手の武澤塾
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超瞑想呼吸法神髄
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