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2016年4月九州周遊の旅・その3

 4月2日から18日にかけて山陰から九州、四国をまわり、瀬戸内方面に抜けて金沢方面経由で帰宅するまで、述べ4千キロの長道中の旅、その3です。

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2016年4月2日〜18日・九州周遊の旅
   
2016年4月10日(日)・旅行9日目 
■■ 朝食バイキング ■■
  
連日朝食バイキングですがホテル毎にメニューが異なるので食べ飽きるということはありません。  こちらも中国人の観光客はそれほど多くないので比較的落ち着いて食べられます。   ユッタリ朝食を食べたかったら時間をズラせばゆっくり食べられます。   トロロとゆばが食べ疲れた胃にやさしく働きそう。

 
■■ 仙巌園(せんがんえん) ■■
本日最初の観光先はホテルから60キロほど走った仙巌園。   鹿児島県鹿児島市吉野町字磯にある薩摩藩主島津氏の別邸跡で日本近代化の礎となった地。  この敷地の一部を使ってヨーロッパ式製鉄所やガラス工場を建設するなどの近代化事業を起こしたとされます。   広大な庭園からは雄大な桜島が眼前に広がるはずが..... ザンネン、本日も小雨模様の天気で目の前の桜島はほとんど見えず。
■■ 城山展望台 ■■
次ぎは4.5キロほど離れた、国内最後の内戦「西南戦争」の舞台となった西郷隆盛ゆかりの地、山頂から桜島や鹿児島市内を一望できる 城山展望台へ。  雨もほとんど止み、なんとか桜島が目の前に姿を現してくれました。 ガイドのオバチャンによると、このあたりは火山灰で洗濯物が屋外に干せないとのことでなかなか大変なようです。
■■ 鹿児島中央駅 ■■
鹿児島中央駅に立ち寄りお土産を物色。   やはり薩摩焼酎は外せません。





■■ 知覧特攻平和会館 ■■
城山展望台からおよそ43キロほど走れば陸軍特攻隊基地がおかれた地にある知覧特攻平和会館。   二十歳そこそこの若者達が お国のためとはいえ生きて帰れぬ体当たり攻撃に毅然と立ち向かった事実を目の当たりにすると、つくづく平和のありがたさが実感できます。   日本人なら一度は訪れるべき場所かもしれません。
■■ 引き上げられた「ゼロ戦」 ■■
世界に唯一現存する帝国陸軍四式戦闘機「疾風(はやて)」や海中から引き上げられた「ゼロ戦」の実物が展示されておりかなり充実した史料館となっています。   屋外には映画の撮影で使われた隼のレプリカが展示。  内部は撮影禁止です。


■■ 桜島SA ■■
本日の観光はここまで。  ホテルへ向かう途中、九州自動車道の本土最南端に位置するサービスエリア、 桜島で一休み。    高台の展望台は雄大な桜島を背景に撮影できる広々とした撮影スポット。
■■ 霧島ロイヤルホテル中庭 ■■
 今回旅行で連泊するホテルはここだけ。   ロケーションといい料理といい露天風呂といい、ノンビリできて最高のホテルでした。


■■ 本日の夕食 ■■
自分達以外は1人で食事しているオトウサンだけの貸切状態で、そのオトウサンのもとにコック長はじめ従業員さんたちが入れ替わり挨拶していますから、関係者のオエライさん?   そのせいかどうか、ナンカ、メニューが超豪華。
■■ 霧島ロイヤルホテル ■■
 二日目ともなるとウェイトレスさんとも顔なじみとなり、すっかりお友達モードに。 最後は一緒に記念撮影してお別れ...... と思ったら翌日の朝食バイキング会場でもご挨拶。 気持ちのいいオネエサンでした。



   
2016年4月11日(月)・旅行10日目
■■ 朝食バイキング ■■
霧島ロイヤルホテルの朝食バイキングも、なかなか食材も充実していて大満足。    昨夜のウェイトレスさんと「お世話様」、「道中、お気をつけて」の挨拶を交わしホテルを後にします。
 
■■ 青島神社 ■■
「霧島ロイヤルホテル」を出発して向かったのが90キロほど離れた、縁結びや安産に御利益があるとされる宮崎県の 青島神社。  鬼の洗濯岩と言われる奇岩が島の周囲をグルリと囲んでおり、ここにも大勢の観光客が訪れています。
■■天の平瓦投げ(あまのひらかなげ)■■
青島神社にある天の平瓦投げ。 投げて割れれば開運・厄払いになるとか。   ヨメさんは一発でしたが、観光客のオバさんが何度も必死に投げてましたがナカナカ割れず......その後いかかだったでしょうか。
■■ 日南フェニックスロード ■■
宮崎市街から都井岬へ至る道路は日南海岸の王道観光ルートで、日南フェニックスロード。 今では「日南フェニックスロード」に代わって「日南海岸ロードパーク」という言葉がルートの愛称として使われる場面が多くなったとか。
■■ 鵜戸(うど)神宮 ■■
青島神社から22キロほど離れたところにあるのが鵜戸神社。   ここで青森から来てこれから熊本観光という御夫婦に会いましたが、その後の熊本地震の影響はどうだったでしようか。
■■ 洞窟内の本殿 ■■
ここは本殿が洞窟内にあるという珍しい造りのお社。   日南の海に浮かぶ目の前の亀石の窪みに玉を投げ入れ、見事入れば願いが叶うという「運玉投げ」があり。
九重"夢"大吊橋(ここのえゆめおおつりばし)
宮崎県観光を終え次に向かったのが310キロほど離れた大分県にある九重"夢"大吊橋。 歩行者専用吊橋としては橋の全長390m、高さ173mを誇る、長さ・高さとも日本一。     すばらしい絶景で人気スポットですが、注意点は入場受付時間が午後4時30分と早めに打ち切られること。  新しい自動車道が出来たらしく、方向は合っているようだけどカーナビルートから自車位置が随分ズレたまま...... それでもナントカ無事予定時刻どおり到着できました。

