ここでは、信用取引を使っての予約買いについて解説して います。
予約買いは、今はお金が足りなくて現物では買えないけど、先に信用の空買いで買っておいて、お金が入れば現引きで現物にすることです。
例えば、A銘柄の株がもうすぐ上がりそうだから、現物株で 買いたいけどお金が足りない・・・・どうしよう!!
5日後にはお金が入るから待って買うことにしよう、確かに 考えは安全だと思います。
しかし、その5日間で値上がりしてしまったことで5日間の 利益をなくす可能性がありますし、高く上がりすぎて買うの を諦めてしまうかもしれません。せっかくのチャンスを逃し てしまうかもしれませんよね、先に信用で空買いで買って おいて、後でそれを現引きにすればチャンスを逃さなくて すみます、それこそが信用取引の予約買いなのです。
例として、A銘柄の株を5000円で100株買うとしますと、50 万円(手数料など除く)お金が必要です。
しかし、買う余力は30万円しかありません、5日後には20 万円が入るので空買いで先に買っておきます。5日後には 値上がりをして7000円になっていました、20万円の利益が あります、そのまま売り返済でも構わないのですが、まだ 上がりそうだし、金利もかかるので空買いをしたA銘柄の 株を現引きにして現物株に換えときます。
その時の株価が7000円でも空買いで買った時の5000円 ×100株(50万円)で取得になります。
もし、5日後にお金が入ってから現物で買っていれば70万 円かかっていましたので、買うこともできませんでしたよ ね。
予約買いは現物取引を行う方には、チャンスを逃さないと いうメリットがあると思います。
|