自殺対策基本法

自殺対策基本法は、平成18年に成立。それから6年、自殺者は3万人を下回る事はなかった。殆どの政治家、役人★教師はこの事に無関心。(私は元教師)
高校生が年間100人以上、自殺している事実を知っている高校教師は殆どいない。いじめが原因で小中学生が自殺するなんて、ありえないでしょ。

自殺対策基本法の目的と基本理念

目的

この法律は、近年、我が国において自殺による死亡者数が高い水準で推移していることにかんがみ、自殺対策に関し、基本理念を定め、及び国、地方公共団体等の責務を明らかにするとともに、

基本理念

自殺対策は、国、地方公共団体、医療機関、事業主、★学校、自殺の防止等に関する活動を行う民間の団体その他の関係する者の相互の密接な連携の下に実施されなければならない。

命が大事という人は、原発・地震だけでなく、この事を真剣に考えて欲しい。
国土強靱化に10年間で200兆円、1年間で20兆円か。その10分の1で何人の人が救えるか。政治家は良く考えた方がいい。

年間3万人という事に言及する政治家

宮瀬英治は国際協力NGO風の会を立ち上げ、衆議院選挙、埼玉3区で立候補するも結果は落選。

板橋区支部長 宮瀬英治より
大切な人が会社の仕事を苦に自らの命を絶ちました。まだ25歳でした。日本の自殺者は年間3万人。先進国の中でも異常に高い。ふと私の周りを見渡してみれば、みな不況の中で歯を食いしばりながら、文字通り身を粉にして限界ギリギリまで必死に働いています。

高校生の自殺

高校生が年間100人以上、亡くなっている事はなかなか報道されない。
児童生徒の自殺の状況(文部科学省)によると、高校生の自殺者は、平成19年度は121人(男78人、女43人)

児童生徒の自殺の状況への行き方

上記HPにたどり着くには、以下のように5回もクリックしなくてはいけない。

  1. 文部科学省ホームページトップhttps://www.mext.go.jp/
    左上のお知らせをクリック
  2. お知らせhttps://www.mext.go.jp/b_menu/b002.htm
    右の報道発表をクリック
  3. 報道発表https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/index.htm
    ずーっと下の方の平成20年度11月をクリック
  4. 2008年11月 報道発表一覧https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/20/1215970_1451.html
    6段目の2008年11月20日の右をクリック
  5. 平成19年度「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/20/11/08111707.htm
    3.調査結果の要旨(6)自殺の状況(PDF:101KB)をクリック
  6. 児童生徒の自殺の状況

平成22年度までの状況

平成22年度までの児童生徒の自殺の状況(文部科学省)下の方のP73。

平成22年度の自殺者は、小学生1人、中学生43人、高校生112人。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。