ホーム⇒これ買ってみました⇒災害用携帯ラジオ.ソニーICF-B02
3.11の東日本大震災で災害時の情報収集メディアとして一躍脚光をあびたのが.......
"携帯ラジオ"。
『ラジオはみんなのライフライン』、というCMがラジオから流れていますが、あの停電の中ラジオからの情報だけが頼りでしたから、ラジオのありがたさがホントに身に(耳に?)しみました。
ということで災害時にラジオ一台だけでは心もとないので、災害発生時の情報収集グッズとして活躍してくれそうなしっかりした災害対策用ラジオを早速物色してみました。
【災害時にラジオに必要な機能(あくまで個人の感想です?)】
などを条件にあれこれ探してみました。
ライトは懐中電灯があるしラジオも普通の携帯ラジオがあるじゃないか、というツッコミはこの際無視して話を進めていきたいと思います。
ということで購入したのが"ソニーの携帯ラジオICF-B02"です。
震災後、世の中が少しずつ落ち着きを取り戻し始めた頃、このラジオに的を絞りネットでズイブン探したのですがどこも在庫切れ。
ネットでは他の災害用ラジオはいろいろなタイプが販売されていましたが、ナゼかこのラジオだけはどこを探しても品切れ状態で売っていませんでした。
たまたまネットオークションで売られているのを見ると、通常価格6千円程度(当時)のこのラジオが2万円以上で出品されていてビックリ....どこでも商売上手(?)はいるものですね。
手に入らないとますます欲しくなるのが世の常で、こんなに人気があるラジオならどんな手を使ってでも.......と買ってしまった....ということはサスガにしませんでした。
そうこうしているうち、やっと近所の電器屋さんに入荷したので、遠くに住んでる息子用と早速2台購入。(2011.7.7 一台5,800円也)
一万円以下でコンポが買えるデフレ時代に5,800円もする携帯ラジオ、というのはかなりの高価格ラジオではありますがイザというときの備えと思えば.......
ICF-B02は東日本大震災の影響でメーカーの予想を上回る大幅な販売増になったといいます。
そのICF-B02の後継機種としてソニーから2012年2月10日に発売されたのが「ICF-B03」です。
基本機能はICF-B02と共通のようで、外観もほぼ同じデザインですが細部が改良されており、新たに充電ケーブルにスマートフォン用のmicroUSB変換アダプタを同梱して、
Androidスマートフォンの充電可能になったことが大きな特徴となっています。
市場にスマートフォンの割合が急増したことへの対応なのでしょうが、残念ながらiPhoneの充電には対応していません。
手回しで行うスマートフォンの充電時間は、端末の消費電力によって異なりますが、5分間ほど手回し充電すると連続通話は約3分程度、待受けでは約30分ほど可能となるようです。
(外形寸法は幅130mm×奥行き52×高さ77mm、重量は285g)と同一です。
価格:4,300円 |
「ICF-B03」から直接iPhoneへの充電は出来ませんが、エレコムの「DE-A01L-1810」を使うことで「iPhone 4」の場合80%まで充電できる、とされています。
「DE-A01L-1810」は付属のケーブルで「ICF-B03」のmicroUSB端子から給電できて、USB-A端子からiPhoneなどに充電できる製品で容量は1,800mAh。
価格:1,380円 |
現在(2014.8)のSONY手回し充電ラジオは、「ICF-B08」になっています。 サイズが数ミリずつ若干大きめになりましたが、
各操作部分のツマミ類が大きく操作しやすい形状に改良されています。
iPhoneにも充電できるようになりました。(一部のスマートフォンには未対応なので購入時は要確認)
ソニーICF-B08 DC(スマートフォン対応 手回し充電 FM・AMポータブルラジオ/オレンジ) (ICFB08DC) 価格:4,298円 |
「ICF-B88」は「ICF-B08」とほぼ同機能ですが、ランタン(上部のLEDライト・カタログではソフトライト)機能が省略されています。
そのかわり、本体上部にソーラーパネルを搭載し太陽光で充電ができるようになっています。
ICF-B88-S【税込】 ソニー 手回し充電ラジオ(シルバー) SONY [ICFB88S]【返品種別A】【送料無料】【RCP】 価格:5,980円 |
でも緊急用情報収集グッズとして必要な機能はすべて備えており、なによりソニー製ラジオということでラジオとしての基本性能も信頼感がもてます。(実際他のラジオと比べて受信感度がよい)。
災害用にしてはカワイイ(?)デザインで、カラーもオレンジで目立ちます。 家では日常ラジオとしてガンガン普段使いしています。
実際手にしてみても、コンパクトなサイズながらほかの携帯ラジオでは感じないズッシリとした重量感があり、いかにも災害時に使えそうな安心感があります。
夜間の出番となる「懐中電灯」や「ランタン」などの非常灯機能もチャンと備えています。
災害直後からこのラジオだけがなかなか入手できなかった訳が、実際手にして納得できたのでした。
分かりやすい日本語表記とスイッチ配置でまごつくことはなく、操作性は良好です。
多少の雨や雪、水しぶきのかかるところでも使える防滴機能も備えています。(水中はムリです.JISC0920*IPX2相当)
いかにも災害時に対応する緊急用装置というシッカリした作りで、カワイイ見た目によらず中身はタフな印象です。
必要と考えていた機能は一通り備えており、最初からこのラジオ以外にはライバル候補はありませんでしたから満足の買い物でした。
内 容 | |
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受信バンド切換やLEDライト点灯スイッチ系はクリック感のあるレバー方式を採用。 |
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LEDライト点灯切換スイッチ系。 |
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受信感度が、自宅にある他のラジオより良い。 さすがソニー。 |
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LEDライトの照度も一般の懐中電灯よりはかなり光量不足かな、と感じるがあくまで緊急用と思えば納得の明るさです。 |
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薄暗いですがとりあえずランタン(カタログではソフトライト)として機能はします。(これで本を読もうなどとゼイタクを言ってはイケマセン) |
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丈夫そうな手回しハンドル。(モチロン金属製ではないですが) |
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イヤホン端子と携帯電話の充電端子部分は、柔らかいゴム性の蓋でカバーされています。 |
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電源切換はワンタッチ。 |
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電源は単4形乾電池×2本使用。 |
ソニーICF-B02 仕様 | ||
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受信周波数 | FM:76MZ〜108MZ AM:530KHZ〜1605KHZ | |
スピーカー | 直径3.6cm 丸形8Ω1個 | |
電源 | 単4形乾電池×2本(または内蔵ニッケル水素電池) | |
出力端子 | イヤホン端子 携帯充電端子 | |
実用最大出力 | 60mW(内蔵の充電式電池使用) 90mW(単4形乾電池使用) |
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携帯充電アダプター | PDC用、CdaOne用、FOMA用、の3種類 | |
付属品 | キャリングポーチ、プラグ付コード、充電アダプター、ホイッスル、ハンドストラップ、取り説 | |
充電時間 | まわし始めてから充電インジケーターが点灯した後、約1分の充電で約60分ラジオ使用可 | |
本体サイズ | 約 幅130×高さ77×奥行52mm | |
質量 | 約285g(約297g:乾電池含む) |
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