ホーム⇒ドライブ旅行記⇒お盆休み2014.08編

岩手の宮古へ

 今年夏の家族旅行は、今回も親孝行息子の招待で岩手・八幡平ロイヤルホテルを宿泊先とした一泊グルメ旅行です。

第一の目的地、宮古へ向かうため自宅を早朝7時に出発、宮古までの一般道に降りるICを目指し東北自動車道をひたすら北上します。

旅行プランを検討するときいつも使う"Mapion"でドライブルート検索すると、 花巻JCTを降りて一般道に降りるルート(総距離・261km)を指示されましたが、 アルファードのカーナビは花巻JCTよりもさらに北上する盛岡南ICで降りるルート(総距離・267km)を示します。

花巻JCTからの一般道経由ドライブでは宮古まで128kmですが、盛岡南ICで降りれば宮古まで95kmと大分短縮できますから、 高速料金はやや高くとも結局カーナビルートのほうが早く到着できそうです。

【両ルートの比較】

途中、鶴巣SAで軽い朝食タイムを取ります。  夏休み中だけあり大分混雑していましたが無事奥のテーブル席をゲットできました。

渋滞もなかった高速を降り、息子の運転で快適な一般道ドライブが続きましたが、あと数キロで宮古市内というところで大渋滞に会いしばしノロノロ運転が続きます。

でもこの分だとお昼過ぎに本日第一目的先の"蛇の目寿司本店"での昼食には十分間に合いますからノンビリ宮古駅に向かいます。(2014.08.28)


蛇の目寿司本店に到着

 いよいよ宮古市内に入り宮古駅のすぐ前の"蛇の目寿司本店"を目指します。

ムム!! ナンダあの人だかりは........どうもイヤな予感が.......

アチャ〜なにやら"蛇の目寿司本店"の中も外もすごい数の人たちであふれかえっています。

さすがに夏休み真っ盛りのランチタイム.....しかもテレビなどで結構宣伝されているだけあって なかなかの繁盛ぶりです。

ここ"蛇の目寿司本店"は以前テレビで紹介されたのをたまたま見て、いつか食べに行きたいねと家族で話していたアコガレの食事処。
特に海鮮テンコ盛りの豪快な盛り付けが食欲をそそり、今回グルメ旅行のハイライトだったのですが........残念。

せめてこの写真でガマンすることにします......いつか必ず食べるゾ〜。

それにしても、ウニ・アワビ・カニ・イクラ・シラス・カキ・etc.......これでもか、という海の幸満載の超豪華版のドンブリですね〜
正直、明日にでも食べに行きたくなっちゃいます。




孝行息子から宅配便

★★........などと海鮮料理に未練タラタラのオヤジのホームページを覘いて不憫に思ってか、後日、我が家の孝行息子から宅配便が届いたのです。

開けてみたらマア、なんということでしょう。

夢にまで見た(?)アワビ・ウニ・カニの海鮮トリオがギッシリつまった宝箱ではありませんか。

どれもうまそうな色に光り輝いています。

カニなど、これでもか、というぐらいの量がありますから、ゆでてそのまま・カニシャブ・バター焼き・天ぷらなど、いろいろ楽しめそうです。




しかも、シカモ、さすがに気が利く我が息子......抜かりなく、美味そうな日本酒までご相伴にキッチリと付けてくれています。

この調子だから、激務にもかかわらず普段の仕事もソツなく無事こなしていけるのでしょう。

ムスコよ、ありがとさん。




あわびは世界遺産・タスマニア島で育った、最高ランクのもの。
南極海の栄養豊かな海水で、4年の歳月をかけて育ったものだそうで、活のまま急速冷凍された、マサニとれたて鮮度100パーセントのものだそうです。

今宵は、半身をバター焼きにし醤油を少々たらしたヤツを肴に、日本酒でクイッといきたいところですね。
残りは刺身にでもしていただきましょうか。

ウニも貝に身がギッシリ詰められていて、こちらもうまそうな表情(?)をしています。

こちらは昔オフクロが作ってくれた"ウニ焼き"にでもして、チビチビといただきましょうかね。

それにしても、自分の子供とは思えない親孝行ぶりに、毎回感謝・カンシャです。   息子よ、アリガトサ〜ン。

.......以上、旅行後の後日談でした。    ★★


浄土ヶ浜

気を取り直し、次の目的地"浄土ヶ浜"へ向かいます。  昼食はどうしたかですって......... 実は"浄土ヶ浜"を見てから再度蛇の目寿司本店へ行ってみたのですが、1時半過ぎでも相変わらずの混雑振りで、 結局昼食は別なお店でいただきました。

"浄土ヶ浜"へは宮古駅から車で10分もかからないほどの距離ですが、さすがに有名景勝地でしかもお盆休み期間の絶好の海水浴日和、ということでどこの駐車場も満杯で入れません。
仕方なくどんどん山道を登っていくとホテルのそばに駐車場を発見。

