ホーム⇒アルファード.あれこれ日記⇒アルファード ユーザー車検体験記(検査コース偏)
車検書類申請が無事受け付けられたら、いよいよ検査コースに並び車検開始です。
(書類申請についての参考記事は→こちらのページにあります)
ハイヒールや下駄履きでは受けられませんから、運転操作しやすい靴を履いていきます。(そういうスタイルで検査場に行かれる方はいないとは思いますが.....)
各検査を一つ一つ受けていきますが、途中の検査が不合格でも最後まで全ての検査は行いますから、途中×(検査不合格)になったからといってヤケを起こし退場などしないように.......
不合格部分を整備後、後でその部分のみ再検査を受ければいいだけの話です。(当日なら無料のハズ......ここは検査場で確認願います)
★ 地域によっては検査順序.検査コースの細部等が異なるかもしれませんが、検査する基本項目は変わらないハズですのでこんな記事でもユーザー車検の参考程度にはなるかとは思います。
"走って止まれる"、状態にシッカリ整備されていれば、基本的にまず車検は通るハズです。
カナリ汚れている、かなりサビている、年式が古い、という見た目だけでダメ、と判断されることはありません。(タブン(?).......でも洗車ぐらいはしていきましょう)
実際の検査ラインに入る前に目視による外観チェック、がありますから、
各チェック項目は事前にキチンと確認し不具合があったら整備しておきます。
整備手帳にある、24ヶ月定期点検整備記録簿、に基づき各点検箇所をキチンと点検したあとは、点検時の走行距離を記入しておき当日忘れずに持っていきます。
(モチロン、当日の朝やってもナンの問題もありません......)
走行距離を車検日以前に記入していると、当然車検時に検査員がチェックする数値と差が出ますが、200キロ以下の誤差は許容範囲内ということです。
提出する定期点検整備記録簿の項目には、「点火時期」など整備工場のテスターがないと計測出来ないものもありますが、そこは規則です。
全てにチェックを入れておかないと受付しない人もいますから点検項目はモレなく記入しておきましょう。
ただ、オートマ車なのに『クラッチ点検項目』にチェックを入れてしまうような手抜きミスにはご注意を。
ユーザー車検を目指すならこの程度の点検は自分でやれるとは思いますが、自信がなかったら詳しい人に確認してもらいます。
★ 後日点検を受ける場合はその旨窓口で申告すれば、車検当日の点検整備記録簿の提出は不要、という手段もあります。
検査場の検査コースは通常複数ラインあるかと思いますが、ユーザー車検だと受ける検査コース番号が固定されているかと思います。
(全国統一かどうかはわかりませんが)
書類申請窓口で『車検コース××番で受けてください。』と言われなかったら、自分から『ユーザー車検の検査コースは何番ですか?』と念のため確認しておきましょう。
書類申請時に『初心者です』と申告すると最近は「フロントに置いて下さい」と初心者用の用紙を渡してくれます。 検査員がこれを見てつきっきりで検査を手伝ってくれます。
検査でいちいちユーザー車検かどうかは判断していないはず(?)なので、初めてだけど自信がある方やベテランの方は、
空いていそうな検査コースに並んでもいいのかなと..........予めコース途中に駐車し、車をほったらかしておいて書類手続きする、
という要領のいい(?)人もいますが、誰も注意しないけど反則でしょう。
さて、いよいよこれからユーザー車検・検査コースへのスタートとなります。
駐車場から、指定された検査コースへ車を移動します。(地面にコース番号がペイントされています)
テスター機器を使う検査は建物の中で行なわれますが、そこに至るまでコース毎にたくさんの検査待ちのクルマが数珠繋ぎとなってノロノロと進んでいきます。
すでに並んでいる前の車のあとに続いてコースを進んでいきます。
建物入り口近くまでたどり着けば、やっと最初の検査項目の"目視検査"が始まります。
検査員から申請書類一式の提示を求められますから、申請書類は後部座席などに置かず手元に揃えておきましょう。
テスター機器を使用する検査に入る前に、検査コース上で検査員による目視検査と、
