超瞑想呼吸法神髄No.5

 私の場合、当初は吐く息をいかに長くするか?が命題だった。 したがって早朝から深夜まで息を吐きながら、時計の秒針ばかりを見つめていた。

息の吐き始めから・息を吸う際までを吐く息の長さとしてタイムを計っていた。

吐いて 吐いて 吐いて・・

洩れて 洩れて 洩れて・・

止めて 止めて 止めて・・

常に自分の限界を超えるべく息を吐いていた。吐く息も洩れる息も無くなり、更に自分の限界を超えるには、息を止めて止めて伸ばしていくしか仕方なかった。

しかし、息を止めるにあたって胸が詰まっていないか?頭に血が昇っていないか?これだけは注意して行った。結果、これが非常に良かった。息止めの間に“空”を実現すべく、からだ内部の緊張、詰りを点検し、更に抜く作業を繰り返し、自分でもう限界だと感じたところで、ゆっくりと新たな息(真気)を吸い上げていった。

しかし不思議なことに先程は自分で限界だと感じたにもかかわらず、息を吸い上げていく途中で常にもう10秒やそこら頑張れたのではないか?という気持ちが湧いてくるのだった。

その気持ちが結果、当初(1989年)30秒吐くのが精一杯だったのが、2000年の暮れには吐く息だけで6分を超えるようになった。

そしてその後、吐く息の長さにはチャレンジしていない。

その必要性を感じなくなったのか・・・

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No.1
気を体得する上に於い
て大事なことは・・・
No.2
過去、三度の全身スパ
ークを体験して・・・
No.3
それ以前の状況を少し
説明すると・・・
No.4
しかし、ここで勘違い
しないで頂きたい・・
No.6
そのきっかけはと言え
ば、西野流呼吸法・・
No.7
百会の大爆発という衝
撃があまりにも・・・
No.8
気の神髄は「呼吸に有
り!」と知って・・・
No.9
そのきっかけはと言え
ば、西野流呼吸法・・
No.10
「自分でも信じられな
い!」真夜中・・・
No.11
光の感覚を味わったの
は、今から11年前・・
No.12
西野先生がらみのエピ
ソードを一つ・・・
No.13
すべて西野先生が稽古
の中で見せた真息・・
No.14
今の呼吸法に辿り着く
キッカケは・・・
No.15
西野先生の気のパワ
ーは・・・

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