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揃えておきたい防災アイテム
いったん大震災が発生しライフライン停止の事態になってしまうと、復旧するまでの期間、相当不便な生活を強いられることになりますが、
イザというときに役立つ災害用品を日頃から災害備えとして準備しておけば多少は安心できます。
あの3.11の東日本大震災でも、ライフライン停止により、何日も江戸時代のような生活(?)を体験しました。
ちなみに、3.11に発生した東日本大震災のライフライン復旧までの日数は、比較的被害の少なかった宮城県仙台市の北部でも........
【ライフライン復旧までの日数(被害の少ない地域)......地区によりかなりバラツキがありました】
- 電気.......3/14 12時ごろ(3日間前後)
- 水道.......3/21(10日間前後)
- ガス.......3/27(16日間前後)
もちろん比較的被害のすくない地域だったからこの程度の日数で済んだのであって、ほかの地区ではこんなものではありませんでした。
大震災発生では、長期間の大変な不自由生活、が待ち構えていると覚悟しておく必要があります。
そんな事態で災害備えとして必要になるのが、『最低限の食料』、『ケガや体調不良時の医薬品』、『夜間の明かり』、
『煮炊きできる道具』、『冬場なら暖房用具』........
などの災害対策用品で、これらが手元にあれば、多少の不便さはあってもライフライン復旧まで十分生活していけます。
普段の生活ではなかなか気づかない、大震災発生での災害対策として、『ないと困るもの』、
『あれば便利なもの』、などを取り上げています。
★......このほか、赤ちゃんのいる家庭、介護が必要な人と同居されている場合など、それぞれ必要なものは追加で準備しておくことが必要になります。
父親は帰宅困難者となる?
東日本大震災の発生では、首都圏では交通がマヒして多くの帰宅困難者が発生しました。
イザ、大規模な災害が発生すれば、父親が職場から何日も帰宅できず、当面母親と子どもだけで難局を乗り切っていかなければならないことも想定されます。
東京都は2013年、企業に水や食料の備蓄を義務づける条例を施行し、災害時に一斉に帰宅しないよう促したそうですが、父親達はそれで食べられるとしても家族に食料などの備蓄が無かったら
心配でオチオチ食べてなどいられないでしょう。
家族構成に応じて、災害備えとして家庭に常備しておくべき最低限の食料備蓄リストを作成し、必ず準備しておく必要があります。
例えば、『水に入れてレトルト食品を温める発熱剤』、『お湯を加えて食べられるご飯』、などがあれば子どもでも食べやすいカレーライスを簡単に作れます。
『缶詰のパン』などもありますので忘れずに食料備蓄リストに加えておきましょう。
