7月8日の土曜日(2017年)に、知り合いにすすめられて聖蹟記念館の無料コンサートに行って来ました。
暑い日だったので、どうしようかな、と少し迷いました。でも、桜ヶ丘公園は木陰の風が気持ちよく、意外に涼しい場所がありました。小さな発見!
”聖蹟バ・ロック・アンサンブル”は、聖蹟桜ヶ丘を拠点に、バロック音楽を中心に活動している音楽家の集団だそうです。
30分ちょっとのミニ・コンサートは、午後1時開始と3時開始の二部構成。唯一知っている名曲があった第一部にしました。
明治天皇の騎馬像の下に演奏者が立ち、楕円形の回廊に折りたたみ椅子が並んでいました。立ち見の人もたくさんいましたよ。
裏側の回廊の展示品を外側に移して、明治天皇をぐるりと囲むように客席を配置すれば席を増やせますね。もともと柱に遮られる席が多いので、馬のかげで演奏者が見えない席があっても大きな問題はなさそう。
バイオリン、ビオラ、チェロ、チェンバロの音色がきれいに反響していました。音響効果が公共ホールとは全く違って新鮮です。ヨーロッパの街角の小さな教会みたいでいい感じ。
次の機会には、明治天皇と同じ時代の音楽をふりかえってみたら面白いかもしれません。
(2017年8月)