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最新の情報、お知らせ等をアップロードさせて頂きます。

2020年05月06日

手指の消毒をお願いします。

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来院された際には、受付カウンターに設置しております手指消毒用のスプレーをお使いいただき、手指の消毒にご協力ください。

手をかざすと、自動で適量の消毒液がスプレーされます。片手で受けて、両手に刷り込んで下さい。

消毒液は、次亜塩素酸ナトリウム(塩素系消毒剤)を使用しております。この消毒液は、バイオウイルという薬剤を使用しており、一般的な塩素系消毒剤より、臭気、皮膚への刺激が少ないものとなっておりますが、塩素に対して過敏症がある方は、お気を付けください。

2020年05月06日

待合室の空間除菌

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新型コロナウイルス対策として、待合室に次亜塩素酸水による空間除菌が出来るイーリフレックスミストを設置しました。

待合室での飼い主様の感染リスクを少しでも減少させる事が目的となります。また、室内の換気効率向上を目的として、換気窓付近にサーキュレーターを設置しました。これにより、室内に空気が澱むことなく、屋外へ排泄させられるものと考えます。

緊急事態宣言が発令されておりますが、考え得る最大限の予防策を講じながら、可能な限り診療を継続して参ろうと考えております。

2020年05月06日

受付システムの導入

現在、新受付システムの導入に向けて、準備を進めさせて頂いております。近日中には、新システムの運用を開始する予定となっております。今しばらくお待ちください。また、新システム運用開始直後は、予期せぬシステム上の問題等で、ご不便をおかけする可能性もございますが、何卒宜しくお願い致します。

新型コロナウイルス対策の一環として、待合室における待ち時間の短縮を目的として、受付方法を変更させて頂きます。新受付システムは、回転ずしチェーン等で採用されている受付番号を取得するタイプのシステムとなります。受付番号は、オンラインを利用して取得できるほか、受付カウンター設置の端末を利用して取得する事が出来ます。

受付番号発券時に、順番待ち人数、および、おおよその待ち時間が表示されますので、待ち時間を有効に活用して頂く事が出来るのではないかと、期待しております。

2020年05月08日

受付システム運用開始日決定

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お待たせいたしました。新受付システムを5月18日(月曜日)より、運用開始いたします。受付システムでは、オンラインでの受付、院内設置端末での受付が可能になります。

受付の方式は、時間枠指定の予約方式ではなく、診療受付の順番待ちの番号を取得していただく方式です。よく、回転ずしチェーンで導入されている方式となります。

これにより、ご自宅で診察受付をすることができ、時間を見計らってご来院して頂く事で、待合室での待ち時間の短縮、待合室の混雑緩和を期待できると考えております。

ただし、導入直後には、想定外の事態が発生し、ご迷惑をお掛けする事もあるかとは思います。その際は、今後に向けた取り組みのスタートとお考えいただき、何卒ご容赦いただけますようお願い致します。

今後、システムを使用していく中で、より便利に、よりスムーズに診療受付を出来るよう、アップデートしてまいります。

2020年05月16日

お薬のみ、フードのみをご希望の方へ

お薬のみの処方、フードのみのご注文は、今まで通りの受付システムとなりますので、今まで通りお電話、もしくは受付スタッフまでお申し付けください。

2020年05月16日

椎間板ヘルニア手術

昨日は、腰椎椎間板ヘルニアで後肢麻痺の患者さんの手術を実施させて頂きました。午前中の診療が長引き、2件の手術を行った為、午後の診察で4時からの診察に、牧、鈴木が入れずにご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありませんでした。

椎間板ヘルニア手術の患者様は、術中の脊髄神経の肉眼所見も良好で、術後の表情もとても良いので、再び歩いてお散歩が出来るようになれるのではないかと期待しております。

手術が長引く場合に、午後の診察に入れない場合には、受付システムで手術担当獣医師の指名が出来ないようになっておりますので、ご了承ください。手術終了時刻が近付きましたら、指名できるようになりますので、オンライン予約受付ページでご確認ください。

2020年05月22日

靱帯の断裂再建術

今日は、ラブラドールレトリバーちゃんの前十字靭帯断裂の靱帯再建術を行いました。前十字靭帯断裂の最新治療は当院では対応できないので、最新治療が可能な大学病院の受診を含め飼主様とご相談させて頂きましたが、現在、新型コロナウイルス対策の為、大学病院は新規の診察を受け付けていない為、数年前から封印しておりました靱帯再建術を行う事となり、本日執刀させて頂きました。

