ここでは、信用取引での損きり、ロスカットについて解説し ています。
信用取引は、証券会社から一定の最低委託保証金(一般 的に30万円・証券会社によって異なる)を入れておけば、 資金の約3倍程度までお金を借りて株式投資を買えたりた り、株式を売ったりすることができるレバレッジ効果で3倍 の高い収益を得られる可能性があります。
しかし、反対に当然ながらリスクも3倍になる可能性があります。また、他にも追証(追加の保証金差し入れ)が発生したり、現物取引にはない逆日歩などがあります。
信用取引は現物取引よりもハイリスク・ハイリターンの取 引が可能なので、成功したときのリターンが大きい分、失 敗した時の損失も大きくなりますから、損失を大きくしない 為にもいかに小さく、少なくするためにも
損切りが大事になってくると思います。
損切り(ロスカット)とは、含み損の出ている証券を売却し て損失を確定することです。
信用取引をはじめる時は損切り(ロスカット)のルール を決めておく
損切りのルールは自分の考え、感など一切関係なく取引 する前に決めておいた株価の値段または損益率(%)の 損失になったら、何もいわずに反対売買をして損切りをす る。
これは、現物取引でもいえるかもしれませんが、信用取引 の場合は損失が大きいので損を拡大しないようにしましょ う。
損切りの目安は
損切りの目安は、自分で決めるしかありませんが、1万円 の損がでれば損切り、損益率が3%になれば損切りと決め る方法があります。
聞いた話ですが、個人で20億稼いだ方は、10戦して4勝6 敗でいいと考えています、そして、目安は株を買った時点 で損益率で+10%で売る、そして損切りは-2%になれば売 ると設定するそうです。それも、朝9時からの1時間しか株 をしないそうです。
たとえ、損益率が+10%以上なったとしても、-2%以下か ら+になっても
強い意思で決めているそうです。
自分も覚えがありますが、損益率が10%儲けていてももう 少し儲かるかもしれないと思いおいていたら、結局は+5% や元の値に戻ってしまった所でで売ったり、-2%の損がで ていても上がると思い、結局はもっと損をして売っていた ことがあります。
はじめにル−ルを決めた通りにしたほうが、いいかもしれ ませんね。
証券会社のマネックスでは、ツイン指値という注文ができ ます。
ツイン指値とは、利益確保のための指値注文とロスカット(損切り)のための逆指値注文を同時に出すことができるので、リスクとリターンをコントロールすることがきますから、株を買った時点から+10%と-2%を同時に注文ができます。詳しくはマネックスの多彩な注文方法 へ
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