血液型と結婚の相性 血液型不適合

夫婦の血液型の組み合わせによって、母子間の血液型不適合が起き、新生児に黄疸がでる場合がある。
ABO式血液型とRh式血液型(高校の理科)

ABO式血液型不適合による黄疸

新生児の黄疸の症状は軽い事が多い。
example:母親がO型、胎児がA型の場合。
母親の血液中の凝集素αが胎盤を通して、胎児の血液に入ると、
胎児の赤血球の凝集原Aと反応し、胎児の赤血球が破壊される(溶血)。
そして、ヘモグロビン分解の過剰が起き、新生児に黄疸がでる。

ABO式血液型不適合を起こす、母子の組み合わせ

  1. 母親O型(凝集素α、凝集素β)−胎児A型(凝集原A)かB型(凝集原B)
    (O型の母親からはAB型の子供は生まれない)
  2. 母親A型(凝集素β)−胎児B型(凝集原B)かAB型(凝集原B)
  3. 母親B型(凝集素α)−胎児A型(凝集原A)かAB型(凝集原A)

結婚の相性(ABO式)

  1. 母親O型−父親A型かB型かAB型→子供がA型かB型になる可能性あり。
  2. 母親A型−父親B型かAB型→子供がB型かAB型になる可能性あり。
  3. 母親B型−父親A型かAB型→子供がA型かAB型になる可能性あり。

ただし、症状は軽い事が多いので、そんなに気にする事はない。

Rh式血液型不適合による黄疸

新生児の黄疸の症状が重い事がある。
凝集素などの抗体は胎盤を通過する事があるが、赤血球は大きいので、胎盤を通過しない。
母親がRh−、第一子がRh+の場合、出産のさいに、胎盤の血管が切れて、
胎児のRh+抗原を持つ赤血球が、母親の血管内に入る事がある。(必ずではない)
そうすると、母親の体内にRh抗体が生産される。
第二子もRh+の場合、妊娠中に母親のRh抗体が胎盤を通して、胎児の血液に入ると、
胎児の赤血球のRh+抗原と反応し、胎児の赤血球が破壊される。
そして、ヘモグロビン分解の過剰が起き、新生児に黄疸がでる。

また、胎児は赤血球不足となり、重篤な貧血を起こす事がある。
★Rh式血液型不適合が起きるのは第二子以降である。
★第一子の出産のさいに、胎児の赤血球が、必ず、母親の血管内に入るわけではない。
また、入ったか入らなかったか、を調べる方法もある。

結婚の相性(Rh式)

母親Rhマイナス−父親Rhプラスの時だけ、不適合が起きる可能性がある。
日本人の場合、Rhマイナスは200人に一人である。
Rh式血液型不適合は症状が重い事があるが、
日本の医療は進んでいるので、予め、わかっていれば、それほど、心配する事はない。
★なるべく早く、自分のRh式血液型を調べておこう。

Rh式血液型の遺伝

遺伝子は+と−の2種類。+が優性。よって、

  1. 遺伝子型++の表現型はRhプラス。
  2. 遺伝子型+−の表現型はRhプラス。
  3. 遺伝子型−−の表現型はRhマイナス。

一般的な黄疸と新生児黄疸については
黄疸おうだん ヘモグロビンの分解と新生児黄疸を見てください。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
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