この手術は、本犬の太ももの筋膜を利用して、断裂した靱帯を再建する手術となります。今回の患者様の筋膜は、とても分厚くしっかりしていたので、かなり強固な靱帯を再建する事が出来ました。今回の手術により、痛みが取れて跛行なく歩けるようになってくれると考えております。但し、再建した靱帯が違和感なく働いてくれるには、少し時間が必要だと思います。

前十字靭帯は膝関節内の靱帯で、人だとスポーツ選手が運動中に断裂してしまうことが多い靱帯ですが、犬では高齢期に入ると、普通の生活の中で、ちょっと滑ったとか、ジャンプしてソファーに上ろうとしたとか、本当にちょっとしたことで断裂が起きてしまうので、高齢期のワンちゃんは、体重管理をしっかりして、気をつけましょう。

先日、椎間板ヘルニア手術を行ったダックス君は、驚異的な回復力で、術後3日目には歩けるようになり、4日目の退院時には、待合室でお待ちの飼主様のもとへ、入院室から自分の足で歩いて向かうことができました。

患者様の病気が快方に向かい、退院してくれる瞬間は、至福の瞬間ですU^エ^U。

2020年05月25日

新受付システム稼働してみて

新受付システムの稼働開始から数日が経ちますが、なかなかスムーズな運営ができず、もたつく事もあり、ご迷惑をおかけしており、心苦しく思います。

私たちスタッフも戸惑いながらも、待合室での待ち時間短縮、それによる3密対策を実現できることを目標として、少しでもより良い診療を行って参ろうと日々奮闘しております。

実際に新システムを稼働し始めると、様々な課題が見えてきます。それらを一つ一つクリアしながら、新受付システムを改善してまいります。

飼主様に置かれましても、“こうだったら便利なのにな”。“こうしてほしいな”等、ご希望がございましたら、お気軽にスタッフまでおっしゃって下さい。システム上、ご対応できないこともあるやもしれませんが、お聞かせいただいたご希望が、より良い当院独自の受付システムへの道しるべとなってくれると思います。

2020年05月25日

前腕の骨折

昨日は、前腕の骨折の整復術を行いました。プレートとビスを使用して整復しました。

前腕の骨折の殆どは、プードル(トイ、ティカップ)の橈尺骨の手首から2cm以内での骨折です。原因は、高いところからの飛び降り、抱っこしていて落としてしまう事になりますので、2~3kg以下のプードルさんを飼われている方は、十分に注意をしてください。

2020年05月28日

ウイルス対策と熱中症予防の狭間

ここ数日は気温が上がり大変熱くなってきております。その為、待合室の室温が大変高くなっており、ご迷惑をおかけいたしております。

ウイルス対策の為、現在のところ、換気を優先させて頂いているため、玄関ドアの開放、換気窓の開放を行っております。少しでも待合室を快適化する事を目的として、玄関入り口にエアーカーテンの設置を行い、エアコンを最大出力で使用しておりますが、残念ながら十分に室温をコントロールすることは出来てはおりません。

これから始まる梅雨、および夏にかけて、ウイルスの蔓延状況を確認しながら、暑さによっては、換気を制限して、空調を優先せざる負えない状況も考えられます。

我々スタッフも、日々迷いながらの対応となりますので、お気づきの点がございましたら、スタッフまでお声がけください。

2020年06月12日

高齢犬の子宮蓄膿症について

高齢の避妊手術を行っていない雌犬にとって、発見が遅れると即、命が危険にさらされてしまうとても怖い病気です。

昨日も、患者様がご来院されまして、即入院、手術を実施させていただきました。15歳の高齢であったため、手術の負担を危惧しましたが、手術により膿がパンパンにたまった子宮を全摘出させて頂き、無事に手術を終えることができました。

この病気をチェックするキーワードがあります。“高齢の未避妊犬“、“生理が終わって1~2カ月でおりもの”、“急に水をがぶ飲み”、“尿量の増加”、“腹囲膨満”、“食欲減退”、“元気消失”です。

このキーワードを覚えておいていただき、万が一、あてはまる項目が2つ以上ある場合には、急いで診察にいらっしゃって下さい。

因みに、この病気は、避妊手術を行っているワンちゃんは、かからない病気なので、病気の予防の面でも、若齢時の避妊手術をお勧めしています。

2020年06月18日

熱中症について

梅雨が長引いておりますが、8月に入って梅雨が明けると、ワンちゃんにとって一番苦手な季節がやってまいります。猛暑がやってきたときには、飼主様と同様に、ワンちゃんも熱中症に対し注意が必要です。

