補足遺伝と補足遺伝子

スイートピーの花の色は補足し合う二組の遺伝子CとPによって決まる。
(高校の理科)

スイートピーの補足遺伝での二組の遺伝子の働き

二組の遺伝子は二組の化学反応に関わっている。
土の中の物質→【C反応】→色素原(無色)→【P反応】→色素(紫色)

  • C遺伝子・・・C反応に関わる酵素を作る。
  • c遺伝子・・・C反応に関わる酵素を作らない。
  • P遺伝子・・・P反応に関わる酵素を作る。
  • p遺伝子・・・P反応に関わる酵素を作らない。

色素原=Chromogen。紫=Purple。(参考)
もちろん、大文字が優性。
結局、大文字のPを一つ以上、大文字のCも一つ以上持つ場合が紫になる。
(PとCが補足しあった時)

紫になる遺伝子型は4通り

大文字のPを一つ、大文字のCも一つ、持っている

  1. CCPP
  2. CCPp
  3. CcPP
  4. CcPp

白になる遺伝子型は5通り

大文字のPか、大文字のCのどちらかがない。よって、紫色の色素ができない。

  1. ccPP
  2. ccPp
  3. ccpp
  4. CCpp
  5. Ccpp

F2で紫色:白色=9:7になる理由

F1(CcPp)の自家受精の結果のF2の遺伝子型とその比は、
F1の優性配偶子(CP,Cp,cP,cp)と雌性配偶子(CP,Cp,cP,cp)の
組み合わせの表を作るのだが、結論だけ書くと。
CCPPCCPp:CCpp:CcPPCcPpCcpp:ccPP:ccPp:ccpp=
   :  :  1 :  :   : 2 :  1 : 2 : 1となる。
この結果は「ヘテロ(異なる大小)は2倍」で説明できる。
紫=1+2+2+4=9。白=7(16−9)。

F2を自家受精したF3の代の紫と白の比

F2のを自家受精した場合だけを説明する。
F2の紫の遺伝子型はCCPP、CCPp、CcPP、CcPpの4通りであるが、
★『同じ割合で生まれていない』という事がポイントである。
CCPP=1、CCPp=2、CcPP=2、CcPp=4である。
つまり、CCPPの子供の数はCcPpの4分の1。
CCPp、CcPPの子供の数はCcPpの2分の1。
4通りの場合について、F3の紫と白の比は、

  1. F2_CCPP×F2_CCPP の場合→F3 紫:白=1:0=4:0(合計4)
  2. F2_CCPp×F2_CCPp の場合→F3 紫:白=3:1=6:2(合計8)
  3. F2_CcPP×F2_CcPP の場合→F3 紫:白=3:1=6:2(合計8)
  4. F2_CcPp×F2_CcPp の場合→F3 紫:白=9:7=9:7(合計16)

F2の紫を自家受精したF3の紫と白の比=
4+6+6+9:0+2+2+7=25:11

遺伝の公式

無理やりつくれば、
(CP+CP)+2(CP+Cp)+2(CP+cP)+(CP+Cp+cP+cp)のかっこをはずすという事だが、どこかで、間違えそう。 補足遺伝の問題

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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