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コールマン・ガソリン式ランタン295

 子供たちが小学生までは毎年キャンプにあちこち行っていたものでしたが、(綾小路きみまろ風に)あれからもう15年.......、野外遊びからはすっかり足を洗い キャンプ用具は物置の奥にしまいっ放しでした。

それがヒョンなことからキャンプ遊びをやることになり物置から引っ張り出してきたのが、 コールマンのガソリン式ランタン・295です。

 ホコリまみれの本体をカラ拭きして、15年間(!!)入れっぱなしでワズカに残っていたホワイトガソリンを新しいガソリンに入れ換え、ボロボロのマントルを新品に換え、 ポンピングしてマッチを擦ったら.......マア、なんということでしょう......昔のように簡単に点火してくれたではアリマセンカ。

さすが、コールマン、アウトドアの強い味方です。 長い間ほったらかしでも、なにごともなかったかのようにまた眩しいほどの明かりを灯してくれました。

この、燃焼中のシュウシュウいう心強い音も懐かしいですね〜。


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ガソリン式ランタン

 アウトドアで使うランタンは、電池・ガス式からガソリン式まで、様々な種類がありますが、でも、 やはり人里はなれた自然の中で使うならガソリン式ランタンが好きですね。

 灯油を燃料とするタイプもあり、東日本大震災ではほとんどのお店が閉まってしまい燃料となるホワイトガソリンを入手する困難を体験したためか、 この灯油燃料のランタンをサブ・ランタンとして備える人も増えたようです。

 そもそも現代の日常生活では"火"というのはまずめったに使いませんが、アウトドアで漆黒の闇の中、シュウシュウという音をたてて周囲を明るく照らしながら 燃えているランタンをボーッと見ているというのも(ケッコウ眩しいのであまり近くで長時間見ないように....)、日常の些事に追われ、せわしない日常生活を送る現代人にとって、 つかの間のゼイタクな癒しの時間かもしれませんね。

 ガソリン式ランタンの、音を出しながら一生懸命(?)燃焼しているスガタに、ナニカ心強いものを感じるのはオッサンだけでしょうか。

これが電池のLED照明だと、なにかチョット迫力にかけるような気がして、いまにも後ろから獣でも襲ってくる気がします(.....タダの臆病者?)

 明るさもやはりガソリン式ランタンに分があるようですが、最近のガス式ランタンはスリーマントル(光源が三つ)を使用して ガソリン式ランタン並みの大光量を出しているタイプもあるようです。
たしかにガソリン式は給油とポンピングが必要ですから、スイッチオンで簡単に使えるガス式も魅力的ではあります。

でも漆黒の闇の中の心強い味方、"ガソリン式ランタン"は大光量モデルが多く、ランニングコストも優れていますから、 まだまだ現役選手は務まるのではないでしょうか。


操作部分

 燃料タンク部分に、Unleaded(アンレデッド・無鉛ガソリン)という表示があれば、自動車用ガソリンとホワイトガソリンを共用可能です。

コールマンランタンのタンクがグレー色なら普通のガソリンも使えますが、赤タンクはホワイトガソリン専用のランタンとなります。       但し、アンレデッドタイプといえど普通ガソリンの使用はコールマンも積極的に勧めてはいないようですが.......

残念ながら最近のカタログではUNLEADED(アンレデッド)タイプは、ラインナップが無くなったようです。

■■ 点火操作する部分は2箇所だけです ■■



でも、ガソリン式ランタンの点火操作は「なんとなく難しそう・・・」と思っているいる人も多いのでは?


ポンピング

 ガソリン式ランタンといえば点火する前に行う特有の儀式、『ポンピング』というものがあります。
昔はキャンプ場のアチコチでオトウサンたちが、コールマンのランタンやストーブを相手にシュコシュコ、一生懸命ポンピングしていたものでした。

まさにキャンプ場の風物詩というやつで、これを見かけないとキャンプに来ている気分にならなかったのは古いオッサンだけでしょうか.......