ライト、ワイパー類の動作確認がありますので、検査員の指示に従い操作していきます。
目視検査ではボンネットを開けエンジンルーム内の車体番号・原動機形式などの検査が行われますから、予めボンネットのロックは解除しておきます。
検査員よりエンジン停止とボンネットを開ける指示がされますから、車外に出て自分でボンネットを開けます。
検査員の指示に従いボンネットを閉めたら車内に戻り、係員のエンジンスタート指示を待ちます。
次にヘッドライトのスモール、ハイビーム、ロービームの点灯指示があります。 オートライト車はライトスイッチをオートライトモードから
手動モードにしておきます。
操作指示される内容を聞き逃さないよう、ラジオ等は消し窓ガラスは少し開けておきます。(ウインドウオッシャー検査時の噴出にはご注意を)
初心者だとテンパりがちなので、指示されたらすぐ操作できるよう各装備品(下記の検査項目参照)の操作方法は自分でもう一度確認しておきましょう。
"フォグランプ"など普段めったに使わない装備がついている車だと、『ハイ、フォグランプを点灯させてください』、などと指示され、アワテテ操作スイッチを探し回る、
というマヌケな事態になるかも知れませんので。
★アルファードのフォグランプスイッチは、ライトスイッチレバーの根元に近い部分にあるスイッチで操作します。 ただしライトスイッチがオンにならないとフォグランプは点灯しません。
【目視検査で行なわれる主なチェック項目.....外観】
2023年10月11日の車検で、左側フォグランプの球切れ発覚。 恥ずかしながらいままで使ったこともなく、点灯操作もフォグランプスイッチをオンにして、ライトスイッチを補助ランプ側に入れるということも知らなかった。
したがって、「いままで一度も見てこなかった.....」。
【目視検査で行なわれる主なチェック項目....内部】
車台番号は2023年10月11日の車検ではチェックされなかった。 しかし、左側フォグランプの球切れが発覚し、修理後の再検査では、しっかり検査された。
一連の目視検査が無事合格したら、"自動車審査結果通知書"の該当項目に合格印を押してもらい、次はいよいよテスター機器を使用する検査コースに進んでいきます。
申請書類一式の中から、"自動車審査結果通知書"だけ取り出します。
この用紙に、これから受ける各検査の結果を記録機で打刻する作業が何回かありますので、この用紙だけ手元に置いておきます。
初心者だと実際の検査コース上ではまごつくかと思います。 自信がなかったら、車検場によっては検査コースの脇に
見学コースが用意されていますので、事前にジックリ検査の様子を見ることは出来ます。(ここは地域で異なるかも)
また、「ユーザー車検初心者です」と受付で申告するとダッシュボード上に置くチラシを渡してくれますから、検査員がいろいろとアドバイスしてくれます。
2021年検査ではこのチラシは無くなっていましたが、もし検査が不安ならば検査員に「ユーザー車検で不慣れです」と申告すると、「検査ラインで指導しますからハザードを点灯させておいてください」、
などと親切に対応してくれますから、遠慮なく伝えましょう。
車検場によって検査の順番や細かい部分は異なるかも知れませんが、このページで説明してある"検査内容"はすべての検査場で行われます。
これらの"検査の操作手順"を把握しておけば、どの検査場でも基本的な部分はほぼクリアできるはずです。
検査コース上では、検査の内容に応じ随時電光表示板に"検査時の操作"が表示、されます。
不安なら検査員さんに『ユーザー車検は初めてです』と伝えておけば、『わからないときは合図してください』、
『ハザードランプ点灯しておけば係員が来ます』、などと皆さんヤサシク教えてくれます。
初心者なんですから多少まごつくのは仕方ないとして、なるべく後ろで順番待ちしている皆さんの迷惑にはならないよう、
"どんな検査を"、"どんな手順で行うか"、
という最低限の予備知識は必要ですから、よくシュミレーションしていきましょう。 2019年の検査では、電光表示板も大きく見やすくなっていましたから、
さらに操作指示が分かりやすくなっています。
