約数の総積の求め方

18の約数の総積とは、18の約数(1、2、3、6、9、18)を全部かける事です。1×2×3×6×9×18=5832となります。大きな数1800の約数の総積は、どう計算すればよいでしょう。

18の約数の総積

答=5832=2×2×2×3×3×3×3×3×3

小学生でも解る18の約数の総積の求め方

18の約数は(1,2,3,6,9,18)。( )の最外側、第2外側、第3外側を掛け合わせると、1×18、2×9、3×6、と積が18になる組が3組あるので、18の約数の総積=18×18×18=5832

指数を使った18の約数の総積の求め方

20=1。指数法則:31×32×33=31+2+3=36という事を知っているとして説明します。

(20+21)×(30+31+32)の( )を展開すると、2項×3項ですから、20×30、20×31、20×32、21×30、21×31、21×32の6個の項が出てきて、これらは18の約数に過不足なく一致します。

よって、18の約数の総積=20×30×20×31×20×32×21×30×21×31×21×32 =21+1+1×31+2+3=23×36=5832

1800の約数の総積

答=254×336×536

中学生でも解る1800の約数の総積の求め方

1800を素因数分解すると、23×32×52

1800の約数は(1,2,3…600,900,1800)の36個。《1800の約数の個数=4×3×3=36個の理由》は約数の個数の求め方

( )の最外側、第2外側、第3外側…を掛け合わせると、1×1800、2×900、3×600…と、積が1800になる組が18組(36個の半分)あるので、1800の約数の総積=180018=(23×32×52)18=254×336×536

指数を使った1800の約数の総積の求め方

(20+21+22+23)×(30+31+32)×(50+51+52)の( )を展開すると4項×3項×3項ですから、20×30×50、20×30×51、20×30×52
20×31×50、21×31×51、21×31×52…23×32×52の36個の項が出てきて、これらは1800の約数に過不足なく一致します。この36項の中に、21、22、23は、それぞれ9個(3項×3項)。31、32は、それぞれ12個(4項×3項)。51、52は、それぞれ12個(4項×3項)あります。よって、総積の中には、2が54個(1×9+2×9+3×9)、3が36個(1×12+2×12)、5が36個(1×12+2×12)あるので、18の約数の総積=254×336×536

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