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2017年正月の家族旅行記・その2

 たまには自宅以外でお正月を過ごそうと、2016年12月28日から2017年1月4日にかけ、家族で静岡から奈良・高野山・串本・伊勢方面を旅行してきた旅行記の その2。

 本州最南端の地であるここ「串本」で大晦日と元日をホテルでノンビリ過ごし、初日の出を拝み、周辺の有名観光地を巡ることに。

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2016年12月28日〜2017年1月4日・年末年始家族旅行記
   
2017年1月1日(日)・旅行4日目
■■ 2017年元旦 ■■
  
串本は本州最南端の地で太平洋から昇る初日の出の観賞ポイントでも有名。
6時14分、ホテルの部屋から くしもと大橋方向のウッスラ明るくなりつつある暁光を望む。 せっかくなのでこれから日の出の絶景ポイント潮岬へ初日の出を拝みに出発。 ムスメは風邪ぎみで一人で留守番。
■■ 潮岬の突端へ ■■
潮岬灯台駐車場に乗りつける。 さすが本州最南端の日の出の名所だけあってほぼ満車状態だったがなんとかスペースを見つけ停める。 時刻は6時40分。
ここから何組もの観光客に混じり潮岬まで徒歩で向かう。 前方潮岬方向には早やうっすらと燭光が指しこみはじめている。 
■■ 潮岬観光タワー ■■
2017.1・正月家族旅行
潮岬観光タワーは早朝6時30分から営業、「本州最南端訪問証明書」をもらえる。
すでに屋上デッキには大勢の観光客が初日の出を待っている。  ここから緩やかな弧を描く大海原が広がる絶景が望め地球が丸いことが実感できる。
■■ 人が一杯の展望エリア ■■
2017.1・正月家族旅行
すでに大勢いる潮岬観光タワーに登るのはアキラメ、我々は平地の水平線が一望できる展望エリア(望楼の芝)から眺めることに。  時刻は6時46分。
ところが展望エリアはすでに人がビッシリで、眺めのいい場所に入り込む余地なし。
■■ 絶好の鑑賞スポット確保 ■■
2017.1・正月家族旅行
サバイバルに強いわがヨメさん。 展望エリア直下の崖にだれも踏み入れていない絶好の撮影場所を見つけ陣取ることに。
すっかり朝日が昇った後からは、我々が切り開いたこの場所を利用し始める人がポツポツと登場しだした。
■■ 初日の出を待つ大勢の観客 ■■
2017.1・正月家族旅行
確保した場所から見上げる、"望楼の芝"でいまや遅しと初日の出を待ち望む観光客たち。 時刻は6時51分。
ちなみに朝日を拝む言葉に「ご来光」というのもあるが、初日の出に限らずいつでも高い山、山頂などから見える日の出のことを言うとか。
■■ 目標をロックオン ■■
2017.1・正月家族旅行
やや視界は狭いが太陽は間違いなくこの先から昇るはず。 愛用のD800を最大望遠の300ミリに固定し待ち構える。 時刻は6時55分。

ヨメさんはSONY DSC-RX1RM2でスタンバイ。
■■ 初日の出 ■■
2017.1・正月家族旅行
とうとう太陽が顔を覗かせ始める。 撮影は7時00分10秒。  2017年の初日の出は、ここ串本では7時ジャスト。


■■ 雲の合間から顔を出す太陽 ■■
2017.1・正月家族旅行
雲が邪魔して太陽が水平線から顔を出す瞬間はザンネンながら捉えられず。 撮影時刻は7時8分。

でも新しい年にふさわしい、神々しい日の出を拝めて大満足。
■■ やっと完全にお出まし ■■
2017.1・正月家族旅行
水平線に雲がかかり、なかなか太陽の全体像が拝めなかったが、ようやく雲の合間から太陽が丸い姿を見せてくれた。

時刻は7時11分。
■■ 帰り支度 ■■
2017.1・正月家族旅行
名所の初日の出を無事拝め、大満足で帰り支度。
あんなに大勢いた展望エリア・望楼の芝の観客もアッという間にいなくなった。 時刻は7時14分。
■■ 吉野熊野国立公園 ■■
2017.1・正月家族旅行
ここは和歌山、奈良、三重の三県にまたがる吉野熊野国立公園の一画。
眼前には緩やかに孤を描いて太平洋が広がり「黒潮おどる熊野灘」を見下ろせる。
■■ 潮岬灯台駐車場へ ■■
2017.1・正月家族旅行
潮岬灯台駐車場に戻る。

