ホーム⇒これ買ってみました⇒LEDランタン 170-9374
3.11の東日本大震災では、停電の影響で「照明のない夜間生活」、というものを何日も強いられました。
あの東北大震災のなか、ロウソクと懐中電灯だけで幾夜を過ごしましたが、ロウソクの弱い灯りでは手元しか見えません。
大震災のパニック状態がまだ続いているというのに、夜も薄暗い灯りの中でまんじりともせず一晩過ごす、というのでは気分まで滅入ってきます。
ロウソクは周辺まで照らす明るさはないですし、火事の心配もあるので出来れば使用は控えたいものです。
やはり災害備えとして、停電時には周りを明るく照らす「ランタン」、という照明器具があれば非常時にも役に立ちます。
キャンプ用ランタンとしてコールマンの"ガソリン式ランタン"は持っていたのですが東日本大震災で破損してしまって使えず、又たとえ使えたとしても燃焼タイプのものを室内で長時間使うと酸欠の恐れもでてきます。
アノ薄暗いなか、『電池式のランタンは必需品だね...』、と災害備えがオロソカだったオッサンは家族の冷たい視線を受けつつポツリとつぶやいたのでした.........
大震災の中、災害備えもせず避難民のような生活を何日も過ごしたマヌケなオッサンの経験から言わせてもらいます........
もしご家庭に災害対策として"夜間照明"用品をまだ備えていない、というオトウサン......
ワルイことは言いません、今すぐにホームセンターに走り災害用品として常備されておくことを強くオススメします。
危機感をイタズラに煽る(あおる)気はモウトウないのですが、もう少し具体的にアオらさせていただくと
★震度7の恐怖と今そこにある危機......
東日本大震災の震度7とは「それ以上ない最高の激震」を示し、阪神淡路大震災や東日本大震災を直接体験した人でなければ、大半の日本人は震度5程度の経験が最高だと思います。
「震度7は"異次元の揺れ"」、で恐怖に身がすくみ、まともな行動、まともな判断などできない
と語られていた「大地震発生の恐怖」をナンの因果か千年に一度と言われるこのタイミングで我々は直接体験してしまったワケです。
ニンゲン経験してみないとナカナカ実感できないものですが、日本中で発生している大地震の発生数がいかに多く、しかも頻繁に発生しているか、
日本列島大地震MAP
で見ていただければ"いまそこにある危機"がヒシヒシと感じられと感じられ、災害対策は早急にスベシ、
ということが実感できるかも知れません。
そんな緊急事態の不安な夜を薄暗いロウソクや懐中電灯だけで過ごす、という環境では災害を乗り切ろうとする勇気もなかなか出てきません。
そういうわけで、あの大震災以降世の中が少し落ち着いたとき早速購入したのがコールマンの LEDランタン 170-9374。
4つの照明器(子機)がひとつになっているスタイルで、通常はメイン照明として十分な明るさを備え、必要とあらば分割することで四人分の携帯照明にスバヤク変身.......
【170-9374.四つ分割状態】 |
【170-9374.乾電池の格納場所】 |
【170-9374.子機の内部電池】 |
これ1台でメイン照明器として使えるのはもちろん、誰かトイレに行くような場面では本体から子機を一個だけ外して個人用携帯照明として使えます。
懐中電灯のように遠くを照射する機能はないですが、カナリ明るいので結構遠くまで見渡せますのでそれほど不便は感じません。
4つの照明器(子機)は個別にオン/オフできますので、4個全部オンのフル点灯から1個だけオンの省エネ点灯まで、スイッチで自由に設定できます。
夜間の読書灯に1つだけ点灯させましたが、明るすぎて嫁さんからダメ出しされてしまったほどで、キャンプでも使える我が家の災害対策メイン照明はこれで確保できました。
本体は単1電池×8本使用し、4つの子機はそれぞれ専用の単4電池×3本を使用します。(子機の電池はつけたままで外しません...というか外せません)
8本の単1電池はこの位の明るさを実現するには必要でしょうし、子機充電器としての役割があるので妥当な本数なのでしょう。
このクラスの電池式ランタンとしては、この位の使用本数が一般的なようですので特別多いわけではないようです。
単1電池は、普段あまり出番がないけど、災害時は一番必要となる電池だった、ということは皆さんが言っていますので是非在庫しておくことをオススメします。
我が家でも、あの大震災後は邪魔にならない程度の本数で相当数在庫しています。
あの大震災では単1電池はなかなか手に入らなかったのでズイブン苦労しました。
しばらくたった頃ダイソーで見つけたときは感動したものでした(モチロン棚にあった電池全部買いましたヨ).......あの時、もしどこかで売られていたら百本でも購入したと思います.......いやホントに。
大事な点は、『ソウカ、じゃあ家庭の蛍光灯と同じくらいの明るさなんだ』、などとあまり過剰な期待を持たないように.........
いくら明るい、といってもそこは単1電池×8本使用しての明るさですので、100ボルトの家庭用電気で使う電気照明と同等の明るさは当然ながらありません。
とはいっても、乾電池で点灯する災害用照明器具、という前提で考えるとこれでも十分すぎる明るさです。
なにせテーブルに置いて真正面から見ると眩しく感じるほどの明るさ......頭からやや高めの位置に設置すればまぶしさもなく部屋全体を照らしてくれますからブラ下げて使用するのがいいかもしれません。(チャンとつり手があります)
これなら災害用品としてだけでなく、キャンプなどのアウトドアでも大活躍間違いなし、の照明器具となります。
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