パートナー,家族などとの共同生活。



ADD者と生活をする人間は、大変な心労を課せられる。ADD障害が理解されない間は、特に不当な負担に感じられる。是非、ADD障害が、本人のせいではなく、生まれつきの障害であり、根本的な完治はしないことを理解してもらう必要がある。そう理解してもらうように、専門書を示したり、医師の診断を示す必要がある。

パートナー、家族に負担をかけているという負い目も、ストレスを生み出す。相手に理解を求める努力が先決。
必ず理解してもらえるわけではないし、仮に理解しても感情的に疲れていてつい愚痴が出る場合があるかもしれないが、それに対して感情で返してはならない。自分のせいではないのだと理解していれば、周囲に対し余裕も生じてくる。

むろん、自分が一番努力をしなければならないが、部分的にパートナーや家族に肩代わりしてもらう必要がある。歩けない人が車椅子を押してもらうようなものだ。

必要に応じて管理してもらう必要がある。えてしてそれが支配されることになる危険性があるが、計画はすべて自分で立て、その実行のために時間管理をするのだ。どれに優先順位を置くべきか、どれを明日やって良いか、どれはやらなくて良いかなどとりあえず自分で考え、そのうえで相談をして最終決定をする。

人との約束、仕事の予定など要所要所で知らせてもらえればかなりスムースにゆく。
金銭の管理も自分でやるべき事はとりあえず自分でやってみて、管理を支援してもらう。時間が経てば、結構自分だけの力でできるようになる。

いくら親しい人間とはいえ、人間の感情がいつも安定しているわけではなく、時に感情的な言葉を投げつけられることもある。言葉を返す前に十頭の中で数えることを常に意識しておけば、出来るようになる。基本的に、自分はその人に助けられているという意識しておくべきだろうが一方的な我慢を強いられれば、後々まずくなる。理性的に必要な反論はする必要があるだろう


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