作家の椎名 誠氏(*1)が、高血圧をたまねぎで正常値に戻した話を某週刊誌に書いていました。
高血圧治療の降圧剤を服用しているわが身として、この記事を見て反応しないはずは無い..........ということで早速調べてみました。
どうやらたまねぎのあの辛み成分「硫化プロピル」(*2)が空気に触れて、チオスルフィネートという成分に変わり
血液をサラサラにする、という働きが高血圧に効果があるらしいということのようです。
ただ、タマネギならどんな方法で食してもOKという事ではなく、いくつかの条件・やり方が必須らしいので、ザッとまとめてみました。
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まず、硫化プロピルは長く加熱すると失われてしまうのでいわゆる生食で摂取する必要があること。
さらに、タマネギは切る前も切った後もけっして水にさらさないこと。
さらすと有効成分が水に溶け出てしまう、という理由のようです。
たまねぎの辛み成分「硫化プロピル」は空気に触れると効果がより高まるので、切ったまま最低15分程度おくことが重要であること。
タマネギを切るときは、辛み成分「硫化プロピル」がより空気に触れて効果が高まるよう、繊維を断ち切るように横に切ること。
摂取量の目安は1日1/2個(椎名さんは毎朝1/4程度の摂取量とのことでした)を目安に、毎日食べ続けることが大切であること。
椎名さんは5ヶ月で血圧が正常にもどり、降圧剤とおさらばできたようです。
【たまねぎ食べ方の参考として........】
などなど、皆さんお好みで召し上がってらっしゃいます。
別バージョンとして、玉ねぎの皮だけを煎じた液を飲むと高血圧にも非常に効果的だが、摂りすぎると
血圧が下がりすぎることもあるので要注意..........
なんていう嬉しい脅し文句があったり、硫化アリルとビタミンB1と一緒に摂取すると消化液の分泌を助け、新陳代謝が盛んになる、
など有難い効用がタマネギにはイロイロあるようです。
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椎名さんは前述のように玉ねぎ効果を書いていらっしゃいますが、同時に実践されていたのがダシ昆布療法?というもの.........
前の晩に大き目の湯飲みに3センチ×5センチほどのダシ昆布と水を入れておき、朝の水分補給でこのダシの出た水をグイと一杯やる、という方法だそうで
玉ねぎ療法?とのあわせワザで5ヶ月で降圧剤がいらなくなったそうです。
北海道のある会社がまるで薬のような玉ねぎを開発した、という記事が週刊新潮(2013.3.7号)にありました。
味が濃く炒め物に向くというこの新種玉ねぎは、異品種を掛け合わせて作られたそうで、
薬と同様の作用で血糖値を抑え得るパワーがあるそうです。
その粉末を摂取した被験者は糖尿病の指標・「ヘモグロビンエーワンシー」の数値が下がったとのこと。
動脈硬化の予防に効果があるとされる「ケルセチン」も普通のタマネギの3倍以上ふくんでいるそうで、
またまた玉ねぎパワーが発見されたようです。
2013の春から試験栽培予定だそうで早く市場にでてほしいものですね。
高齢化で怖いのが動脈硬化や血管が詰まることによって引き起こされる脳梗塞や心筋梗塞。 最近の研究で豆腐のニガリ成分であるマグネシウムや青魚に含まれるEPAが、
血管を若返らせる効果がある、ということがわかってきたそうです。
ただその必要量は豆腐であれば1丁、サバは半身2切れを毎日摂取する必要があるそうで、なかなか大変です。
テレビで豆腐1丁半+サバ水煮1缶+カレー粉でドライカレーを作り置きし、副菜として常備しておくワザを紹介していました。 これを利用しドライカレーや、ポテトと混ぜてグラタン、
焼きソバに絡める、などのバリエーションで飽きずに食べ続けられるレシピを利用させてもらおうと思います。
またニガリのマグネシウムは体内からの塩分排出に効果があるそうで、豆腐の摂取により血圧の低下が期待できるのだそうです。 絹豆腐より木綿豆腐のほうがマグネシウム含有量は多いそうです。
降圧剤のお世話になっている身として、"玉ねぎ生食療法"に是非チャレンジしたいところですが、ナサケナイ話しではありますが未だに生食にはナジメズ、
なかなか習慣には出来てない状況です..........
