船体の製作

「捕鯨船”チャールズ w. モーガン”」の船体部分の製作記録です

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船体の製作 5

甲板上の構造物 tryWorksなどの製作

 甲板上の構造物を順次製作中です。細かい上に、結構数が多いので、時間がかかりそうです。
  Forecatstle Companionway、
  Crew's Head(トイレ)、
  Fore Hatchとカバー、
  Try Works
を製作

詳細

写真と解説

ハッチにする格子を作成します。これはキットについていたものを使いました。くし型の木片を接着して、約1mmの大きさの格子が出来上がります。
格子は、ハッチやCompanionwayなどに使われます。


左の写真の左にあるのがForecatstle Companionway、右側がCrew's Head(トイレ)です。右側の写真がそれぞれの取り付け位置に置いた様子。まだ塗装していないので、素材の色のままです。Forecatstle Companionwayの正面に格子がはまっているのが見えるでしょうか?Crew's Headにはドア、ヒンジ、取っ手も付けました。

Fore Hatchとカバーです。ハッチには格子がはまっています。ハッチの上面は少し湾曲していますが、写真では判らないかな?  リングボルトを付けました。

Try Worksを作ります。これは、鯨の肉を煮て油をとるためのかまどです。上部に大きな釜があり、レンガで造ったかまどで火をたいてこれを熱します。実際の航海では、このかまどは捕鯨場所についてから組み立てたそうです。

レンガ製のかまどを木枠で囲ってあります。2本突き出ているのが煙突です。なかなか複雑な構造で、レンガの部分、黒く塗られた木の部分、銅版が張られたかまどの上部などに分かれています。

これまで作成したハッチなどは、あとでまとめて塗装予定ですが、TryWorksは塗装しながら組み立てていきます。

左はキットに含まれる金属部品(釜、煙突、焚口の扉)です。右はレンガの部分に貼るレンガ模様。プリンタで印刷しました。

Try Worksの本体部分を組み立てます。左は組み立てのための簡単なジグです。レンガ模様を貼ってみました(右)。
もう少し立体感が出るといいのですが、ひとまずはこれで良しとしておき、ゆっくり方法を考え中。


釜をつけ、煙突を立ててみました。塗装をして、炉の焚き口を開けます。煙突は今のところははめ込んであるだけです。

木の部分を黒く塗装し、組み立てて接着します。

側面の木も貼ります。
実船の写真を見ると、側面の木は隙間を開けてあるようなのでわざと隙間を開けました。隙間からはレンガが見えるようにしてあります。
上面の木枠を付け、だいぶ形になってきました。

真鍮のワイヤを使い、焚口の扉(キットに付属の金属部品)をぶら下げています。

最後に、TryWorksを甲板上に固定するForgedKneeを細い棒でつくり、黒く塗装。本体の下の部分、白く見えているのは木枠を組み立て、固定しているL字金具です。実寸では数ミリほどの厚さのものなので1/64縮尺では0.1mm以下となり、木では無理。そこで紙を貼って表現しました。もちろん黒く塗ります。

Try Works全体の、組み立てはここまでにしておきます。
ForgedKneeや煙突は、甲板上に全体を組み上げるときに接着します。

続き

 

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