充電式レシプロソー
DIY（ディー・アイ・ワイ）歴も多少長くなってくると、フト気づけば身の回りにはいろいろな種類・用途の電動工具・道具タチが集まっていました。
先日、ダイブ昔にセルフビルドで作った古い物置を、丸ノコを使い解体作業をやったのですが、トタンや垂木が入り組んでいる屋根のような場所では、
丸ノコ本体ボディが邪魔になりどうしても刃が届かない箇所がありケッコウ悪戦苦闘しました。
丸ノコが入らない箇所の垂木や柱は、仕方なく手持ちのノコギリでギコギコやったわけですが、こんな場面で役に立ちそうなのが
「レシプロソー」です。
スイッチさえ入れれば、後は材に刃を当てるだけで自動で刃が往復運動してくれますから大変便利な電動工具なわけです。
ずっと昔(2013.7)に園芸用のレシプロソーは買ってあったのですが、今回は木工作業用としてプロユースの本格レシプロソー、
「マキタ充電式レシプロソー・JR144D」を購入しました。(2017.5)
マキタ充電式レシプロソー・JR144D
園芸用のレシプロソーは、植え込み程度の太さの枝は問題なくカットできますが、いつかは2/4材もラクラク切断できる本格的なレシプロソーを手に入れたいと考えてはいました。
そんなある日、リョウビ・BRJ-120の、隅やキワをアザヤカに切断している動画を見て、
ケッコウ使えそうな印象だったのでとうとう購入を決意。
基本的に電動工具はほぼマキタ製に統一しており、特に充電式電動工具は手持ちのリチウムバッテリー「BL1430」が共用できますから、全てマキタ製で揃えています。
今回購入した充電式レシプロソー・JR144Dも「BL1430」で駆動できますから、迷わずマキタ製にしました。 リョウビさん、ゴメンナサイ。
| マキタ充電式レシプロソー・JR144D 仕様 | |
|---|---|
| 電動機 | 直流マグネットモーター。 電圧14.4V |
| バッテリ | リチウムイオンバッテリ。 BL1430B(容量3.0Ah) |
| ストローク長 | 13ｍｍ |
| ストローク数 | 0～3000(回/分) |
| 切断能力 | パイプ:φ50㎜(長さ152㎜鉄工用ブレード使用時) 木材:厚さ50mm(長さ152㎜木工用ブレード使用時) |
| 寸法 | 397㎜×81㎜×210㎜ |
| 重量 | 1.6ｋｇ(バッテリー含む) |
※マキタの上位モデルはストローク長がもっと大きくなります。 ただし、当然ながら片手で持てる重量ではありませんからシロウトがDIYで気軽に使う道具ではありませんネ。
ストローク長は、JR360D⇒32㎜(バッテリー含む重量4.6㎏・40,300円・本体価格のみでバッテリーは別売)。 JR182D⇒28㎜(3.5㎏・38,500円・同)。 JR141D⇒23㎜(3.1㎏・33,800円・同)。
今回購入したJR144Dはストローク長・13㎜あるので、このクラスのものとしてはソコソコ高性能ではないでしょうか。
充電式レシプロソー紹介
DIYで使えそうな各社の充電式レシプロソーを紹介しています。 より本格的なタイプもありますが、本職でもない限りこのクラスでも十分使えると思います。
| 充電式レシプロソー | |||
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バンドソー。 番外編。 | ||
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園芸用のは持っていますが、なかなかしっかりした作りのメーカーです。 | ||
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JR144Dの使用感
片手で扱えるタイプのレシプロソーとしたらJR144Dは予想通りの使い心地でした。 丸ノコのように高速回転する刃で12㎜合板などはアッという間に切断していく、
というわけには行きませんが、これで手持ちノコギリでシコシコ切っていく作業からは解放されそうです。
手持ちのノコギリでも、大きく引けば切断長さを稼げますが、チョコチョコ引いたのでは少しずつしか切断できません。
レシプロソーもブレードの往復運動で切断していくわけですが、このクラスのレシプロソーだと往復するストローク長は10㎜前後のものが多く、切削は少しずつしか進めません。
レシプロソーを上手く扱うには、保持したまま切削を道具に任せるのではなく、切断長さを少しでも稼ぐようレシプロソーを前後運動させながら操作すると多少は切断スピードが上がります。
あとはよく切れるブレードを選択することでレシプロソーの能力を100パーセント引き出せれば快適操作が期待できます。
ピストル型グリップは、抵抗の小さなもののカットや、手を伸ばさないと届かないようなところで使うのには大変便利です。
ただし、それほど厚みが無い材であればこのスタイルでも問題ないのですが、切断抵抗の大きな材を切断する場合はこのような持ち方では本体がかなり暴れてしまいますので、
本体をしっかり握ったほうがスムーズに扱えます。
JR144Dはグリップ部分のスイッチ以外にも、ボディ中央部にもスイッチがあるので、抵抗の大きな材をカットするときはこちらを握って操作出来ます。
この中央部スイッチは、うっかり握ってしまってもオンにならないよう、安全トリガー(人差し指部分)がありここを操作しない限り動作しないようなっていて安全対策もしっかりとられています。
レシプロソー替え刃
| レシプロソーのブレード | |||||
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