やはりここも満車でしたがラッキーなことに奥まで進んでいったらたまたま一台のクルマが丁度出るところで、無事駐車できました。

ただ山の上なので"浄土ヶ浜"の海岸まではかなりの急な階段を下りることになりますが、これも観光地でのよくある歩け歩けの試練です。
やはり旅行は年寄りになったら行くものではないとつくづく思います。

浄土ヶ浜は岩手県宮古市にある、国の名勝に指定されている海岸で、三陸復興国立公園に属し三陸海岸を代表する景勝地の1つです。

今から約5200万年前の古第三紀(白亜紀の次の時代)に形成されたといわれ、火山岩からできた白い岩と小石によって入り江が作られているため、 外海から隔てられており波もおだやかです。
海水浴の季節には多くの人で賑わい、「日本の水浴場88選」や「日本の快水浴場百選(海の部特選)」 にも名を連ねる人気のスポットです。
岩の上には県の木でもある「ナンブアカマツ」などの常緑樹があり、白い岩肌とのコントラストが日本庭園のような美しさを醸し出しています。

浄土ヶ浜という名前の由来は、天保年間(1681年から1683年)に宮古山常安寺七世の霊鏡和尚が「さながら極楽浄土のごとし」と、 目の前に広がる風景に感嘆したことから名付けられたといわれます。

かの宮沢賢治も1917年7月に浄土ヶ浜を訪れた際、「うるはしの海のビロード昆布らは寂光のはまに敷かれひかりぬ」という歌を詠んでいます。

観光用の写真(上の画像)では浜の白い部分は砂だと思っていたのですが、実際は白い小石でした。
この日は好天に恵まれ大勢の海水浴客で賑わっていました。  今年のお盆休みはこの後雨続きだったので貴重な海水浴日和だったわけです。



遅めの昼食タイム

浄土ヶ浜をブラリとを散策した後、一旦市内に戻って昼食をとります。  "蛇の目寿司本店"は相変わらず混雑しているのでアキラメ、市内の別な食事処を何箇所かナビで探して 行ってみるとナント、ことごとく"休業中"の張り紙が。

どうりで"蛇の目寿司本店"が大混雑しているわけで、こんなところにもまだ東日本大震災の影響が続いているのでしょうか。

やっと見つけた魚菜市場の"まんぷく亭"で遅い昼食タイムです。
市場の中のお店だけあり値段も安く新鮮な素材で美味しくいただきました。



龍泉洞

やっとお腹もふくれたので次の目的地、"龍泉洞"に向け出発します。
ここからだと陸中海岸を右手に見ながらの距離にして50キロ少々の道程で龍泉洞に到着します。

龍泉洞(りゅうせんどう)は岩手県岩泉町にある鍾乳洞で、秋芳洞(山口県美祢市)・龍河洞(高知県香美市)と共に 「日本三大鍾乳洞」の一つに数えられています。

別名、岩泉湧窟(いわいずみわっくつ)とも言われ、総延長約1,200mは日本の洞穴中第62位、高低差約249mは日本の洞穴中第5位となっています。
また、地底湖は龍泉洞地底湖の水として1985年(昭和60年)名水百選のひとつに選定されました。

洞穴内は自然の造形物と調和させた貴重な資料を展示する"世界で初めての自然洞穴科学館"となっています。

この龍泉洞は昭和42年10月に発見されるまで長い年月地底に眠り続けていた"神秘の宮殿"といわれ、洞穴内の気温は年間を通じて9℃前後となっています。

たしかにお盆だったので短パン・半袖のスタイルで入ったのですが、チョッと寒かったです。  しかも天井から水滴が滴っているので濡れると寒さが一段と身にこたえるほどの気温ですから、 寒がりの人は濡れてもいい生地の長袖を羽織ることをオススメします。

あいにくこの日は雨模様の曇り空で気温もそれほど高くなかったので余計に寒さを感じたのかも知れませんが、 炎天下の日だったらある程度バランスがとれてむしろ快適な環境だったかもしれませんね。

水滴といってもポタポタ落ちる程度ですから、アチコチいたるところから降り注いでいるわけでもないので、カッパなど着込む必要はそれほどないと思います。
観光客もほとんどの人は普段着のままのようでした。



洞内の見学所要時間はゆっくりでも30分から40分程度です。
ただこの日はお盆期間中もあってか、階段では渋滞が起きてしばしば立ち往生する場面もありました。

途中かなり急な階段を何箇所か上り下りしますから、お年寄りや足の悪い方はご注意を。
ただショートカットできるコースも用意されていますからそれほど大げさに構えなくても大丈夫かと思います。

自分がここに入るのは2回目ですが、最初は公開され始めた直後だったこともあり、洞穴内部は"自然そのまま"という印象が強かった記憶があります。
薄暗く狭い通路で身をかがめたまま歩いたり、頭を岩にぶつけたり、というまさにサバイバル感覚が満載だったような記憶ですが、 今は普通に立ったまま足元を気にすることもなく、普段着姿でゆっくりと散策できますから、随分内部が整備されていることにビックリしました。
これなら思う存分自然の神秘を堪能できますから、お子様連れでも安心して洞穴探検を楽しんでください。



