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ガーデニングなどでケッコウ頻繁に行う、枝の剪定作業........
高い場所の枝を切るときなど、脚立に上って上半身をオモイキリ伸ばし、ムリな体勢からノコギリでギコギコ........ケッコウしんどい作業ですし、なによりキケンが伴います。
これがもう少し楽に出来たらナァ.........などと思っていたオトウサン。
ここでご紹介するdiy道具でレシプロソー、 と呼ばれる電動工具をご存知だったでしょうか。
呼び名は様々で、今回購入したメーカーでは商品名をズバリ、"電気のこぎり"と呼んでいます。
一般的にノコギリは手でギコギコ往復運動(日本のノコギリは引く動作で切れますが外国は押す動作で切るのだとか......)させて切断していきますが、
この"レシプロソー"という工具はその動作を機械がやってくれる、というベンリな道具なのです。
"ソー(saw)"は"ノコギリ"、で、"レシプロ(reciprocate)"は往復運動、つまり電動でノコギリ動作してくれる道具なので"レシプロソー"とはズバリ "電気ノコギリ" ということになりますね。
(ちなみに、通常のエンジンをレシプロエンジン、などと通ぶって言うことも......ロータリーエンジンというものもありますから)
いままで汗水たらしながら手でギコギコやっていた切断作業が、スイッチオンすれば、"レシプロソー"が勝手に(?)ザーッと力強く往復運動で切断してくれるので超楽チンです。
人によって道具の使い方は様々ですから使用目的で選べばいい、ということになりますが今回"レシプロソー"購入の最重要ポイントは、"(軽く・扱いやすい)"、という点です。
使用目的が、枝の剪定・立ち木の伐採(それほど太くない材)・などに限られるので、身を乗り出した体勢でも片手でラクに扱える、"軽量"なもの。
普段の趣味木工で使う道具は、"道具と嫁さん(?)は最高の物を選べ"、というご先祖の遺言を守り、性能・機能、を重要視して
(モチロン予算の許す範囲デスガ.......)出来るだけ高級品を購入していますが、(.......ナカナカ嫁さんは遺言どおりには......)
今回はまずは取り回しがラクなことが第一条件になります。
(性能はともかく.......軽く・扱いやすく・安価なもの)という、ご先祖の格言を無視する条件でアチコチ探してみたのですが(タマのガーデニングで使う程度なので.......)、
なかなかコレダ、と思える"レシプロソー"が見当たりません.......
こちらはDIY用のレシプロソーの紹介です。
そんなある日、行きつけ(?)のホームセンター(ホーマック)の工具売り場をウロウロしていたら目に入ったのがこの"レシプロソー"だったんです。
新興製作所の商品ですが、片手で簡単に取り扱える手軽さと重量で、まさに電動で動くノコギリ、というイメージにピッタリ。
この"レシプロソー"にした決め手は、しっかりした設計で作られているナア、と思った点(モチロン低価格だったのも高ポイント.......)。
手に持った印象も軽量で手にシックリとなじみ、まさに手ノコギリの電動版、という感覚で使いやすそうです。
長時間の使用でも簡単にグラつかないよう、ブレードを本体に固定する部分の固定ネジがダブルになっていて、低価格のわりに細かい部分もしっかり作りこんでいる、という印象を持ったことが購入の決め手になりました。
最近は充電式のタイプが出ていますが、高価でバッテリー分重量もかさみますし、充電器周りの費用も余分にかかりますから、今回の使用目的程度ならコード式で充分です。
リョウビの"レシプロソー" ASK*1000 も隣に置いてあったのですが、この部分の固定ネジがひとつだけでしかも価格が倍近くします。
カタログ切断能力もこっちが若干優れている点も魅力でした。
この"レシプロソー"の切断能力は、木材なら厚さ60mmまでとなっていますがそれ以上の太さの丸太でもラクラク切断できます。
付属のブレードでカットしましたが、別売りのもっと切れ味の良いブレードなら作業がより楽になるでしょう。
動作音は団地内でご近所に気兼ねしながら使う、というほどの音量レベルではないと思いますし(夜は控えたほうがいいかも.......)、キーンという電動丸ノコのような高周波音とは別の、
往復運動する機械が発生するガーという感じの音です。
スペック |
電圧 |
AC-100V |
周波数 |
50/60Hz |
消費電力 |
280W |
電流 |
2.9A |
電源コード長さ |
2m |
質量 |
本体1.45kg |
ストローク量 |
10mm |
ストローク数 |
0〜3700ミニッツ |
絶縁方式 |
回二重絶縁 |
定格時間 |
30分 |