超瞑想呼吸法神髄No.12
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西野先生がらみのエピソードを一つ紹介します。 1991年10月17日(火) 広島市民大学講座の講師としてアステールプラザに来られたときのこと。 空手の弟子10数名を連れて西野先生の講演を聞きに行った。最前列、西野先生の真正面に私が座り、その左右に弟子達が座った。 講演が始まりしばらく経ったあたりから、自分の身体の異変に気がついた。はらわたが震えている・・。そして、その感覚は次第に強まっていく。叫び出しそうになる衝動を必死に堪えていた。 そのときは考えも及ばなかったけれど、後日冷静に判断してみると、知らずのうちに、西野先生の気をまともに受けていたのだと分かった。 始めて西野先生と手を合わせた1989年の2月は何にも感じなかった自分が、ひたすら呼吸法を繰り返すうちに百会の大爆発という体験をし、(その頃には空手の弟子達を触れずに飛ばしていた)大きく気のチャンネルが開き、自分より大きな気に対してあのように反応していたのだ。 講演の最後、対気を見せるということで、西野先生がステージの左端に移動したとき、一瞬我が目を疑った・・西野先生の周りに2〜3メートルはあろうかという程の光の輪が見えたのだ。まさか!?これはステージの照明による目の錯覚だと思い、2度3度とよく目を凝らして見直してみたが、やはり西野先生の身体から発する気の光だと分かり驚愕した。そしていよいよ対気となり一人の男性指導員が西野先生の手前7〜8メートルのところに立ち、身体を震わせながら一歩も前に進めないでいる・・。分かる分かる、不思議な納得!! 西野先生のあの気を見た自分があの場に立ったとしても、やはり前には進めないであろうことは痛い程よく感じた・・。 と云うように始めは自我に固まっていた自分が、西野先生と手を合わせても何の凄さも感じず、只の御老人(失礼)くらいにしか思わなかった(しかし、あの細腕が日本刀のように感じた)が、呼吸で自己に働きかけることにより、自然と自己変革が行われていたのだ。 そして、真実を見る目も自然と養われていたように思う。結果、西野皓三という呼吸法の達人の凄さが痛い程、分かってきたのだった。 |
気功と空手の武澤塾
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超瞑想呼吸法神髄
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