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浄水器の必要なわけ
やや古い話ですが、新聞に「水道離れ」の記事が載っていました。
東京や大阪などの大きな都市に居住する、いわゆる都市生活者、ほど水道の水質が安全かどうか不安なので、
水道の水をそのまま飲まない人の割合が高くなっている、というような内容でした。
水道水の水質汚染が進み、浄水施設での薬品による消毒の処理が増加したことで、
大量の塩素投入処理によって生じる水道水の臭い、
いわゆる「カルキ臭が出てきたことや、
発ガン性物質「トリハロメタン」の摂取が心配になったことも
関係しているのかもしれません。
日本の水道は世界でもトップクラスの安全性だ、と言われてもマンションなど高置水槽を利用している場合や、
古い鉛の給水菅を使っている場合
など、本当に安全な水が蛇口まで来ているのか、キレイな水なのか不安に感じる人たちが浄水器に関心を持っているようです。
毎日飲む水道水だからこそ、
『本当の意味で安心して飲める水』
を作ることが出来る浄水器が求められる時代になったのかも知れません。
浄水器の使用目的は
水道水を安全で美味しい水にするため使う浄水器ですが、機能・価格も様々なものが発売されています。
単に浄水だけつくれば良いのか、濾過処理能力はどのレベルまで求めるのか、放射能除去まで考慮するのか、イオン水は生成できるのか、など
自分の使用目的にあった性能の浄水器をよく吟味して選びたいものです。
【浄水器がつくる水の種類】
- ◆浄水◆・・・・・・・・カートリッジを通して浄化した水
「薬を飲むときに・ミルクに使用したい」など。
- ◆アルカリイオン水◆・・・・・・・・浄水後、電気分解してつくられた水
「日常飲料・キレイで安全な水を飲みたい」、「お米をふっくら炊きたい」、「コーヒー・紅茶など美味しく飲みたい」、「野菜の下処理に」など。
- ◆酸性イオン水◆・・・・・・・・浄水後、電気分解してつくられた水(飲めない)
「洗顔後のアストリンゼント効果」、「つけ置き用の細菌繁殖しにくい水に」など。
浄水器を選ぶときのポイント
信頼できる会社のものを選ぶ
浄水器は、決して安いものではありません。
長く毎日使うものだからこそ、信頼のおける浄水器メーカーから購入しましょう。
以前は、きちんと規制がされていなかったため、
実証できない表示が氾濫していました。
しかし、今の浄水器には品質基準が定められてきちんとした表記がされているはずなので、表記のない浄水器は注意が必要です。
必要な性能を備えているか
「カルキ臭のしない美味しい水を飲みたい」、だけでしたら濾過フィルターだけの単純構造のタイプですみますが、
- 「日常飲料・キレイで安全な水を飲みたい」。
- 「お米をふっくら炊きたい」。
- 「コーヒー・紅茶など美味しく飲みたい」。
- 「野菜の下処理に」。
など、折角買うなら有る程度高機能が欲しいとなると イオン水までつくれる整水機能を持った浄水器が必要となります。
浄水器の性能はフィルターで確認しましょう。
浄水器のタイプ別特徴
浄水器を購入検討する場合、以下の条件を考慮して総合判断されると思います。
- 設置場所
- 設置方法
- 求める機能
- 価格
- 消耗品の交換方法のやりやすさ
浄水器のタイプは、
- 『ポットタイプ』浄水器
- 『蛇口直結タイプ』
- 『据置タイプ』
- 『ビルトインタイプ』
に大きく分けられタイプによっては「アルカリイオン水」、「酸性イオン水」は生成できない浄水器もありますので購入時はよく検討することが重要です。
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