京アニ「Kanon」舞台探訪

−横浜編 第24話−



舞台探訪者の心得
 ・探訪先では、地元の人の迷惑にならないように行動する。
 ・観光地でない場所や公共施設でない場所への探訪,撮影には十分注意する。
 ・探訪者の多い場所での行動は控えめに。


 寝坊が治った、…と思ったのもつかの間、相変わらず朝目が覚めない名雪。
 朝のキッチンには、エプロン姿の秋子さん。
 そして、学校には退院した制服姿の栞と、舞と佐佑里さんの姿が。

 まるで奇跡でも起きたような、幸せな日常生活。
 そう、そこに彼女の姿が無いことだけを除けば…。

 第24話 「夢の果ての追復曲〜kanon〜」



 学校帰りに商店街を歩く祐一。

秋子「祐一さん」

 そこでデジャヴュにとらわれて振り返ってみると…、
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秋子さん

 そこに立っていたのは、秋子さん。
 このシーンは、第4話にリンク。あゆと聞き間違えたのは、以前に同じ場所で同じシーンがあったからなんですね。芸コマ。

祐一「秋子さん…」


秋子「誰かと、間違えた?」


祐一「あいつが、『祐一さん』なんて言うわけないのに、ハハッ…」

 そんな祐一の心情を察してか、秋子さんは祐一とお茶へ。

祐一「でも、本当に良かったです。事故の後遺症が無くて」

 そこで祐一は秋子さんから真実を告げられる。
 あゆが、まだ生きている事を。
 そして、七年前のあの事故から、昏睡状態で意識が戻らないでいる事を…。
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「夢を見ている誰かは、夢の中で一つだけ願いをかなえる事が出来るんです」
「願い事は、長い長い時間を待ち続けたその子に与えられた、プレゼントみたいなものなんです」
「…だから、どんな願いでもかなえることが出来た」

「病気の女の子を治すことも、事故にあった人を救うことも、
怪我をした友だちを治すことも…」

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祐一「願いごとは、一つじゃないのか?」


「その子の大好きな誰かにずっと笑っていて欲しい、
そんな風に願ったんじゃないでしょうか…」


教会を出る祐一(1)


教会を出る祐一(2)



商店街

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 そして、舞の言葉をきっかけにして、祐一はあゆを迎えに行く。
 七年前の、約束の場所へ…。

あゆ「冬…、」

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あゆ「雪の舞う町…」

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あゆ「新しい足跡を残しながら、商店街を駆け抜けることが好きだった」

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あゆ「春、雪解けの町」

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あゆ「かたむけた傘のすき間から、かすむ街並みをながめることが好きだった」

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 そして…、

  あゆ「遅いよ、祐一くん」
  祐一「悪い、今度は本当に遅かったよな…」

 24話に渡る、京アニ「Kanon」、ここにエンディングです。

 (このラストシーンの続きは、たぶん、次の『京アニ「Kanon」−守口市駅編−』で)

 本探訪記内の京アニ「Kanon」の登場人物のセリフの著作権はVisualArt's/Key/百花屋 にあり、当該作品の副次的な視点提供を目的として引用しています。

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 ・閑話休題−その1− 京アニ「Kanon」は実写の“ロケ”の手法で作られた?
 ・閑話休題−その2− 京アニ「Kanon」横浜探訪記 JavaScript公開
 ・閑話休題−その3− 『京アニ舞台探訪シンドローム』

 最後になりましたが、今回の探訪で参考にさせていただいたサイトさんです。感謝。

お箸が重い 
 京アニ・Key作品の舞台探訪と言えばこの方。今回も大変参考にさせていただきました。
 純度標準 - Kanon 聖地巡礼 - 神奈川県横浜市
 札幌編に引き続き、今回も参考にさせていただきました。