*うがいの仕方
うがいをさせる時は『ラクのみ』を使用して口に含ませますが、その時の含ませる量とスピードと口に含む位置が難しい。『ラクのみ』の口に含ませる位置は唇の端から2cm か3cm 唇の中心によった位置でくわえさせる。
なぜそこの位置しか駄目なのかと言うと、
- 口の前方から飲むとなぜか咽て吐き出してしまう。
- 口に入れる量が多くても吐き出す元になる。
- それと口に入れるスピードが遅いと吐き出す原因になる。
うがいをさせる時は『ラクのみ』を使用して口に含ませますが、その時の含ませる量とスピードと口に含む位置が難しい。『ラクのみ』の口に含ませる位置は唇の端から2cm か3cm 唇の中心によった位置でくわえさせる。
なぜそこの位置しか駄目なのかと言うと、
次にうがいした水を受けるときの、注意点を説明させていただきます。容器は下唇の下に、密着させて受け取る様にします。容器の切り口のカーブは、その患者さんの口元に合わせてきってください。
容器は気切のカニューレにあたらない様にあてがい、密着させないと口元からたれる恐れがあるため、カニューレを保護することを目的としてタオルを首に巻くようにします。
嗽した水を受けた後、容器をゆっくり上(下唇に添って)に持ち上げてすくい取る。
容器は市販の物はなく、自分で作ったものです。
材料は市販のカップラーメン(日清食品≒ラー王)が一番適していると思います。
そのカップの口から幅5cm 位を目安に、底の方に半分を目途にアルハベットの『U』の字にカッターナイフでカットします。(写真参照)
立つ位置が決まったら。
磨き始める前に立ち位置を決めないといけません。
私の場合基本として、患者の左側から磨くのが通例になっています。私の場合左からのアプローチで説明させてもらいます。
まず立ち位置は、患者から見て5時の方向に立ちます。
視野の確保は歯ブラシの持っていない左手で、口から指を第2関節まで入れて右側のほほを横に広げます。
この時に注意する事は唇を引っ張らない様にほほを広げてください。
磨き始めは、右の奥歯の顎の骨が当たる(コツコツと音)地点から磨き始めます。私の場合第8番歯(親知らず)が残っていて少し磨きずらいです。奥歯から前歯にかけて、よく歯を見て1本づつ細かく磨いていきます。
このとき良くやる悪い例は、腕を遣って大きな動きで磨くことが上げられます。
腕で磨くと歯の1本1本が磨けず2本を一度に磨いてしまいます。それにどうしても力が入り易く歯茎を傷める原因になります。
磨くときは肘を固定するつもりで手首のスナップを使って磨きます。
この磨き方だと力も入らず細かい動きで1本の歯を確実に磨いていけます。奥の歯から犬歯まで歯と歯茎の間を1本1本確実に磨きます。
「今度は前歯に移ります。」
前歯の場合立ち位置は、右の奥歯ときの立ち位置 (5時の方向) から、位置で変えて3時の方向からアプローチします。
その時の、視野の確保に必要な唇の排除の仕方は、歯ブラシの持たない手の人差し指で唇を、鼻の方にめくることで視野の確保が出来ます。
磨き方は、歯と歯茎の境目を腕に力を入れず手首のスナップを利用して磨くように心がけます。
≪歯と歯を1本ずつ力を入れないで軽く磨きます≫
その他注意することは、どうしても立ち位置が患者の3時の方向からアプローチする事から、腕が患者の頭の上から廻さないといけなくなりこの点少し磨き難くなります。
磨きやすい立ち位置はありますが、基本としてアプローチする立ち位置は余り変えない方がいいと考えます。(視野の確保が変わる)
左側の上の歯は、立ち位置が前歯を磨く位置と同じ3時の方向から磨きます。
これは先ほど延べたように、立ち位置を磨く箇所によって変えないのが原則です。
次に視野の確保に移ります。
視野の確保は、右の奥歯のときと同じ様に左手の人差し指の第2関節まで口の中に入れて左側のほほを広げます。
≪この時くれぐれも唇を広げない様に注意してください≫
磨くときは、介護人が頭を横に傾け覗き込む形で磨くのでしっかりほほを開けて光を入れてください。
磨き方は右の奥歯と同じ様に歯ブラシが顎の骨に当たった位置から磨き始めます。
磨くときの注意点は、どうしても介護人が頭を倒して覗き込むから、歯ブラシの位置が歯と歯茎の間に定まらず歯だけを磨いたり歯茎だけを磨いている。
これもしっかり視野の確保をして、今磨いている箇所を確認することで防ぐ事が出来ます。
ゆっくりとしっかり見て腕に力を入れずに手首のスナップを使って1本1本細かく磨きましょう。
奥歯から犬歯まで磨き終わったら、上の歯の表面の歯磨きは終わりになります。
上の歯の左側面の奥歯から前歯までを磨き終えたら、そのまま下に歯ブラシをさげて下の奥歯に移る。
この時の歯の表面の磨く手順は(カタカナの「コ」の字)
『上の右奥歯から⇒ 上の前歯⇒ 上の左奥歯⇒』
『下の左奥歯⇒ 下の前歯⇒ 下の右奥歯』
の順序で磨きます。
立ち位置は、上の奥歯と同じ立ち位地(患者の3時方向からのアプローチ)で奥歯の顎の骨に当たるように磨き始めて徐々に下の前歯に移っていきます。
視野の確保は、ハブラシの持っていない左手で、口から指を第2関節まで入れてほほを横に広げます。
この時に注意する事は唇を引っ張らない様にほほを広げてください。奥歯から前歯に移行していくとき、視野の確保は下唇を顎の方に下げていきます。
磨き始めは、右の奥歯の顎の骨が当たる地点から磨き始めます。奥歯から良く歯を視て1本づつ細かく磨いていきます。
歯ブラシは、歯と歯茎の間を磨きます。下の歯は、唇を排除することで幾分ラクに磨けます。
位置で変えないまま3時の方向からアプローチします。
その時の、視野の確保に必要な下唇の排除の仕方は、歯ブラシの持たない手の人差し指で唇を、顎の方にめくることで視野の確保が出来ます。
磨き方は、上の前歯を磨くときと同じで腕が顔の前を覆って磨くので、磨かれている側に不快感を与えない様に磨いている側は気を付けなければ為らない。歯と歯茎の境目を腕に力を入れず手首のスナップを利用して磨く要に心がけます。
≪歯と歯を1本ずつ力を入れないで軽く磨きます≫
下の前歯を磨き終えたら、立ち位置を3時の方向から5時の方向に変えます。
アプローチは患者の横から、正面に近い斜めからアプローチして磨きます。
視野の確保は、上の歯の右側を磨いたときと同じ広げ方をします。歯ブラシの持っていない左手で、口から指を第2関節まで入れて右側のほほを横に広げます。
この時に注意する事は唇を引っ張らない様にほほを広げてください。
磨き始めは、右の奥歯の顎の骨が(コツコツと言う音)当たる地点から磨き始めます。奥歯から良く歯を視て1本づつ細かく磨いていきます。
このとき良く遣る悪い例は、腕を遣って大きな動きで磨くことが上げられます。
腕で磨くと歯の1本1本が磨けず2本を一度に磨いてしまいます。それにどうしても力が入り易く歯茎を傷める原因になります。
磨くときは肘を固定するつもりで手首のスナップを使って磨きます。この磨き方だと力も入らず細かい動きで1本の歯を確実に磨いていけます。奥の歯から犬歯まで歯と歯茎の間を1本1本確実に磨きます。