龍泉洞から八幡平ロイヤルホテルに

涼しい洞穴探検を堪能したあとは、今夜の宿泊先である120キロ先の"八幡平ロイヤルホテル"に向かいます。

夕食はホテルの居酒屋処で各自お好みの肴でおいしい地酒と料理をタップリとご馳走になりました。  息子よいつもありがとう。

大浴場は普通ですがこのホテルの露天風呂は風情があってノンビリできます。
特に翌朝は雨降りのあいにくの天気でしたが、雨の中露天風呂でマッタリする、というナントモ貴重な経験をさせてもらい大満足です。



朝食バイキング

翌日朝風呂にノンビリ浸かった後は、ホテルの美味しい朝食バイキングをゆっくりと堪能しました。
こちらの朝食バイキング料理は今朝は和風テイストで大好きなウインナーはありませんでしたが、ヤマイモや白魚など普段はたくさん食べる機会もない食材が豊富で お腹一杯いただき大満足の朝食でした。

息子と妻は和風形式の朝食を一通り食べ終わり、今度はパンとバターで第二段の洋風朝食タイム......旅行にくるといつもこのパターンですがマアよく食べる親子です。

途中、前沢ICで一度高速を降りて美味しい前沢牛でランチタイムの予定なのですが、ホテルから前沢の食事処まで走行距離125キロ、 わずか1時間半の行程なのでホテルでこんなにたらふく朝食を食べたら、途中で時間調節が必要になりそうです。

昼食は前沢牛

出発時はあいにくの雨で、やや雨脚の強い中一路、前沢経由で実家の墓参りに向かいます。

途中、昼食は"名物の前沢牛"と決めていたのでホテルから125キロほどの距離にある食事処にノンビリ向かったのですが、 雨とお盆休みのためか、高速道路も結構混雑していて目的地の"肉料理おがた"に到着したのが一時すぎ。
でも朝食をしっかりとっていたのでこの時間が丁度いいかもしれません。
やはりここもお盆休みのためか大勢の家族連れが何組も順番待ちしていました。  我々も受付ノートに記入ししばし順番待ちです。


待つこと30分ほどで席に案内されました。 早速美味しそうな料理がならぶメニューから各自お好みの品をえらびます。

食通の息子は最高級ステーキをなんのためらいもなくオーダー、さすがに独身の一流企業サラリーマンは余裕がありますね........

こちらも息子の奢りなので遠慮なく超美味しい前沢牛をタラフクご馳走になりました。
やはり前沢牛をおいしくいただくには地元が一番、ということでこのお店を選んで大正解でした。

売店も併設されていて、前沢牛がお買い得価格で売られていたので自宅バーベキュー用に1パック購入します。



誕生日ディナー

雨の中、実家の墓参りを済ませ一路自宅に向かいます。
やはり東京方面に向かうルートはすでに渋滞が始まっているのか、高速道路に乗ったとたんにノロノロ運転となってしまいました。

自宅までここから80キロほどの距離ですが途中のSA.PAも大混雑で、これでは皆さん夕食を食べるのも一苦労だったかもしれません。
などと思っていたら、この渋滞はどこかのジャンクションが影響する自然渋滞だったのか、そこを過ぎたら急に渋滞も解消されて無事夜8時過ぎにインターを降りられました。

今夜は行きつけのレストランで"娘と妻の誕生日ディナー"です。(誕生日が一日違い)
ケーキはお店からの誕生日プレゼントでフォトカードも撮ってくれます。

自宅まですぐですから運転は妻に任せることにして、長距離ドライバーの役目は終わらせてもらい息子とビール、チューハイ、日本酒でプチ宴会モードに入ります。



ここの"カニピラフ"は絶品で、ほかにもシーフード類やハンバーグがとても美味しく子供たちが幼かった頃から"ハレ"のときによく食べに行くレストランです。

一時期、県内から撤退していたのですが、最近自宅近くに再オープンしてくれましたからうれしい限りです。



その他の食事

短いお盆休みですから後はお出かけはなしで、家族水入らずで自宅でゆっくりと過ごします。

ずっと雨模様の空でしたがこの日は夕方から奇跡的に上がったので"庭のウッドデッキでBBQ"です。

やや肌寒くなったのでまわりをビニールシートで囲って会場設営も準備万端整い、先日買っておいた前沢牛をメインとした焼肉パーティのはじまりです。



お盆休み最後の外食は、いつも家族が揃ったときに食べに行く""とんかつ屋"さん。
いろいろ食べ比べてみたけどやっぱりこのお店の肉はピカイチで、とっても柔らかくジューシーです。

食欲旺盛な息子は前菜にスパゲティを食べ、メインは特大ロースカツ定食といういつものコースでしたが、連日のご馳走攻めのせいか、今回はめずらしく3切れほど残しました。
でもこのお店は残ったものはタッパーに入れて持ち帰れますからムダになりません。



夏の終わり

短いお盆休みもアッという間に終わり、息子も職場にもどっていく日となりました。

雨続きの日が続いて予定していた釣りはできませんでしたが、家族揃って旅行に食べ歩きに充実した夏休みを満喫させてもらった夏でした。


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