日中の熱い時間帯のお散歩は当然ですが、日が沈んだ後でも、アスファルトは蓄熱しておりますので、お散歩をする際には路面の温度を飼主様の手のひらでご確認を頂き、路面の温度が落ち着いてから、お散歩に行くようにしてください。

特に、短頭種犬種(パグ、ボストンテリア、ブルドッグ、フレンチブルドッグ、シーズー等)は、喉の構造から大変熱が体内にこもり易く、熱中症には注意が必要です。

また、老齢のポメラニアン、ヨークシャーテリアの子で、気管虚脱(呼吸が早くなると、がーがー音が聞こえる子)を患っている子も、それほど暑い環境でなくても、興奮して呼吸が早くなるだけでも体温が上昇してしまう為、熱中症に注意が必要です。

熱中症の予防には、水を常に飲めるようにしておくことと、呼吸がゼーゼーする程の運動を避けるようにしましょう。また、短時間であっても、車内にワンちゃんを一人で置いておくことは、行わないように気をつけましょう。

熱中症は、命に係わる病態ですが、しっかりと、飼主様が注意をすれば、防ぐことのできる病態なので、これからの熱い季節は、特に注意を払って過ごしていきましょう。

2020年07月30日

午後の診察

本日、緊急手術の為、院長およびDr.鈴木が午後の診療を行うことができませんでした。診察予定が変更となり、申し訳ありませんでした。

本日の手術は、胆嚢粘液嚢腫に対しての胆嚢摘出施術でした。胆嚢粘液嚢腫とは、胆嚢内の胆汁が変性しゲル化する事で、肝機能不全を引き起こす怖い病気です。この病気は、早期には症状が出ない病気なので、水面下で進行し、症状がみられた時には、命の危険を伴う状況まで進行している事が多い病気です。この病気を早期に発見する方法は、健康診断による腹部超音波検査の実施が唯一の方法となります。その為、健康診断を受診する事がとても重要な役割を果たしてくれます。

本日の患者様は、現在のところ術後の経過は順調で、手術の2時間後には立ち上がって歩くことができましたが、この病気は、術中、術後を合わせて、約3割の命の危険を伴うため、今後も、重点的な治療が必要になります。

本日の患者様が日に日に元気になってくれることを祈りつつ、最大限の治療を進めさせていただきます。

2020年08月20日

午後の診察について

緊急手術、手術時間の延長等により、午後の診察開始時間に、院長等の獣医師が間に合わないケースがございます。

その際には、時間の関係上、ホームページ上でのアナウンスを行うことができない為、診療受付システム上での獣医師の指名項目から、診療に出る事が出来ない獣医師名を削除する事で対応させて頂いております。

その為、午後の診察で出勤予定の獣医師選択が出来ない場合には、お電話でお問い合わせいただけましたら、手術の進行状況によっての診察開始時刻のおおよその目安がお伝えできると思います。

手術終了と同時に、診療開始が遅れてしまっていた獣医師名が、指名項目欄に表示されるようになりますので、ご指名を頂けましたら幸いです。

2020年10月01日

院内換気の為

現在、新型コロナウイルス対策として、院内常時換気の為、入口ドア、窓を開放させて頂いております。

その為、待合室内がとても寒い状況となっておりますので、暖かい服装でご来院ください。また、患畜さんに対しても、服を着させたり、毛布でくるんでキャリーケースに入れたりと、防寒対策をお願い致します。

今後の気象状況によっては、常時換気から定期換気へと変更を余儀なくされることもあるかとはございますが、ご了承ください。

2020年11月30日

胆嚢摘出術

本日、和歌山分院にて、シュナウザー君の胆嚢粘液嚢腫による胆嚢破裂に対し、胆嚢摘出術を行いました。

繰り返す急性嘔吐を主訴に来院、腹痛を訴え、下痢もしておりました。いつもとても元気な子なのですが、元気消失。検査にて、胆嚢粘液嚢腫に伴う胆嚢破裂と診断し、緊急で手術を行いました。