前方の信号機に青ランプが点灯したら、まず建物内検査コース入り口にペイントされている"排ガス検査の停止位置"まで進みます。
ギヤを"N"か"P"にし、パーキングブレーキをかけて車から降ります。(エンジンはかけたままです.......排ガス(*1)検査なので)
電光表示板の検査指示に従い、自分でプローブ(検査器よりのびている細長い筒)をマフラーの奥まで押し込み、
電光表示板に検査結果が表示されるのを少し待ちます。 測定結果は即出ず、少し時間がかかります。(せいぜい数十秒)
電光表示板に"合格(○)"、又は"不合格(×)"の検査結果が表示されたら、プローブを外し元の置き場所に戻します。 不合格の場合はとりあえず最終検査工程まで検査を終えた後、
整備して再度この検査を受け直します。
"自動車審査結果通知書"にマークされている挿入方向を確認し、この用紙を検査結果記録機に差し込むと、ガチャンと検査結果が打刻されますので抜き取ります。
この記録は後の検査工程でも同様に行います。
車に乗り込み、電光表示板に前進指示が表示されるまで、待機します。
前方に設置されている信号機の表示が青になったら、ゆっくり前進していきます。 ともかく急のつく操作は厳禁。
急ぐ必要はありません。 テンパらずゆっくり落ち着いて操作していけば大丈夫です。
このコースをゆっくり進む途中に、サイドスリップ検査が行われています。
ライン上をフラつくと正確に測定ができませんので、直進するよう心がけてゆっくりと進みます。
そのまま前進していき、前輪が前輪側テスター(ローラー)に乗る位置までゆっくり進みます。
慣れない時は窓から身を乗り出して、前輪タイヤが前輪側テスター(ローラー)の上にチャンと乗っているか目で見て確認してください。
(チャンと乗っていないと係り官がスピーカーで戻るか進むか指示してくれます)
前輪が前輪側テスター(画像で左側のローラー)に乗ったことを確認したら、
この位置でフットブレーキ(足ブレーキ)をかけ停止します。
(ギヤは"D"のままで、"N"や"P"にはしません。 パーキング(サイド)ブレーキもかけません。)
前輪をテスターに正しく載せれば、後輪は車体の長さに合わせローラー側が動き、後輪タイヤが乗る位置にピタリと合わせてくれます。
これで次の「スピードメーターの検査」の準備が整いました。
スピードメーターの検査は、前後のタイヤがテスター上にキチンと乗って、車が停止している状態で検査を行います。 タイヤを回転させて速度を計測するので、ギヤは"D"のままで、"N"や"P"にはしません。 モチロン、
アクセルを踏んでもローラーの上でタイヤが回転するだけなので、車は前には進みませんからご安心を。
前方頭上にある電光表示板に『速度40kmでパッシング』が表示されたら、アクセルをゆっくり踏み込んでいき、スピードメーターが40kmになったらその速度を一定時間維持したまま、
ライトをパッシングします。 ケッコウ微妙なアクセルワークが要求され、アセるとスピードが上下してしまいます。 ガンバッて、落ち着いて40kmを維持するようにします。
これまで『速度40kmでパッシング』だったのが、2023年10月11日の車検では、スイッチを手渡され
『速度40kmで押す』という方式に変わっていました。
また、今回初めてアクセルを踏んでもスピードが20km以上に上がらない現象が発生。 少々アセッたが、検査員が『トランクションを入れて(実際はOFFにする)』とアドバイスしてくれ解決。
トラクションコントロールは駆動力を路面へ確実に伝える装置で、基本的に走行中常に作動(スイッチON)している状態になっており、
通常の使用環境であればOFFにすることはありません。
トラクションスイッチON(通常の走行状態)のときは、タイヤが空転するとシステムがそれを感知し、エンジン出力を抑える等の手段で
空転を抑えてくれるわけです。
今回はローラーの上でタイヤが回ったことでシステムが勘違いし(正常反応?)回転をセーブしたわけで、こういうときのために手動でOFFに操作できるスイッチが設置されているわけです。
案の定スイッチをOFFにしたらキチンとアクセルに反応してくれました。 ほっといてもトラクション機能は自然にオンに戻ります。