左手に潮岬灯台があるが観光はパスしこのままホテルへ直行。

■■ 和歌山県朝日夕日百選 ■■
2017.1・正月家族旅行
ホテルに戻る途中で見かけた朝日と夕日の鑑賞スポット和歌山県朝日夕日百選
ここは和歌山県の朝日・夕陽百選の中でも「朝日」も「夕陽」も両方選ばれている4ヶ所の中の1つ。
■■ 帰り道はやや渋滞 ■■
2017.1・正月家族旅行
初日の出見物帰りの車で、道路はやや渋滞発生。

左手はるか彼方に宿泊先の串本ロイヤルホテルの白い建物が見える。
■■ 13階建てリゾートホテル ■■
2017.1・正月家族旅行
串本ロイヤルホテルは13階建て客室数250以上の串本では唯一の大きなリゾートホテル。
冬なのにセーター一枚で過ごせそうな、穏やかな元日の朝。
■■ 新年初朝食 ■■
  
久し振りに早起きしたので腹もいい感じに空いてきた。  時刻は8時10分。
いよいよ今年初の朝食バイキング。  宿泊客は多いがほとんどが日本人客のようで騒々しくないから一安心。
■■ 家族とゆっくりと元日の朝食 ■■
海を一望できる東側の窓際席は残念ながら先客がいて席は一杯だが、ナニこの席でも海は見えるし十分開放感はあり。


■■ 盛り付け・その1 ■■
  
多少のハミ出しはものともせず、ひたすら全食材を網羅せんとのヨクバリ盛り付けは......
正月らしく黒豆・カマボコなどの御節料理もチラホラ。
■■ 盛り付け・その2 ■■
最近めっきりと野菜重視の方向へと舵を切り、ヘルシー志向食材が中心となりつつあるものの、 相変わらず茶系食材も捨てられない盛り付けは.........
■■ 盛り付け・その3 ■■
  
極力加工食品系は排除しヘルシー系でそこそこキレイにかつ無難に統一した盛り付けは..... 最近はメッタに食材を残さなくなったあのヒト。
■■ 盛り付け・その4 ■■
必要なモノ以外バッサリ切り捨て、食いたいものだけ盛り付け、朝昼晩の食事を美味しくキッチリとるべく、決して食べ過ぎない盛り付けは........
■■ ホテル中庭から見る太平洋 ■■
  
朝食後は目の前に穏やかな太平洋が一望できる最高のロケーションのホテル中庭を散策。
右手は大島。 左手には橋杭岩が見える。
快晴で風もなく、正月の朝というのに薄いカーディガン一枚でも寒さを感じないほどの穏やかな気候。
新年をこのホテルで迎える旅行プランは大正解だったよう。
■■ 橋杭岩(はしくいいわ) ■■
ホテルの部屋から、串本から大島に向かい約850mの列を成してそそり立つ大小40余りの岩柱「橋杭岩」観光へ。
弘法大師と天の邪鬼とが一晩で大島まで橋を架ける競争をしたが、負けそうになった天邪鬼が鶏の鳴きまねをして夜が明けたと思わせたので弘法大師が作業を止め、 橋を完成させることなく杭だけで終わったという伝説が残る。
■■ 「橋杭岩」観光 ■■
  
正月くらいノンビリしたいという子供たちをホテルに残し、夫婦で近郊を観光することに。
このあたりは名所見どころが満載の観光地だが、まずはホテルからすぐの「橋杭岩」観光。
■■ 海の底を散策 ■■
干潮のときはすっかり海底が顔をのぞかせる。   現在の時刻は朝の9時50分。
この位置から岸まで数十メートルはある。この時間帯なら「橋杭岩」の根元まで歩いていける。
■■ 海底から眺める橋杭岩 ■■
  
大島まで続くという有名観光地の「橋杭岩」を、陸地から見るだけではなく海底から眺めるというのもなかなか貴重な体験。


■■ 観光地・大島へ渡る ■■
串本市街と大島をつなぐ橋、全長386mの海の上を回りながら苗我島に架かるループ橋と、そこから大島を結ぶアーチ橋くしもと大橋を通り、 『ここは串本 向かいは大島 仲をとりもつ 巡航船...』と唄われた串本節にも登場する大島へ。   
■■ トルコ記念館 ■■
  