言い訳として、
お茶で血圧低下をタヨリに、日々お茶はガブ飲みはしているのですが...........
最近知ったことで、ややショックだったのは自分は間違いなく高血圧症だったノダ、という事実でした。
実は今年の夏、もしかして、オレ正常血圧じゃネ、と思った時期がしばらくありました。
薬が無くなってもなかなか病院に行けず、数週間薬は飲まない期間があったのに、(ヤッテはいけません)
毎朝測定している血圧計の数値が、上が"110〜120"の数字だったんです。(今は服用して130前後)
ところが、
「血圧が正常の場合、起きがけ血圧は135より高くなることは、マズない」、という話を知ってしまったのデス.........
たしかに、そんな時期でも起きがけは、ときどき"140前後"を指していたんですよネ〜。
高血圧の中には、薬を飲もうが減塩しようが効果のないナゾの高血圧があるそうで.........
続きはこちらをご覧下さい。
血圧に関しては、
高血圧の気になる話、というプチ記事もありますので、よろしかったらご覧ください。
そもそも人間は体の隅々まで酸素と栄養を届ける必要があり、体内にある「闘争ホルモン」という物質の働きで、
誰でも起きがけの血圧は上がるものなのだそうです。
ただ、むやみに上がらないよう「血管内皮細胞(けっかんないひさいぼう)」というところから血管を広げる物質を出してコントロール
しているとのこと。
正常血圧の人はこの仕組みにより、たとえ起きがけでも血圧が上がりすぎることはない、という仕組みになっていたのでした.........
早朝高血圧の人はこの「血管内皮細胞」の働きが悪く、そのため血管を広げることができないため、血圧が上がりっぱなしになり、
最悪の場合、「心筋梗塞」や「脳卒中」などにつながってしまう、というリスクがあるとのことです。
健康診断では正常といわれても早朝では血圧が上がっている、というこの早朝高血圧の怖さは、
【起床からの発生時間帯】
に集中していた、というある調査データでも判明しており、"血圧測定のタイミング"も重要になります。
以下に該当する人は早朝高血圧の可能性があるそうです
【健康管理の第一歩はまず自分の体調管理から........自分の血圧はシッカリ把握しておきましょう】
正しく血圧を測定するためのポイントは、「測るときは2回行うこと」。
1回目はそのときの行動に影響され、比較的高めの数値になるそうです。
逆に2回目では安静になった状態で計測する影響で比較的低めに出るとのことですので、
「片方だけでなく両方の数値を記録しておく」ことが正確な血圧測定の判断材料になります。
「測定タイミング」は、一日の中で朝と夜の二度計測が基本となります。
測定は長期間にわたって継続して記録していくのが大切だそうで、自分の身体の基本情報となります。
「血圧計」は腕に巻きつけて計る"上腕用"がより正確に血圧を測定できるようです。
手首などで測定するタイプは手軽に使えますが、血管を圧迫させるのが"上腕用"よりやや難しいとされており、正確な数値測定は"上腕用"に分があるようです。
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早朝高血圧の見分け方の目安としては
【就寝前と起床後それぞれ30分以内に測定し】
に該当する方は早朝高血圧の可能性があるかも知れませんので、一度お医者さんに相談されたほうがいいかもしれません。
早朝高血圧から脱する道は、「血管内皮細胞」の働きが悪い人、であげられている項目を改善していく努力をすることと、
体を動かす、ということも大切なようです。
運動は「血管内皮細胞」を回復させる、という効果があるそうですからウォーキングなどおすすめです。
血圧の安定も健康な生活も、基本は快適な睡眠から、ということで最近耳にする、"体圧分散マット"についての記事、を追加しました。
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