一次不等式の問題と解き方

不等号>の向きが変わる事に注意すれば、一次不等式の解き方は、一次方程式と同じ。不等式の両辺にマイナスをかけたり、両辺をマイナスで割った時、不等号>の向きが変わる。

一次不等式の問題

練習問題 3X+8>5X+2

  1. 不等式を方程式と思って、Xがついている項を左辺に、数字を右辺に移項する。
    3X-5X>+2-8。-2X>-6
  2. Xの係数(-2)で両辺を割る。X<3(答)
    両辺に-をかけたり、両辺を-で割った時、不等号>の向きが変わる事に注意。

-10<5→両辺に(-1)をかける→
 10>-5。不等号>の向きが変わる。

練習問題 3X+8>5X+2の別の解き方

マイナスの計算に不安がある場合、以下の方法だと、小学校の足し算・引き算の感覚でできる。

  1. Xがついている項を右辺に、数字を左辺に移項。
    +8-2>5X-3X。6>2X
  2. Xの係数(+2)で両辺を割る。3>X。
    不等号>の向きは変わらない。
    Xが3より小さいのだから、X<3(答)

場合によってはXを右に移行するという解き方は、Xの一次方程式でも使える。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。