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トヨタアルファード購入

新車で購入する大排気量100%ガソリン車、ということでは最後の新車購入(用語の補足*1参照)になる(?)であろう今回購入した車は...........

まずガソリンエンジンとして最上級のもの、仕事でつかうため大容量のカーゴスペース(用語の補足*2)が あること、という一見両立が難しそうな条件で色々と検討。

最高峰のガソリンエンジンとしたら、日産GT-Rやレクサスに搭載のもの、となるのでしょうが予算的な面でももちろんのコト、仕事で使うという選択肢内で選ぶとしたら、 ワンボックスカーでかつ大排気量の車種、と必然的に絞られてきます。

そこであれこれ熟慮の末2010年10月に購入したのが、2002年に登場した初代アルファードから6年ぶりのフルモデルチェンジとなって2008年5月12日に発売された、 トヨタの最高級大型ミニバン

        『2代目アルファード 3.5L仕様』


荷物運搬用として最大カーゴスペースを確保するため7人乗りではなく、8人乗りタイプをチョイス。
冬道走行も考慮し寒冷地仕様の4WD(*3)に決めました。

ちなみに、GGH20W系アルファードのリアサスペンションはトーションビーム式コイルスプリングです。




  

  

  
気になる情報(アルファード燃費)

V6 3.5L(2GR-FE)......2駆(9.5km/L)、4駆(9.4km/L)。

★2010版カタログ値(4駆は8人乗りのデータ、7人乗りは9.1km/L)

街中走行オンリー(4〜5km/L)
比較的空いてる高速道路(10〜11km/L)
信号機がほとんどない一般道(8km/L以上)

★実際自分で運転していての実用燃費(普段はレギュラー給油)
(道路状況.運転操作で異なりますので、あくまで参考程度とお考えください)


直4 2.4L(2AZ-FE)......2駆(11.6km/L)、4駆(11.4km/L)。

★2010版カタログ値

   


実は本命は別だったのだが・・・・・・・・

新型エルグランド・外観

実は、日産党の自分としては新型エルグランド3.5Lエンジン搭載車(2010年8月発売)が当然第1候補であり、 正直今か今かと発売日を待ち望んでいたわけです。
ところが実車(右画像)を見てガッカリ............

いや、性能とか作りこみ、デザイン等は特に問題ではないのです。
ニッサン命の方たちに誤解をされるといけないのでハッキリ言わせていただくと、技術の日産(*4)(古いデスネ〜)らしいこだわりで作られた車なのは分かるのです.......

しか〜し絶対的にマズイのは、アルファードに比べて車内が狭すぎる!!!!!〜(*5)

車のメカニズムとして見たら、たしかに新型エルグランドは凝った作りで、技術陣はかなり気合を入れて開発したのだろうが、 如何せん外観デザインで随分損をしている気がしてならない。

旧型エルグランド・外観 エルグランドの前モデル(画像)は、威風堂々のミニバン王者の風格だったのが、今回新型はどうも..... アルファードより一回り、全体がスリムに見えてしまう.......


実際はFRからFFへパワートレイン(*6)が変化したことで、むしろ室内高は旧モデルより高くなって室内スペースは広がっているそうだが、 アルファードと比較するとかなり狭く感じてしまう。


アルファード/エルグランド室内寸法の比較

  
寸法(単位mm)アルファード(2代目)エルグランドアルファード(3代目)
室内寸法(長)316030203210
室内寸法(幅)158515801590
室内寸法(高)140012751400
  

特に室内高の違いは致命的で、視覚的にもかなりの差がある印象を抱いてしまう。

うわさでは当初次期エルグランドも前モデルの威風堂々イメージでデザインされていたが、誰かの鶴の一声で全面デザイン見直しとなり、現行デザインとなったようで、 余計なお世話だろうがマーケティングの面では失敗ではなかったろうか。
もし新型エルグランドがアルファード並みの室内空間をもっていたら、少なくても自分は間違いなくこちらを購入したはずだから.......

買おうとするユーザーの立場から言わせて貰えば、このクラスの大型ミニバンに対して"スリムでスポーティなスタイル"を求めるユーザー層より、 大柄ボディに広い室内空間を持った堂々としたスタイルを選ぶユーザー層ほうがはるかに多いと思うのだが...........