トラクションコントロールスイッチが「ON」ではなく「OFF」と表示されているのは、スイッチをOFFにすることが通常から外れる操作になるからというわけです。
この装置名はトヨタであればVSC(ビークルスタビリティコントロール)、
ホンダであればVSA(ビークルスタビリティアシスト)、日産ならVDC(ビークルダイナミクスコントロール)といった呼び方となっています。
電光表示板に計測完了等の指示がでたらアクセルを戻しブレーキをかけ次の指示を待ちます。
電光表示板に随時、『パーキングブレーキをもどす』などの操作指示が表示されますから、
その案内表示に従って落ち着いて操作すれば大丈夫です。
【スピードメーターテストの手順】
この停止位置のまま、次はヘッドライト検査が始まります。
2015年9月1日から、ヘッドライトの検査が変更になり、ハイビーム側を検査していたのが、ロービーム側を検査するようになりました。
これは、1998年(平成10年)9月1日以降から製造された車は、保安基準がロービームを基準とするよう変更されたことに伴うもので、
平成10年8月31日までに製造された車はハイピーム基準のままでオーケーだそうです。
そもそも現在では夜間にハイビーム側で走行する機会などほとんどありませんから、いつまでもハイビーム側を検査するのは時代遅れだった、ということでしょうか。
すぐ実施されなかったのは全国の陸運局に新しいテスターを設置するのに時間がかかったためだそうで、やっと2015年9月から新検査方式に移行されたようです。
検査手順変更直後は車種によりヘッドライトの高さ・位置が異なると×が出るようで、2015年10月の車検では検査員がつきっきりで計測装置の位置決めをしていました。
2021年の検査はロービーム側にしたまま無事何事もなく検査終了しました。
そのままの位置でギヤを"N"にしパーキングブレーキをかけ、ヘッドライトの検査(光軸.光度)になります。
【ヘッドライト検査の手順】
ハイビーム側で検査しますので、4灯式ヘッドライト車
はロービーム側のヘッドライトを目隠しする必要があります。
(検査コースに専用の目隠しが置いてあります。 見学コースで見ているときに置き場所を確認しておきましょう。)
"目隠し"の両端に磁石が入っており車体の金属部分にピタッと貼れますが、アルファードの場合はこんな感じで装着しました。
自分の車のハイ.ロービームが、ヘッドライトのどの部分か取扱説明書などであらかじめ確認しておきましょう。(アルファードは内側の丸いほうがロービームです)
【ヘッドライト検査の手順】
前後のタイヤがテスター(ローラー)に乗ったままの状態で、エンジンはかけたまま、ギヤは"N"(ニュートラル)にし、
次はフットブレーキ(足ブレーキ)とパーキングブレーキ(駐車ブレーキ)の検査を行います。
最初フットブレーキ・パーキングブレーキはフリー(かけない状態)にしておき、指示があったらブレーキをかける、という手順です。 電光表示板に操作すべき手順が表示されるので、
落ち着いて指示どおりに操作していきます。
【フットブレーキの検査】
【パーキングブレーキの検査】
ブレーキ検査が終了したら電光表示板の案内に従い、ゆっくり前進し次の「下回り検査」に進みます。
その前に、コース途中に検査結果記録機がありますので一旦停止して記録します。
ギヤを"N"か"P"にしてパーキングブレーキをかけ、車から降ります。
記録機に自動車審査結果通知書を挿入して、ここまでの複数の検査結果をまとめて記録します。
(この辺の手順は車検場毎で異なるかもしれません) 差し込めば該当欄に検査結果が"ガタン"と打刻されますからそのまま抜き取ります。
停止ラインまでキチンと進んでいないと、センサーが働かず検査結果記録機が動作しませんから、停止ラインにまでチャンと前進しておきます。
この作業は停止して車から降りて行うのが一般的ですが、なかには乗車したままハンドル操作で検査結果記録機の前までギリギリに寄せ、乗ったままで
検査結果を記録しているツワモノがいました。
よっぽどハンドル捌きに自信がある検査のベテランさんなのでしょうが、狭いコースでもありますし次の検査工程に真っ直ぐ進んでいく必要もあるので、初心者はマネしないほうが.......
