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ガーデニング用の電動道具・植木バリカンについて

　一軒家にお住まいの場合、目隠しと美観を兼ねた「生垣」を自宅周りに植えられているご家庭は多いかと思います。

　季節によっては日当たりのいい場所などに植えた木がすくすくと伸びすぎて、剪定作業などマメに手入れしないとやや美観を損ねる(?)という事態もあるかと思いますガ、 剪定バサミ、刈り込みバサミなどの手道具を使った剪定作業はケッコウ時間もかかりますし 夏場などは汗だくの刈り込み作業となります。

　それがイインダヨ、という庭木手入れ好きのオトウサンもいらっしゃるでしょうが、年をとってくれば体力的な面もあり剪定作業はサクッとやっつけた方が イイと思うオトウサンもいるかと思います........


　そこで出番となるのがdiy道具の、「植木バリカン」 という、先端の刃が前後運動することにより枝葉を刈り取っていく電動の剪定作業用ガーデニング道具です。

画像は、自宅周りの「生垣」手入れ用に購入した日立製のコード式(コンセントから電気をとる一般的なタイプ)のもので、片手でラクラク取り扱える小型タイプ(FCH30SD3・本体1.6ｋｇ)です。

　まさに髪をカットするバリカンのように剪定作業が行え(髪は実際やったことは無いですがタブン.....) 枝葉をある程度均一面でサクサク気持ちよく刈り取っていけますし、 2センチ程度の太さの枝ならまず問題なく切断できますので、使ってみてホントに便利なガーデニング道具だなと感心した次第です。

　太い枝でも何回か切り込みを入れていけばナントカ切断は可能ではありますが、そんな場面は電動ノコギリ、 レシプロソー を使ったほうが刃やモーターにも負荷がかからず道具も長持ちすると思いますのでアマリ無理せずに.........


　シロウトが剪定バサミでチョコチョコ刈り込む方法だとナカナカ均一面に平らにカットしていくのは難しいですが、 この道具を使うと初心者でもソコソコきれいに平らな面に刈り上げられます。

　この道具は、「電動バリカン」、「生垣バリカン」、「ヘッジトリマー」、 単に「トリマー」、などの名称があるようですが、 自分が買った日立製のものは「植木バリカン」と銘打っていますからこの呼び名に統一しています。

植木バリカンの主な種類と特徴

• エンジン式.....電源もないよっぽと広いエリアを強力・スピーディに刈り込みするプロの職人さんでもなかったら、 家庭用では取り扱いも面倒でメンテナンスも手間がかかるエンジン式は候補外かと思います。
  田舎の広いお屋敷に住む年取った父親が刈り込みを楽に出来るように、などとプレゼントに考えている孝行息子サンはお父さんに重量など伝えてから判断されたほうがいいかなと。
  お父さん重くて難儀してしまうかもしれませんので。
  
  
• 充電式......ジャマなコードがないのは理想的ではありますが、バッテリーの性能に使用時間が左右され充電などの手間もあり、いい物はそれなりに高価ですから、 よっぽど電源コンセントから遠くてコードが届かない、などの場合以外は家庭用としてはそれほど必要性を感じないと思うのですが、アトはお好みで.......
  
  
• コード式.......価格もこなれていますし、種類も豊富です。
  小型のものは片手で簡単に取り扱えますから普通の家庭使用ならコードがジャマ、という以外は使わない理由は見当たらないのでは。
  延長コードも長さはいろいろありますから一般的な自宅生垣用ならコンセントの位置さえ替えればまず届くと思います。
  『コードが足にからまって危険、コードを誤って切断するかも......』などと心配するムキもあるようですが、 その点だけ十分注意して作業すれば自宅で使う程度ならよっぽどコンガラがった使い方でもしない限りそれほど不自由さは感じないと思いますし、 日立の付属延長コードは黄色なので樹木の間でもケッコウ目立ちますから........
  

点検・メンテナンス

　刃が切れなくなったらモーターの負担を少なくするためにも、目立てヤスリで目立てをする必要があります。

鉄ヤスリでブレード(刃)の面にそって一方方向に動かし粗とぎして、油トイシで仕上げます。

剪定を長く続けていると、刃の部分に樹木の樹液が付いて切れ味が悪くなりますので、機械油や自転車油を注油し布でふきとります。

使用後には清掃・注油した後、ブレードがさびないようブレードケースを取り付けて保管しておきます。

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