スリムでスポーティなミニバンが欲しいならトヨタはミドルクラスの"エステマ"があることだし、ホンダやマツダからでもスリム&スポーティ路線.ミニバンが選べるのだから。


アルファード/エルグランド・新車価格の比較

その当時の新車、車両本体価格(税抜き)です。発売時期やマイナーチェンジ前後で新車価格はこの表よりかなり変動していきます。
また、実際の購入価格は車両本体価格に税金などの諸費用と、通常はオプション価格が上乗せされますから何割かアップします。

アルファードのエンジンは2Lクラスと3Lクラスの2種類あり、2Lクラスは2代目は排気量2.4L(170ps)2AZ-FEでしたが、3代目は2.5L(182ps)2AR-FEの新エンジンが搭載されています。 3Lクラスは3代目も2代目と同じ3.5Lのエンジン、280psの2GR-FEが搭載されます。

エルグランドは2.5L(170ps)QR25DEと、3.5L(280ps)VQ35DEの、2種類のエンジンが搭載されています。

グレードアルファード(2代目)エルグランドアルファード(3代目)
2009年4月2010年10月2015年1月
2.5L最廉価2,857,143円3,386,637円3,197,782円
2.5L最上位3,342,857円4,126,694円4,424,073円
3.5L最廉価3,219,048円4,117,875円4,145,237円
3.5L最上位4,465,714円4,867,875円6,716,618円
  


■■.......2015年1月26日から3代目新型アルファードが発売されました。 画像、2代目との簡単な比較などを載せていますので、興味のある方、のぞいてみて下さい。


アルファード/エルグランド・販売台数の比較

ヴェルファイア・外観 トヨタには兄弟車としてヴェルファイア(中身は同じで前後ライト周りのデザインが違う)もあるが、 こちらはアルファードより売れている様子。

アルファードとヴェルファイア両方合わせれば新型エルグランドの販売数を遥かに超えており、歯が立たないと言わざるをえません。

満を持して発売した結果がこれではニッサンもさぞかしガックリきただろうが、もっとガッカリだったのは 新型エルグランドの発売を待ち望んでいた自分だったりするのでアリマス............

街中でもあまり新型エルグランドを見かけることが少ないような気がしていたが、 やはり販売台数はかなりの差がついているようです。
→日本自動車販売協会連合会・月別ランキング
→トヨタ アルファード 新車販売台数推移
→日産 エルグランド 新車販売台数推移

(日本自動車販売協会連合会より)     ( )内はランキング30位内順位   

販  売  月アルファードヴェルファイアエルグランド
2014年11月1,703(29)2,041(24)477
2014年5月1,474(27)2,342(22)546
2014年1月2,823(25)4,654(13)1,493
2013年11月2,431(23)4,187(12)492
2013年10月3,070(17)4,556(11)820
2013年9月3,263(21)5,009(12)964
2012年11月2,418(21)3,245(13)653
2012年10月2,077(25)3,169(13)743
2012年9月1,3602,925(21)1,192
2012年8月2,113(27)2,883(18)1,030
2012年7月3,823(20)5,554(11)1,522
2012年6月4,606(14)5,765(9)1,283
2012年5月4,286(11)5,118(9)1,070
2012年4月3,865(9)4,730(7)790
2012年3月5,935(20)9,108(12)3,790
2012年2月4,353(19)6,899(8)2,836(29)
2012年1月4,067(14)6,480(7)1,740
  

それにしても、アルファードにしろヴェルファイアにしろ、最低でも乗り出し価格(*7)が400万以上になるかも知れない車が、 フリード(*8)やヴィッツという大衆車(?)と同程度の販売台数で売れているこの日本....この国もまだまだ捨てたモンではない(?)ようです.......

■■........アルファード、ヴェルファイアは2015年1月26日にフルモデルチェンジされましたが、モデル末期の11月でも販売台数でベスト30位に入っているのですから、 根強い人気振りがうかがえます。


やはりアルファードはこだわっていた?