ガソリン式ランタンの仕組みは、燃料である『ホワイトガソリン』をジェネレーターという管に送り出し噴出気化させた燃料と空気の混合気を燃やす構造になっています。

燃料タンク内の圧力が高いほど燃料をジェネレーターに送る力が強くなりよく燃焼しますから十分に圧力をかけておくことが重要です。     この燃料タンク内を加圧する作業を『ポンピング』というわけです。



 ガソリン式ランタンの性能を100%引き出すにはポンピング作業でしっかり燃料タンク内の圧力を上げることが大切です。   このときタンクに注入するガソリンは満タンにするより8分目ほどにしてポンピングしたほうが圧力が上がりやすくなります。

ポンピング作業といっても特別な操作を行うわけではなく、写真のように親指でポンプノブの頭にある穴を塞ぎながら ポンプステムを燃料タンク内に出し入れするだけの作業でタンク内が加圧されていきます。

通常は30回ほどポンピング作業を続けると徐々に内部の圧力が高まり押し込むのに強い力が必要となってきます。     タンク内の圧力が十分に高まるともう指で押し込めなくなるほど固くなりますからここまでポンピングしておけば作業は完璧です。

 ただ、不慣れな場合やらかすのがこのポンプノブの誤った操作.........

取り扱い説明書に記載されている「ポンピング作業の前にポンプノブをClose側から2回転ほど左に回して開放する」、 という操作をキチンと行わずに、ポンプノブをClose側にしたまま一生懸命ポンピングしても、加圧されません。
また、「ポンピング作業が終わったらClose側に止まるまで回しておく」、という操作も忘れずにやりましょう。

初心者でランタン本体に問題がないのにポンピングしても加圧しない、または点火できない、という場合この操作を正しくやっていないことが原因かもしれません。


リュブリカント

 ポンピングするとき、ポンプノブは正しく操作したんだけど、「ポンプノブを押してもスカスカで、何回ポンピングしても圧が掛からない」、という不具合がでることがあります。
こんなとき試してみたいのがリュブリカントです。  lubricant(潤滑剤)

 ポンピング時には、ピストン先端にあるポンプのピストンカップが開き、圧を逃がさないようシリンダ壁面に密着するのですが、 しばらく使っていないと、カップが硬くて密着しないため、ポンプノブを押してもスカスカとした操作感になってします。

こんな現象が出たら、本体の故障もモチロン考えられますが、密着不良が原因かもしれませんから「リュブリカント」を普段から使っていないとしたら一度試して見ることをオススメします。


 「リュブリカント」を注油口から2〜3滴さすだけでポンプのピストンカップの密閉性が保たれ、潤滑性が増して、圧がかかるようになる場合があります。

それでも復活しない場合はポンプ部分をいったんばらして、カップを開いてやるとしばらく延命できることがあります。

急場をサラダ油を使ってしのいだ、などという話しもありますが、後でバラして洗浄後専用の「リュブリカント」を数滴注油しておきましょう。

オイルが常にある事でシーリングが保たれていますので、使用するときは1日1回程度注油しておくといいかもしれません。


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点火手順

 ポンピングでしっかりと加圧してあるかどうかが簡単に点火出来るかどうかのポイントですから、 固くて押し込めなくなる位までポンピングしておくと万全です。

ただ、根性と力を出しすぎてポンピング時にポンプステム(ポンプノブの軸)を曲げないようホドホドの力で押し込むことと、 ポンプの動作方向に沿って真っ直ぐステムを押し込むよう注意しましょう。

押し込めなくなるまで加圧しておかないとダメ、ということではありません。  しっかり加圧しておくほど燃焼しやすく燃焼時間も長くなるということですから、 ある程度まで固くなった状態であれば点火はするハズです。
また、燃焼中に火力が衰えてきたらポンピングをその都度行う必要はあります。

■■ 手順1....まずはポンピング ■■



■■ 手順2....点火 ■■



 もう使わないなら燃料タンクのキャップを緩めて、タンク内の圧力を抜いておきます。
1カ月以上使わない場合は、タンク内のホワイトガソリンを抜き取るようにします。ガソリンの抜き取りには「残ガソリン抜き取りポンプ」があると便利です。

・やっばり火は癒されます
・キャンプでも火は欠かせません



ホワイトガソリン

 ホワイトガソリンは、日本では白ガス(しろガス)という通称が用いられることもあり、自動車用のガソリンはこれに対して赤ガス(あかガス)という通称で区別されます。

ホワイトガソリンはガソリンの中でもほぼ純粋な石油成分のみで構成されており、 添加剤が混入されていないため煤の発生が少なく、ランタンなどの燃料に適しているとされます。