■■ 橋の全長390m ■■
 この日も受付時間を3分ほど過ぎて到着した北海道小樽から来た観光客が 警備のオジサンに泣き付いて、ホンノ数十秒吊橋から数枚写真を撮らせてもらっていました。  オジサン、グッドジョブ。     別な御夫婦が、「アンタがもう少し早くしたら.....」などとプチ口論している光景を見かけましたが、ここはかなりの確率でケンカが勃発する観光スポットと断言できます。   皆さん観光地の情報はしっかり把握してから出かけましょう.....(じゃあ、なんで長崎出島の工事情報を把握してなかった?)
■■ 別府湾ロイヤルホテル ■■
旅行10日目は大分県の別府湾を一望する高台に佇む別府湾ロイヤルホテルに宿泊。 それにしても連日、連夜の御馳走攻めですでに体重はかなり増加しています......人生の特等席を満喫するときは食べすぎ飲みすぎに要注意ですね。   
■■ 今宵は洋食のコース ■■
 洋食の場合夕食会場には正装と靴というのがルールなので、一風呂浴びてユカタとスリッパで気軽に、というわけにもいかないのがオッサンには難点ではあります。   もう最近は洋食を食すのも慣れ(?)てきて、わりとリラックスして臨めます。  



   
2016年4月12日(火)・旅行11日目 
■■ 朝食バイキング会場 ■■
ホテルは中国、韓国人たちが大挙して宿泊しており今朝の 朝食バイキング会場は大混雑。  これまで相席は一度も無かったのですが今回は大きな丸テーブルを囲み我々夫婦、 中国人のオバサングループ、韓国人夫婦、というアジア3カ国の民が一同に会する場と化しました。  
■■ 朝食バイキング ■■
 ただ、皆さん大声でおしゃべりするでもなく、おとなしく静かにモクモクと食べています.... さすがにこういう場面は遠慮するのか。    ゆっくり食べたかったら時間をズラすしかありませんが、忙しい旅行スケジュールではそうも行かず悩ましいところです。
■■ べっぷ地獄めぐり ■■
慌ただしい朝食を終え、本日の観光は別府観光のハイライト、自然が作り出す熱湯や噴気、熱泥など地獄のような光景の べっぷ地獄めぐり

■■ かまど地獄 ■■
「海地獄」「鬼石坊主地獄」「かまど地獄」「地獄蒸し工房鉄輪」「血の池地獄」「竜巻地獄」などを駆け足で巡ります。   8つある地獄はそれぞれ特徴があり楽しめます。
■■ 宇佐神宮 ■■
べっぷ地獄めぐり」を終え、次に向かったのが40キロほど離れた大分県宇佐市にある九州屈指のパワースポット、 全国4万社余りある八幡宮の総本山宇佐神宮

■■  ■■
日本古来の神と外来の仏教をともに信仰する「神仏習合発祥の地」といわれ、広い境内には国宝の本殿のほか、多くの社殿が点在しています。 訪れているのはほとんど日本人のようで皆さんお賽銭を入れ真剣に拝んでいます。
■大宰府天満宮(だざいふてんまんぐう)■
「宇佐神宮」を駆け足で観光した後、次ぎに向かったのは「宇佐神宮」から140キロほど離れた福岡県太宰府市に位置する、学問の神様、 菅原道真を祭る大宰府天満宮。 日本もますます観光大国になりつつあるようで平日にもかかわらずここも大勢の国内外の観光客で賑わっています。
■■  ■■
しかし、連日観光地めぐりで歩け、歩けの毎日ですが嫁さんともども我ながらよく体力が続くものです。 毎日御馳走を食べているせいか、まだまだ一晩眠れば翌日は元気一杯です...... 教訓、旅行は体が丈夫なうちに行きましょう。

■■ 玄海ロイヤルホテル ■■
本日の宿泊先は、福岡県宗像市の玄界灘を望むリゾートホテル玄海ロイヤルホテル。    ここが今回九州旅行最後の宿泊ホテルとなります。 ホテルに到着後、ザブッと一風呂浴び、生ビールとともにユッタリと御馳走をいただけば、今日一日の疲れも吹っ飛びます。
■■ 中華のコース料理 ■■
観光で歩き回った身体を毎夜癒してくれる今宵のコース料理は、久しぶりの中華料理。  基本的に中華料理会場も正装に靴がルールで、ついスリッパ履きのまま出向き部屋に引き返すことも.......




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