電光表示板の指示に従い前進し、下回りの検査を行う停止位置(ピット脇にマーキングされている停止線)に前輪が乗るまでゆっくり進み停止します。
下回りの検査は、車体を下から覗けるよう四角く開いているピットをまたぐ位置まで進み停車した後、内部にいる検査員が
車体底部を見上げて検査する方法で行われます。
くれぐれも、テンパッてハンドルを切り損ねピット穴に落下(一台丸ごと落ちる穴の大きさではないですが、片側タイヤは落ちてしまいます)、などの最悪な事態(?)は避けるよう、
穴をキチンとまたげる程度の運転技術は最低限必要になります。
(....冗談です そんな大きな穴ではないので、普通の運転技術があれば心配ありません......ただ過去にそんな事故が実際にあったとか)
2019年10月の車検では、電光表示板が一新され見やすくなっていました。 頭上の電光表示板に操作の指示が表示されますから、落ち着いて指示どおりに操作すれば大丈夫です。
指示といっても、ハンドルを左右に動かす操作、ブレーキ操作、エンジンのオン/オフという操作だけです。
車が乗った台が、かなりグラグラ左右にゆれますから、心の準備を。 冗談ですが知らないとかなりビックリするほどゆらされますから覚えておきましょう。
【下回りの検査】
そのままゆっくり車を前進させ、検査コースの定められた停止位置に車を止め、
出口にある検査結果記録機に"自動車審査結果通知書"を挿入して結果を記録します。
一連の検査で不合格項目がなければ、これで車検は終了です。 近くに検査員が待機しているブースがありますから、
そこで"自動車審査結果通知書"に"合格"のハンコをもらえば、めでたくユーザー車検の終了となります。
(この辺の処理は検査場で異なるかもしれません)
2023年10月11日の車検では油断して左側フォグランプの球切れを見逃していた。 ディーラーで修理後、再検査でやっとオーケーとなりました。
再検査は、当日4時までなら修理後そのまま検査ラインに並んで受ければいいが、後日検査では受付で検査料を再度支払う必要があります。
また、再度検査ラインに並ぶよう指示されていたけど、再検査で検査員サンに「ランプ球切れ直してきた」と話したら、端の5レーン(普通車以外の検査ライン)に誘導され並ばずに検査してくれました。
不合格箇所があれば、不具合があった場所を整備後、検査コースで再度検査をやり直します。
再検査は最初からやり直すのではなく、検査コースの入口にある操作盤で再検査する項目のボタンだけを押して
そこだけ再検査を受けるというシステムになっています。
整備が必要となった場合、普段いきつけの修理工場が近くになければ、テスター屋と呼ばれる専門業者サンが検査場周辺に営業しているはずなので、
そこで整備してもらってすぐ又再検査を受ける、という方法もあります。
テスター屋さんの場所は検査員に聞いてもいいですが、ナゼか皆さんハッキリ言わずアッチとかウヤムヤにして教える気が......ナニか公平を期すための規制でもあるのでしょうか。
ヘッドライト検査の不合格程度なら、車種によりますが検査に通るよう1000円ほどで素早く調整してくれますし、重症な整備でもない限り当日再検査合格できるようなスピーディさで整備してくれます。
ただ、テスター屋さんは大体混雑していますし、午後遅くでは検査場の営業時間外になる場合もあるかもしれません。
時間に余裕を持って早めの検査時間帯を選んだほうがいいと思います。
地域で異なるかもしれませんが、検査された日から15日以内に再検査を受ければ、予約なしで再検査箇所のみの検査を受けられるシステムもあるようなので検査場に確認してみて下さい。
新しい車検証とフロントガラスに貼り付けるシールをもらう手続きを行います。
受付した事務所にもどり、書類一式を提出順どおり並べて、受付窓口とは別の、車検証交付窓口("継続"の窓口・ここでは5番)に提出します。