トヨタアルファード・リアワイパー

細かい部分でも、アルファードはリアワイパーが外から見えないよう、リアガラス上部のスポイラー内部にスッポリ納めた、"格納タイプ"になっていたり (たしかエルグランドも前モデルは目立たない工夫がしてあったような...)、


トヨタアルファード・スライドドアレール スライドドアレールも目立つボディ横腹ではなく、窓ガラスとボディの境目に 上手く隠してあったり、

とにかく上級な作りこみで、高級感出まくりのデザインは流石に最高級ミニバンのうたい文句に恥じない。



エルグランド・リアワイパー部分 見ずらいですが、エルグランドの前モデル.リアワイパー部分です。
アルファードと同様、リアガラスの上部にワイパーを配置したデザインでした。

アルファードより若干"むき出し感"はありますが、黒ペイントで出来るだけ目立たせない努力をしているのがワカリマス........


アルファードに乗ってみて

アルファード購入後の感想としては、流石に最高級ミニバンのキャッチコピーに違わぬ作りこみで、 トヨタ車に対して抱いていたイメージ(ずっとニッサン党で今回が初トヨタ車)が、正直やや好転してしまった自分がいました。

大柄な車体に似合わずカチッとした走行感でフラフラしない走り。
上品な走行フィールで悠々と流していても、一旦アクセルを踏み込めばカッ飛んでいくエンジンパワー。 広々とした車内。  堂々とした佇まい。

持つ喜び.走る喜びを満足させてくれる1台で、たしかにこれなら売れるわけで納得の結果でした。

★.......ちなみにV6エンジンはハイオクが指定されていますが、普段はレギュラーを給油しています。(レギュラーでもOKのエンジンです)
ただし、その場合エンジン性能を100%発揮しないと取説にありますが、レースをやるわけでもないので普通に走行している分には全く影響ありません。

ドライブ旅行では高速道路走行する機会が多いので旅行中はハイオクを給油しますが、体感的にレギュラーとの違いは感じられませんので 特にハイオクにこだわる必要はないと思います。


アルファード装備品について

フル装備にすると軽く3桁越えのオプション群があるわけですが、なかなか御大尽サンの財力でもないとフル装備にはできません。

このクラスのクルマになると、標準でもすでに十分すぎる内容の装備が搭載されていますが(でも、オーディオ系はOPですケド...)、メーカーも商売上手ですから、 ついつい欲しくなってしまうオプション品を、モリダクサンにご用意してくれています.......

必要になるかな、と考えた装備品を、新車購入時に予算の許す範囲でアレコレと追加して、二年ほど乗ってみて感じた、 これはヤッパ便利な装備(標準装備品も含みます)だな.....や、アレは付けて置くべきだったかナア〜.... とかの印象を、ザッとまとめてみました。


    

(使って便利と思う装備品)   

装備品名内      容
クルーズコントロール高速道路を遠距離走行するなら、もはや必需品です。 疲労度が全く違ってきます。(3.5Lは標準)
ブラインドコーナーモニター見通しの悪い車庫から、道路に出るとき左右を映像で確認できます。(注文)
クリアランスソナー&バックソナー障害物に接近しすぎると警告してくれます。 感度が良すぎて大雪時、鳴りっ放しだったことも....(標準)
グラスシーラントワックスがけが不要で、汚れがつきにくく洗車も軽い水洗でオッケーです。(注文)
燃費メーターエコドライブを目指すなら、もはや必需品です。(標準)
コンライトライト自動点灯.消灯。 おかげで点灯忘れ、消し忘れが皆無に。(標準)
バックカメラいまや、後ろの映像が見えないと、不安でバックできません.......(注文)
室内カーテン車中泊などではプライバシーが完全に守られます。(注文)
   

(あまり使っていない装備品)   

装備品名内      容
後部座席テレビ 夫婦2人のドライブでは出番なし。  小さな子供がいれば必要かも....(注文)
サイドモニター 見ずらい助手席側の下部映像をモニター可能だが、過去数回しか使わず...(注文)
四駆仕様 雪深い土地でもないので出番はほとんどなし。でも降るとつい四駆モードに...(車種仕様)
  

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