超瞑想呼吸法神髄No.14
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と云うように、今の瞑想呼吸法に辿り着くキッカケが西野流呼吸法だった訳です。 前にも言ったようにそれ迄、気を求めて自分なりに色々とやったものだが・・・ 「気の神髄は呼吸に有り」「人生は呼吸で決まる!」 と言切り、実際に稽古場でその呼吸の片鱗を見せてくれる西野先生が居たからこそである。惜し気も無く見せることが出来るということが、実は最高の教えなのだ! 本をいくら読み漁ったとしてもまた、言葉で聞いていくら納得しようとしても、気の奥義は絶対に体得しうるものではないのだ。 師匠のすべてを見て感じることが重要なのだ。 私が最初に感じたのは西野先生と自分との呼吸におけるギャップだった。 稽古で西野先生が口にするのは「ハイ・無理をしない」「気持ち良くやる」だった。この言葉はウソではないのだが(当たっている)、言われた通りやっていると西野先生が一呼吸する間にこちらは5回も6回も息継ぎをすることになる、又そうでないと とてもじゃないがついていけない。 あの人間離れした呼吸は何なんだ? もし稽古場で西野先生が30秒や40秒そこらの吐く息で、呼吸は適当に気持ち良くやれば良いと言っていたのなら、おそらく自分がここまで呼吸法を追求することは無かったと断言できるのです。 何故ここまで呼吸法にのめり込んで行ったかと云うと、先程言ったように痛切に西野先生と自分との呼吸にギャップを感じたからなのです。 何故稽古の中において1分を越えて息を吐く必要があるのか? それもとても涼しそうに悠々と・・その意味を知るにはとりあえず自分もそこまで行ってみなければ分からない・・ しかし、西野流呼吸法を始めた当初は中々思い通りに呼吸法が出来ず自分自身、疑心暗鬼にもなりつい適当な呼吸でお茶を濁そうとするもう一人の自分が居たりして、迷ったりもした。 が、ある瞬間「ハッ」と気が付いた! 気を求めて色々とやってきたが今自分が取り組んでいるのは西野流呼吸法だ、なのに自分ときたら“気”が知りたい体得したいという思いがあるのにもかかわらず、呼吸が辛いが故に、呼吸法そのものから目を反らそうとしている・・ その瞬間(とき)本当に感じたのです・・ 呼吸法を離れて気の神髄は絶対に掴めないと・・ ならば“気”がどうのこうのとゴチャゴチャ考えるのを止めて呼吸法だけに集中しよう! そう決心したら色々な迷いが吹っ切れて、本当に呼吸そのものに集中できるようになったのです。 そうしている内に単純な疑問が湧いてきたのです・・・ |
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超瞑想呼吸法神髄
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