「捕鯨船”チャールズ w. モーガン”」の船体部分の製作記録です
甲板の上の構造物はほぼ出来上がり。続いて、甲板周りの製作です。
Charls W.Morganは7艘のボートを積んでいます。そのうち2艘はShelterの屋根に、5艘は船体の横に張り出したDavitsに取り付けられています。
まずはDavitsを製作。Davitsを船体にテープで取り付けてみました。これが船体の周囲にボート5艘分つきます。これを全てつけてしまうと、この後のリギングにかなり邪魔なので、塗装を行ったあと、いったん船体周りの作業は中断します。その後は、いよいよマストを立て、リギングに入っていきます。
写真と解説 |
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キットの角材の先端を切り取って、別途作成した滑車部分をつなぎます。(写真、上側) 約3mm角の角材に、3個の滑車が入るので、結構細かい加工になります。 キット付属の角材に直接穴あけ加工をしてもいいのですが、今まで何度か挑戦してうまく行ったためしがありません。試行錯誤の結果、ここでご紹介する方法が今のところのベスト解です。 |
そこで、キットに入っていた一番薄い板(約0.8mm厚)をやすりで薄く削り、厚さ約0.4mmにし、これを7枚の短冊に切り分けます。 7枚の短冊は、後でそれぞれ10個に切り離して、10個のDavitsの先端部分になるように組み立てます。 下の写真は、このあとの加工のために、ケガキき線を入れたところです。 7枚の短冊のうち、3枚は、さらに縦に3つに切ります。 |
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これが滑車になるわけですね。 10本のDavitsに3個ずつ滑車が組み込まれていますから、全部で30個の直径2mmの円盤を切り出すことになります。彫刻刀の半マルを使うと、きれいな円盤が切り出せます。 切り出した円盤は、残してある4枚の短冊のうちの3枚に接着し、3つに切り分けた細い短冊を、円盤の両側に接着します。 その結果したの写真のような3枚の短冊に円盤と細い短冊が接着された物が出来上がります。 |
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短冊のけがき線に沿って切り離すと右の写真のような滑車つきの板が出来上がります。 |
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滑車がわかるでしょうか? |
10本のDavitsが完成しました。 |
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これを全てつけてしまうと、この後のリギングにかなり邪魔なので、いったん船体周りの作業は中断します。いよいよマストを立て、リギングに入っていきます。 |
続き |
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