麻酔導入後、開腹したところで急激な心拍低下が認められ、心停止。心臓マッサージおよび投薬により、何とか心拍再開。

昇圧剤、強心剤を使用し、吸入麻酔をオフにして、手術続行。

胆嚢摘出、総胆管疎通確認、腹腔内洗浄を徹底的に行い、腹腔ドレーンを設置し、無事に閉腹。

麻酔覚醒後、心拍、血圧正常。意識もハッキリして、十分量の排尿確認。

これからは、腹膜炎との戦いになりますが、何とか無事に退院してくれることを祈るばかりです。

シュナウザーは、胆嚢疾患の好発犬種です。その為、7歳を越えたら、定期的な血液検査と腹部超音波検査を行うことをお勧めいたします。

2022年05月17日

お陰様で20周年(^O^)

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5月7日で当院開院から20年が経ちました。

皆様に支えられながら、長いようでもあり、短いようでもある年月でした。

長年通って頂いている患者様よりお花を頂きました(=^・^=)。

これからも、今まで同様に全ての診察を大切にして、真剣勝負で診察をしてまいりますので、どうぞこれからも宜しくお願い致します。

2022年05月26日

胆嚢粘液嚢腫のシュナちゃん無事回復しました。

和歌山分院で胆嚢破裂治療のための胆嚢摘出術を実施したシュナちゃんは、退院5日後に、突然の呼吸困難で再来院。検査の結果、肺塞栓と診断。

酸素室にて入院し、抗血栓療法を実施。いつ何時亡くなられてもおかしくない、かなりシビアな状況でしたが、幸いながら治療が奏効し、無事に回復してくれました。

元々持ち合わせていた持病の糖尿病の維持療法のみで、元気に暮らしていけそうです。

患者さんが、元気に来院してくれる姿を見ると、本当にうれしい瞬間です。

2022年06月16日

新古品のサークル差し上げます。

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先日、二十歳でお空に旅立ったマロンちゃんのご家族から、一度も使用していない犬用のサークルを頂きました。SDGsなこのご時世、もしも、使って頂ける方が居られましたら、病院までお問い合わせ下さい。先着順となりますので、ご了承ください。

2022年12月05日

25日(水曜)の院長診察は午前休診となります。

25日(水曜日)、院長の午前中の診察は、悪天候による飛行機欠航の為、休診となります。

現在のところ、午後の診察は通常通り行う予定となっておりますが、交通機関の状況によっては、変更となってしまう事もございますのでご了承ください。

ご迷惑をおかけして大変申し訳ございません。

2023年01月24日

1月25日、院長診察休診のお知らせ

1月25日の院長の診察は、悪天候による交通機関の乱れの為、終日休診となります。

ご迷惑をおかけしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

2023年01月25日

フィラリア予防薬について

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今年からオールインワンタイプのフィラリア・ノミ・ダニ予防薬は、新しい薬剤を導入致しました。新しいオールインワンタイプの薬は“シンパリカトリオ”という予防薬です。
去年まで採用していたネクスガードスペクトラと十二分に比較・検討して、様々な点を考慮した上で、シンパリカトリオを採用いたしました。
一番の決め手は、薬剤の副作用軽減の為の構造改善です。難しい話ですが、多くのお薬には、効果を発揮する分子構造(図の右手)と鏡合わせの副作用が懸念される分子構造(図の左手)が一体化して含まれております。この左手にあたる分子構造が曲者で、かなり昔の話になりますが、サリドマイドによる奇形児出産の問題を起こしたのも、この左手にあたる分子構造体です。
シンパリカトリオは、この左手部分を排除した、新世代の薬剤です。現在のところ、左手部分が含まれている薬剤でのそれによる副作用報告はなされていないものの、不必要な左手部分を排除してある薬剤の方が、より予防薬としては好ましいものと考え採用させて頂きました。
その他にも、薬剤が効果発現する為に必要な有効濃度が他の薬剤よりも極めて少ない特徴があるため、一錠に入っている薬剤量が少なく抑えられている点も評価しました。
ただし、お薬を投薬する際の与え易さ等も、予防薬にとっては重要な要素だと考えます。また、個々の患者様によっては、薬剤が体質に合わない場合もあるため、引続き、ネクスガードスペクトラ、クレデリオプラスも、取り扱って参ります。
何より大切なのは、都内では少なくなってきたとは言え、命に係わるフィラリアの予防を当院周辺であれば、5月から11月まで忘れずに行う事です。
可愛い家族の為、毎月一回の予防薬を忘れずに与えましょう。

ご興味のある方は、薬の鏡像体についての資料をご覧ください。名古屋工業大学の以前掲載されたプレリリースです。

https://www.nitech.ac.jp/news/press/2018/7114.html

2023年06月27日