自衛隊らっぱ
自衛隊らっぱ
※らっぱ徽章(現在では使われておりません。)
エレクトロニクス万能の現代に、時代遅れのように感じるかもしれないが
未だ 自衛隊はらっぱを使用している。
全ての通信手段が破損したり 故障した後の連絡手段として残されているのだが
実際に隊員が吹奏することは滅多になく、
殆どはテープ録音のスピーカー放送で、起床や課業開始を伝えている。
らっぱ手の心構え
らっぱ吹奏の良否は部隊の規律、士気に大きく影響するため、
らっぱ吹奏に当たっては、全精神を傾注して部隊を感動させる気概を持って
吹奏しなければならない。 |
らっぱ吹奏の目的
号令、命令、警報等を伝え、士気を高揚し
隊容を整え、敬意を表することを目的とする。 |
らっぱの構造、機能及び取扱い
1:陸上自衛隊で使用するらっぱは三つ巻90式と呼ばれト調に調律されている。 |
2:らっぱの構造は大別して前管、中管、後管、円錘管からなる。
手入れの為、通常分解できる部分は、音程調節管(チューニング管)、マウスピース、掛け紐、握り巻きである。 |
陸上自衛隊らっぱ教本より
らっぱ教育中に習うらっぱ譜
(各駐屯地毎に多少の差はあると思はれるが、大体 以下のようなものが教えられる。
因みに全て暗譜させられる。(T_T) おかげで辞めて数年経った今も全部憶えてる・・・。)
※連隊行進はその名の通り 各連隊毎違うのでUPできません。
その他の号音
数字号音 |
●0 | ●1 | ●2 | ●3 | ●4 |
●5 | ●6 | ●7 | ●8 | ●9 |
●10 | _ | _ | _ | _ |
らっぱ吹奏訓練風景
左はらっぱ教育の吹奏訓練中の写真。
この他には基本教練、楽理など、
多岐にわたる教育細目がある。
行進譜は実際に歩いて(あるいは走って)行われる。
戦闘行動時に部隊といっしょに行動するのが
"らっぱ手"の為、
立ち止まって吹いてばかりはいられないのだ。
国内で現在唯一(?)信号らっぱを作っている店『ヤマト』の広告
↑でもこの広告、店の所在地 書いていないんですけどね・・・。(-_-;)↑
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ぷれぜんてっど ばい たーぼー