自己診断

ADDの自己診断はかなり難しく、紛らわしい症状が他にもたくさんあるが、最低限当てはまる条件は、子供時代から同じ障害が続いてきたことだ。生活を工夫してきて、目に見える障害は減ったが、基本的に集中力不足が続いているなら疑いはある。

集中力が持続せず、何事も達成できない。
すぐ他のことに注意を逸らされ、一つの作業を続けられない。
するべき事の優先順序が決められない。
物事を先送りできない
計画を立てられない。立ててもその通りに出来ない
整理整頓が出来ない。
時間にルーズ。
会話が不得手で、話の流れに乗れない。
人間関係でトラブルを起こす。
ケアレスミステイクを繰り返す
何かに集中すると、他のことが全く出来なくなる。
睡眠、食事、洗顔など毎日の繰り返し作業がきちんと出来ない。
金銭的にルーズ。
行き当たりばったりの生活をし勝ちでまともな仕事に就けない場合が多い。
自営業が不可能。



などの問題が続いているようなら、ADDの疑いがある。ただし、自分で矯正したり他の人間がカバーしているために、それらの問題が表面化ていないばあいもある。ADDで整理整頓が不得手であることを強く意識し、人並み以上に掃除が出来るADD者もいるが、掃除に全エネルギーを費やして他のことが全くだめという場合が特徴。普通の人で有れば、掃除がきちんと出来る人は、計画もきちんと立てられるし、金銭感覚もしっかりしている場合が多い。
それから、本当に性格的にだらしがなくて上記の条件に当てはまる場合もある。失恋や受験失敗、失業などが原因で上記の障害が現れる場合もある。
ADDの結果、二次障害が現れて上記の条件からずれる場合もある。
またADD者は他の障害を共存させているケースが多い。LD(学習障害),AS(アスペルガー症候群)など。似た障害の原因参照

上記の他にいろいろなチェック項目があり、関係書物や関係ウェブサイトにもある。自分がADDであるかどうかの見当はつけられる。が断定はしない方がいい。断定できるのは、知識を持った専門家が慎重に診断してからのことだ。


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