トルコ記念館   トルコ国との友好の証として、トルコ軍艦遭難慰霊碑の近くに建設された。
館内には遭難したエルトゥールル号の模型や遺品、写真などが展示され遭難事故当時の様子が紹介されている。 今回は中に入らず。
■■ 樫野埼灯台 ■■
大島突端に建つ明治3年に建てられた日本最古の石造り灯台樫野埼灯台
灯台は自動点灯で無人で内部は非公開となっているが灯台の外周に展望台が設けられ素晴らしいパノラマ眺望を楽しめる。
■■ 日米修交記念館・海金剛 ■■
  
駐車場を出て少し車を走らせたら日米修交記念館・海金剛の案内板を発見。

車がすれ違うにも苦労しそうな狭い道を1kmほど進むと駐車場が見えてきた。
■■ 日米修交記念館 ■■
日米修交記念館はペリーの黒船来航より62年前にアメリカ商船「レイディ・ワシントン号」と「グレイス号」が大島にに寄港したことを記念した施設。   このアメリカ船の来航は初めての日米間の接触として公文書に記録されている。
■■ 潮岬・海金剛 ■■
2017.1・正月家族旅行
日米修交記念館から遊歩道を歩いて100m程で海金剛を見下ろす展望所に到着。  岬の突端に樫野埼灯台が見える。
40mもの険しい断崖絶壁と海面から突き出たピラミッド型の巨岩が連なる豪快な岩礁地帯。 「21世紀に残したい日本の自然百選」に選ばれている。 名前の由来は、朝鮮半島の名勝金剛山に発する。
■■ 岩手の碁石海岸 ■■
2017.1・正月家族旅行
フィヨルドとは成因が異なり、形成された谷が海面の上昇あるいは地盤の下降のため沈水してできたのがリアス式海岸。


三角形に鋭く切り立った巨岩に太平洋の荒波が砕けちる迫力いっぱいの景勝地は岩手の碁石海岸など日本各地のリアス式海岸あちこちで見られる。
■■大島から苗我島に架かるアーチ橋■■
2017.1・正月家族旅行
大島側の橋のそばのくしもと大橋ポケットパークより撮影。
地元の数十年来の夢であった架橋事業により大島と苗我島の間に平成11年9月アーチ橋が架かり、くしもと大橋と名づけられた。
■■ 対岸の串本ロイヤルホテル ■■
2017.1・正月家族旅行
ここから対岸の宿泊先、串本ロイヤルホテルを臨む。

我々の部屋は下から3つ目に見える階、左端の角部屋501号。
■■ 部屋から見る「くしもと大橋」 ■■
2017.1・正月家族旅行
ホテルに帰り部屋から先ほどまで居た大島側の橋袂のくしもと大橋ポケットパーク付近を撮影。

■■ レストラン・ソレイユ ■■
2017.1・正月家族旅行
ランチはホテル内の レストラン・ソレイユで。
朝食バイキング会場でもあるので、二泊の滞在中は何度も足を運んだレストラン。
■■ レストランから見る橋杭岩 ■■
2017.1・正月家族旅行
レストランの窓からは広大な太平洋が目の前に広がり、人気観光地の「橋杭岩」も見える。
■■ 昼食は軽めのスナック ■■
2017.1・正月家族旅行
ついつい朝食バイキングを目一杯食べてしまうので、昼食は軽めのもので済ませてしまう。
■■ 息子はステーキランチ ■■
2017.1・正月家族旅行
そんな家族を尻目に、セツドあるムスコはキッチリと美味しそうなステーキをオーダー。   只今の時刻 12時30分。
■■ 部屋でリラックス ■■
2017.1・正月家族旅行
後は夕食まで部屋でまったりとリラックスタイム。   窓から温かい陽光が差込み暑いほど。 窓の向こうには大島が見える。
■■ 元日の夕食 ■■
2017.1・正月家族旅行
待ちに待った元日の夕食。 時刻は5時40分。

黒豆・数の子などの定番から始まり、和牛のしゃぶしゃぶ・伊勢海老煮物・焼き鯛・フカヒレの茶碗蒸し・刺身・鯛と筍ご飯・など盛りだくさんの正月豪華料理をタップリと堪能。
■■ 元旦と元日 ■■
2017.1・正月家族旅行
ちなみに元旦の「旦」は、下の線が地平線を、上の日は太陽を表し「地平線から昇る太陽」を表現した漢字だとか。   ということで元旦とは元日の朝・夜明け・日の出頃という時間的な意味も含まれるため、「元旦の朝」というよりは「元日」の朝と言った方が無難。



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