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車のバッテリーについて考えた

昨今、車のバッテリーを使って車内でAC100V用電化製品を使える、というインバーターが人気のようです。

「車を発電機にできる」という発想はスバラシイと思いますし、キャンプや車中泊など、 家庭用コンセントが使えない場所で何日か過ごす場合でも、 便利電気グッズを使用できる環境が作れるわけですから要注目の商品です。

たとえ停電の事態でも電化生活空間を確保できるということで、イザというときにも心強い味方になってくれそうです。 (若干使用条件があります。 詳細はこちら)


そのインバーターを使うにしても、重要になるのが今回のお題、車の電気のミナモト.........「バッテリー」、ということになりますので、 この「バッテリー」についてアレコレ考えてみたいと思います。




「バッテリー」の存在が気になってきた

車イジリが好きなドライバーでもない限り、自分の車の「バッテリー」をワザワザじっくり覘く、という人はあまり多くないと思います。

そもそも「バッテリー」の存在を気にする場面は、古くなって買い替える時か、調子が悪いときにチョット見る、という場合が一般的ですよね。
(補充液をマメに入れてる、というカタでも自分の車の「バッテリー」型式をシッカと把握してる人はどれほどでしょうか.......)

昨今は車内電装品もいろいろな種類がカーショップなどに豊富に売られていて、自分でどんどん追加装備するようになってきました。

ここで注意が必要となるのが..........メーカーが製造する車の「バッテリー」は搭載電装品に十分見合う性能のものを搭載しているわけですが、納車後にドンドン電装品を増やすと、 搭載している標準「バッテリー」では能力不足という事態が起きます。

「入る分(蓄えた電気=バッテリーの能力)」よりも、「出て行く分=電装品の消費する電気」のほうが多くなれば、いずれ「バッテリー」内の電気は無くなるというわけです。

バッテリー「125D26L」
《バッテリー交換日記》
ダイハツ・ミラ ブーレーキパッド交換
《ブレーキパッド交換》



「寒冷地仕様車」について

同じ車種でも、「標準仕様車」と「寒冷地仕様車」では搭載「バッテリー」も「寒冷地仕様車」のほうがより性能の高い (容量の多い)「バッテリー」を搭載しています。

暖かい地域に比べ、寒冷地では厳寒時のエンジンスタートでは循環用オイルが固くなってしまい始動負荷が余分にかかることや、 「熱線式ウィンドシールドデアイサー(*1)」、「PTCヒーター(*2)]、「ヒーター付ドアミラー」などの氷雪に対する凍結対策品を追加装備しているため、 「標準仕様車」と比べて電気消費が増えてしまい、標準「バッテリー」では能力不足(容量不足)の心配が出てきます。

もともと「バッテリー」は気温が低いと本来持っている性能が低下するということもあるようで、アルファードのカタログにも『北海道で売られる車輌は、 「寒冷地仕様車」が全車に標準装備される』と書かれています。

そのために「寒冷地仕様車」はより蓄電能力が高い大容量の「寒冷地仕様車用バッテリー(*3)」を搭載している、というわけです。
(「バッテリー」のほかに、通常「寒冷地仕様車」はオルタネーター(後述)と呼ばれる発電機も強化されているようです)

ということで、車の電装品が氾濫している昨今では車の「バッテリー」に関してナニカと注目が集まってきている(?)、 ことから初歩的な内容ではありますが、シロウトなりに「バッテリー」についてアレコレ見ていくことにしました。


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