ホワイトガソリン指定のランタンに、自動車用ガソリンなどを入れた場合、レギュレーターが詰まったり、ススが付いたり機器の損傷につながりますから、 通常はホワイトガソリンを使用する必要があります。

両方使えるとされるアンレデット・タイプのランタンといえど、コールマンジャパンは『緊急時のみ自動車用ガソリン可』としているようで、 永く使うためにも、普段はホワイトガソリンを使うほうがよさそうです。

ガソリンを入れっ放しのまま長い間放置すると、寒暖差でタンク内が結露してガソリンに水が混ざってしまい、 これが原因で、ポンピングができなくなるなどのトラブルが起きることもあります。
ランタンは丁寧に扱えば長持ちする道具ですし、愛着も湧いてきます。 使い終わったあとのメンテナンスは、忘れずに行いましょう。(ナラ、15年以上もしまいこむなヨ!!)

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ガソリンフィラー

 いざ、ガソリン式ランタンを購入し、燃料タンクにガソリンを入れるわけですが、ここで困るのがガソリン缶から直接注ぎ込むと、 大体が燃料タンクの注ぎ口からダダモレしてしまうこと。
こぼれたままふき取らずにウッカリ点火すると、ボッと大きく炎が上がり眉毛がチリチリ........ などというコント場面になってしまうかも知れません。

ここはいわゆる漏斗(じょうご)のようなものを使うと、こぼれず安全に給油できますから便利です。

通常、ポンピングで効率よく燃焼させるには、燃料タンク内に8分目ぐらい給油するのがベターといわれます。

最初は注いでは中をのぞき量を確認する、ということを適量になるまで何回も繰り返すわけですが、 コールマンから販売されているこの「ガソリンフィラー」を使えば、 適量(8分目)になると自動的にストップしてくれますし、こぼれることもなくなる、というスグレモノです。


 ガソリン缶に装着し、タンクの注ぎ口に差し込んで給油します。 差し込んだだけでは給油しません。
「グッ!」っと押し込むと、押している間だけ給油を開始する仕組みになっています。

満タン(8分目)になると、それ以上はいくら押し込んでも給油しませんから、ガソリンがこぼれることも防げ、だれでも簡単に使えますから ホワイトガソリン缶からの給油にはなくてはならない、必需品です。

ガソリン缶に装着したままでも、押し込まない限りモレたりしませんから、一時的ならフタの代わりにつけっ放しで保管できます。

そんな高いものでもないですから、眉毛チリチリ事故を防止するためにも、一個は常備しておくと重宝します。


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マントル

 ガソリンやガス式のランタンに必用なものにマントルがあります。 これは、化学繊維で出来た袋状のもので、ランタンの光を発光させる役目をする、大切なパーツです。

このマントルは一度燃やすと灰状になり、非常に壊れやすくなります。 ポンピングの時や消灯後にうっかり触らないようにしましょう。

新しくマントルを取り付けた時には、必ず『カラ焼き』といって点火する前にマントルをライターなどで一度燃やし、灰状にする処理をしておかないとダメ........ などと巷間いわれますが、実はオッサンは一度も『カラ焼き』などせずに使っていますけど、でも問題なく使えています。


キャンプに出かけるときには必ず予備のマントルを持つようにしたいものです。

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各種ランタン

 ガソリン・ガス以外にも灯油を燃料とするタイプもあり東日本大震災以来高価なホワイトガソリンが簡単に手に入らない非常事態を考慮し この方式のランタンをサブとして備える人も増えてきたようです。

ホワイトガソリンやガスボンベを燃料とするランタンは、燃料切れした場合どこにでも置いてある燃料でないため入手に苦労します。    東日本大震災ではお店が長期間開かず結局燃料切れで使えなくなるケースが多発しました。

その点灯油は北国なら一年中自宅にありスタンドで買えるし比較的安価な燃料です。     レジャーはもちろん災害対策品としても灯油式ランタンは是非手元に置いておきたい照明器具です。

   

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 ランタンはタープポールにハンガーで吊り下げたりして設置しますができれば思い通りの場所に置きたいものです。

こんなとき便利なのが「ランタンスタンド」。  三脚で自立するタイプが多いようですが難点は設置場所がややスペースをとることと蹴ったりして倒すこと。

地面に突き刺して自立させる一本足タイプは場所もとらず触れても倒れないのがメリットです。  ただこの方式は突きたてる地面を選ぶことと一旦設置すると簡単に移動出来ないこと。    

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