ポツダム宣言。降伏勧告文書

ポツダム宣言は、昭和20年、7月26日、ベルリン郊外のポツダムで日本に降伏を勧告した宣言です。その時のアメリカ大統領はトルーマンです。10日後には広島に原爆が落とされます。

ポツダム宣言

ポツダム宣言は、昭和20年、ドイツが5月に降伏し、
7月16日にアメリカが原爆実験に成功した後、 7月26日、ベルリン郊外のポツダムで日本に降伏を勧告した宣言です。以下はその一部です。

  • 二、米英中の驚くべき兵力は、日本本土に対し最後の打撃を加えようとしている。この軍事力は、全連合国の決意によって、鼓舞され持続されている。
  • 三、日本に集結しつつある力は、全ドイツ国民の国土と産業を荒廃させた軍事力よりも強大なものである。わが軍事力の全面的な発動は、日本本土の完全な焦土化を意味する。
  • 五、以下は、我々の条件である。
     我々は譲歩しない。ほかに選択の余地はない。
  • 十、我々は日本人を民族として奴隷化したり、国家を滅亡させることは意図していないが、
  • 十三、日本政府が全ての日本軍隊の無条件降伏を直ちに宣言する事を、要求する。
    これ以外の日本の選択は、迅速かつ完全な破壊あるのみである。

私は、こういうおどしは好きでは、ありません。

広島へ原爆が投下された翌七日、アメリカ大統領トルーマンは次のような声明を出しました。
「もし彼らが現在の我々の条件を受け入れないならば、彼らは地球上に類例をみない火熱の雨をこうむることになろう」
そして、長崎だった。

アメリカはあせりすぎていたし、今もアメリカは、あせりすぎていると思います。
イラクで結果を出そうと思えば、思うほど、事態は悪くなるでしょう。
いったん、立ち止まって考えた方がいいと思います。
アメリカ国民に謹んで進言する

イラク戦争とアメリカ大統領候補オバマ ヒラリー

現実味欠くイラク政策:米大統領選挙 YOMIURI ONLINE読売新聞
オバマ氏は、大統領に当選した場合、「就任直後から毎月1、2個旅団をイラクから引き揚げ、16か月以内に撤退を完了させる」と主張。クリントン氏は、撤退完了の時期こそ明言は避けつつも、「就任60日以内に撤兵を開始する」としている。

オバマ氏とヒラリー氏のイラク政策に関する違いは小さい。
オバマ候補の政策 イラク戦争を終わらせる為に

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。