2021年の際には、番号札付きのクリアファイルが窓口に用意されており、ここに検査書類一式を入れ、番号札だけ取ってファイルを窓口の書類箱に入れる方式になっていました。
順番に書類手続きが行われていきます。 処理が終わると番号札の番号が呼ばれますから、窓口で番号札を渡し新しい車検証をもらいます。
混雑具合にもよりますが、この日は10分ほど待ったら名前を呼ばれました。 ここで新しい車検証やシール、その他の書類が渡されます。
名前等の間違いなどが無いことを確認すれば、これでやっと車検作業の終了となります。
【最終書類手続き】
以上のナガイ(?)道のりをたどりユーザー車検の旅はやっと終了します。これで、ハレて2年間のマイカー生活が再開できます。 手続きの細かい手順等は
、地域の検査場で異なるかもしれませんが、基本的な流れは同じはずですから、後は気楽に「ユーザー車検」を体験してみて下さい。
でも、当日の書類作成.申請作業から新しい車検証の受け取りまで、スムーズに行けば一時間半前後の作業ですし、
車検代が1万円以上(場合によっては数万円)節約できるのですから、時間とやる気のある人はやってみる価値はあると思います。
自己整備ではなかなか出来ない、車体を持ち上げての目視チェックまでしてくれ、かつ、不具合があれば指摘してくれるというのですから、
考えようによっては、車検とはプロが念入りに車体検査してくれる日、ということでもあります。
車検が問題なく通ったということは車体の整備もちゃんとされている、ということですから今後2年間は問題なく使えるハズです。(でも日常の点検は怠り無く.......)
★ 一連の作業にかかる時間は混雑具合でも左右されると思いますが、窓口のオネエさんの情報だと、『(月)(金)は混雑し、(火)(水)は比較的すいています。』ということでしたのでご参考までに.......
1995年7月に車検制度の見直しが施行され、様々なところで車検が受けられるようになりました。
一度は自分でユーザー車検を体験するのもマイカー人生の経験のひとつかも知れませんが、忙しい方は各車検業者の特徴を簡単にあげてみましたので参考にしてください。
★........税金等の車検法定費用はどの車検業者でも同じ金額です。
車検費用の違いは部品代・作業工賃・手数料などの整備費用でかなりの差がでます。
車検業者と特徴 | |
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カーディーラー |
各自動車メーカーの看板を背負っているだけに設備.技術レベルは一番安心感はあり。ただし費用は割高と言われている。 他社メーカー車も大体は引き受けてくれる。 |
車検専門フランチャイズ |
「ホリデー車検」などのいわゆる車検専門のプロフェッショナルなチェーン店。 設備.技術.サービスも充実していて、わかりやすく均一な価格で車検を提供する。 |
民間整備工場 |
街中にある自動車整備工場で一般的に車検費用もカーディーラーよりは安い。工場によっては腕の良い整備士がいてディーラー以上の整備技術力があるところも。 面倒見のいいところも多し。 |
カー用品店 |
幹線道路沿いにある「イエローハット」などのカー用品店も技術力は高く休憩スペースも充実していて気軽に足を運べるところも魅力。 |
ガソリンスタンド |
いきつけのガソリンスタンドで、気心の知れたスタッフに気軽に頼めるのが魅力。 車検費用もリーズナブルな価格のところ多い。 |
ユーザー車検 |
なんといっても一番のメリットは、車検を激安で済ませられる点。クルマに異常がなければ、『重量税』『自賠責保険』『印紙代』だけの最低限の法定費用ですんでしまう。 |
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