今まで、あまり真剣に食ったことなかったんです。
ええ、耳学問が90%と中国から送ってもらった、レトルトパックのは食ったことがあったのですが、釜山に来たついでですので、食ってみました。場所は釜山、いや、韓国随一のリゾート地とも言われる海雲台(ヘウンデ)にある、老舗です(何でも創業60年とか書いてあったなぁ)。ガイドさんお勧めでした。
こんな感じです。鍋の直径は約15-17センチくらいでしょうか。中に一羽の鶏(なので、決して大きくはありません)が入ってます。おなかには、米と朝鮮人参、栗(@@)、あとは杏か何かの干した果物、漢方のものが少し、入ってました。
最初の一口。
「え@@ 味ないじゃん」
そうなんです。一切味付けはしてないんだそうです。で、傍らにある海塩を行った塩(微妙に香辛料入ってます。たぶん山椒)を好みの量鍋にいれ、スプーンでかき回してからスープを飲むのです。
「ほぉーー。化けるねぇ。こりゃうまいわ。風邪気味のときいいかも」
で、鶏肉はどうすんの???そこまでは塩味しみこまないよ?!@@
ガイド氏いわく、
「その塩を、そちらの小鉢に適量とり、肉につけて食べてみてください」
「ほぉぉぉぉ。素朴だけどウマいわ、これ」
というような代物でした。よくわかんないでしょ…。ごくごく簡単に要約すれば、これは鳥肉入りおかゆといったところでしょう。もちろん、スープは何時間も煮込んでいるらしく、ゼラチン質がすごかったです。たぶん、首以上が見当たらなかったので、この辺を入れて煮込んであるものと思われます。