船体の製作

「捕鯨船”チャールズ w. モーガン”」の船体部分の製作記録です

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船体の製作 4

WaterWayと甲板貼り

 船首部分から甲板を貼り始めます。木造船では、甲板を貼った板の隙間から水が漏れるのを防ぐため、板の間に詰め物(ピッチ)をしています。これを表現するため黒い紙を挟みながら甲板を貼っていきます。甲板材は約1.5mmx2.5mm、間に挟む紙は約2mm幅に切ったものを挟み込みます。また甲板を貼る前にWaterWayも張ります。構造物の土台をはめ込みながら、少しづつ、甲板が張れてきました。

甲板張りを終了後。甲板上の構造物製作を開始します。

詳細

写真と解説
 WaterWayを作ります。ブルワークを塗装した下側、フレームに挟み込むように入れるのでフレームと干渉する部分は少し切り込んでいます。

ブルワークの下部に張り込んだところです。薄い黒に塗装しました。本当の船ではこの部分は木がむき出しになっているか黒く塗られていることが多いようです。

甲板を貼り始めました。黒い線に見えるのが間に挟んだ紙です


甲板部分は甲板の上に乗る構造物、ハッチ、昇降口やレストハウス、捕鯨船の場合は鯨の油を煮出すためのかまどなどを作りながら張り進めます。まず、構造物の土台部分を作成。上の右側四角い枠が土台部分です。
真四角の枠を作るには、木材を正確に直角や45度に切る必要がありますが、そのときに重宝するのが、左側の写真のガイド(これはアルミ製です)。溝にのこぎりを入れて切れば正確に直角、45度に切断できます。


左の写真が図面(細かいため、見ずらくてすみません)です。同じ部分を写真で撮ってみました。


現在までの甲板張り状況です。細かい作業が続くためと、あまり時間が取れなかったため、なかなか進みません。
やっと半分といったところでしょうか。


ようやく甲板張り終了。と思いきや、もうひと作業あります。
よく見ていただくとわかりますが、間に挟んだ黒い紙が、ところどころハミ出して、でこぼこです。




はみ出した黒い紙を削り取り、表面をやすりがけして整えました。ウィンドラスをちょっと置いて見ました。だんだん船らしくなってきます。これから甲板上の構造物を作っていきます。

続き

 

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