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高圧洗浄機・日立FAW80SB

北国の冬道走行では、融雪剤の影響で下回りにサビが発生しやすい状態になります。

そこでアルファード購入を機会に、高圧洗浄機、購入を思い立ちました。

高圧洗浄機は、洗車や家のまわりを掃除するのに便利、水道代も節約できる、ということでここ数年で一気に普及しはじめてきたようです。

クルマの下回り洗車でも水道の何倍もの水圧で強力に汚れを洗い流す、ということで持っていればナニカと使い道はありそうです。

と、ココまでは嫁さんを納得させるための、もっともらしい購入理由なのですが......実は、本当の目的は別にあったワケで........

高圧洗浄機購入本当の目的は

その目的は、ズバリ高圧洗浄機をサンドブラスターとして使う(*1)、ということ。

実はわが相棒のxjr1300、積年のホコリ.汚れが車体各部にこびりつき、乗り手と同様、かなり(というか、ひどく)クタビレています......

特にエンジン周りは熱の影響なのか、汚れのこびりつき状態がハンパではなく、かなり手ごわそうでナカナカ清掃意欲(?)がわかず、ズルズルと月日だけは過ぎてしまいました。(掃除もホトンドしないし....)

乗り手のほうはテオクレとしても、どうにかして相棒をキレイにしたいなあ、とズット考えてはいたんです。

モチロンこんなひどい状態になってしまうと高圧洗浄機の水圧程度で簡単に落とせる、というような汚れレベルではないんですが、実はこの日立工機製高圧洗浄機FAW80SBの、 ある機能、に目をつけて購入したのです。

高圧洗浄機FAW80SBの機能

ナントなんと、実はこのFAW80SBには、高圧洗浄機用　サンドブラストキット　がオプションで用意されているのです。(ソレホド驚くことでもないのですが....)

サンドブラストキットは、高圧水流に微細な珪砂(*2 けいさ)を混入させて吐出させ、水だけでは落ちにくいサビ.ペンキ落としや、壁の落書き落としなどに適しています。(取扱説明書より)

この機能を利用して一気に長年の懸案事項のガンコな汚れを吹き飛ばそう.....とクワダテたのです。

高圧洗浄機を選ぶポイント

自分のようにサンドブラストキットがあるから選ぶ、という人はそれほど多くないとは思いますが、高圧洗浄機を選ぶポイントのひとつに水道直結タイプか自給式タイプか、 という部分があります。

このクラスの高圧洗浄機はホースを水道栓に直結させて使うタイプが一般的ですが、自吸式タイプは水道直結で使えるのはモチロンのこと、 ストレーナーホースを使えばお風呂の残り水や溜めた雨水を吸い上げて噴出することもできるので、近くに水道栓がない場所でも本体と水タンクがあれば使用できます。

この日立の高圧洗浄機・FAW80SBはサンドブラストキットとストレーナーホースはオプション扱いで別売ではありますが「サンドブラストキット＋自吸式タイプ」という 無敵(?)の組み合わせを誇ります。
水を噴出するパワーを示す最大吐出圧力も８．０MPa(８１.６�sf/C�u)ありますからこのクラスでは強力な数値で、初めて使うときは以外に大きな音がするな、とややビックリしました。 でもご近所に迷惑がかかるほどの大音量ではありませんからご安心を。

他に選ぶポイントとしてホースの長さは15メートル以上は欲しいところです。

思わぬトラブル発生

というわけで手に入れた高圧洗浄機だったのですが、本番まえに自家製格納ケースに出し入れしているうちに大トラブルが........

ナント、"出水口"といわれる高圧ホースを本体に接続する部分の金具が、ポッキリと折れてしまいました!!

おそらく自家製収納ケースに出し入れしたとき、どこかに引っかかった状態でムリに引っ張り出した所為だとは思うのですが、意外にモロイものですね。

とりあえず販売店から交換部品を取り寄せ自分で交換することにします。

	左が破損した"出水口"の部品で二つに分断されています。 右が新たに取り寄せた交換部品で、本来はこのように一つのパーツになっています。
	交換作業しやすいよう、本体カバーを外して"出水口"部分を露出させた状態です。 破損して本体に取り残されたナット部分はこの状態で取り付けられています。
	本体に取り残されたナット部分を取り外した状態です。
	新たに取り寄せた"出水口"を取り付けます。 この締め付けが不十分だと、実際に使用したときわずかなスキマからでも水がモレるので確実に締めこみます。
	"出水口"の交換作業が終わって本体にカバーをつけた状態です。 この"出水口"に高圧ホースを差し込みます。
	"出水口"に差し込んだ高圧ホースのリングを回して本体にしっかりと接続します。 確実に接続されていないと、水が漏れて十分な圧力が得られませんので慎重に。
	カバーを外した状態での本体内部。
	カバーの本体との接合箇所は全部で１０箇所あり、底部は９箇所、前部は１箇所の配置になっています。
	前部１箇所のハンドル固定ビスは先頭の１本。 底部９箇所のビスは、細いビス×２本と通常ビス×７本を使用します。 上のカバーのネジ穴に対応してビスを並べています。

高圧洗浄機・日立FAW80SBの仕様

日立工機　FAW80SB 仕様
使用電源	単相交流、周波数50/60Hz共用１００V
最大吐出圧力	８．０MPa(８１.６�sf/C�u)
最大吐出水量	６L/min
許容水温	４０℃以下
モーター	単相直巻整流子モーター
全負荷電流	１３．５A
消費電力	１３００Ｗ
給水方式	水道＋自吸　(最大吸い上げ高さ約１ｍ)
機体寸法	奥行き290mm×幅300mm×高さ710mm
質量	６.５kg(機体のみ)
コード	アースクリップ付き３心キャブタイヤケーブル５ｍ

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