ホームダイハツ.ミラあれこれ日記⇒車電気配線のミニ知識

車電気配線のミニ知識・・・・・・・ギボシ端子

車電気配線・ギボシ端子 オス側とメス側にわかれた配線同士を簡単に脱着できるのが、差し込み接続方式の「ギボシ端子」と呼ばれる接続器具です。

ギボシ端子は金属がむき出しの状態なので、スリーブ(透明なビニールチューブカバー)というカバーをかぶせて使います。

メス側端子をカバーしているスリーブがかなり長くなっていて、 配線コードの金属部がムキダシにならないよう、端子の先端全体をスッポリカバーするようになっています。

これは、コード接続する場合、電気の流れの上流側、いわゆる"電源供給側"には必ずメス側端子を使う、というのが 配線作業のお約束となっていて、メス側の金属端子が万が一ボティ(金属部分)に接触しても、ショートしないよう防止するためだそうです。

こういうミニ知識は、ヒトから聞かない限り、自分ではワカリマセン...........
セレナの取り付け時点ではトウゼン知らなかったので、配線はテキトーにやっていました.........

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車電気配線のミニ知識・・・・・・・・分岐タップ

カーナビ取り付け車電気部品・分岐タップ 電装品の配線作業で、配線同士を簡単に接続したいとき出番となるのが、分岐タップ.タップコネクタ(画像)と呼ばれるパーツです。

タップコネクタは、電線の絶縁被覆をむいたり切断することなく、ワンタッチで配線同士を簡単に結線できる大変便利なU型の接続器具です。

メーカーにより多少形状.仕組みは異なりますが、1本の配線から別の配線へ分岐.または配線同士の合流など、結線作業がワンタッチで行える便利グッズで車の配線イジリの必須アイテム。

接続させたい配線同士を中に通したら、ラジオペンチなどで両側をパチッと閉じれば内部の金具が絶縁被覆をやぶり配線同士が導通するしくみになっていて、絶縁カバーで接続部が覆われているので回路ショートが防止できます。

適合サイズに注意......配線コードの太さには種類がある(*4)ので、使用配線コードの太さに応じた分岐タップを使わないと、接触不良を起こしやすいので、 必ずコード太さにあったサイズのものを使用することが大事です。

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分岐タップを使う時の接続図

カーナビ取り付けの接続図 ヘタな図で申し訳ないですが分岐タップを使う時の接続状態図、とお考えください。

自分のツタない経験では、最初分岐タップの使い方に少々マゴツイタので、具体的な例として『車速信号を取り出す作業』、というシチュエーションで補足説明させてもらいます。

図の上側配線はもともとの車内配線とします。 車速コンピューター装置から車内のどこかに車速信号配線が延びている、とお考えください。

そこにカーナビの車速信号ラインを割り込ませて、車速コンピューター装置からキッチリ車速信号をワケテいただく、という工事を行うわけです。

分岐タップの上側に車速信号配線をハメ、下側にカーナビからの車速信号線をハメて、分岐タップ蓋カバー上下をパチンと閉じる.....これだけで配線分岐終了、となるわけなんです。

★......配線の太さに対応して分岐タップ内の配線が横たわるミゾの太さには数種類のサイズがあります。

接続する配線の太さに見合った規格のものを使用する必要がありますから、 高いものでもないのでサイズ別に揃えておきましょう。


車電装品いじりの基本ツール・電工ペンチ

車電気回路で使う電工ペンチ 配線作業を行う場合、ゼヒ用意しておきたいのが、『電工ペンチ』という工具です。

ギボシ端子にコードを繋ぐときなどでは必需品となるので、手元にひとつ置いておけば重宝します。


使い道のひとつが、"配線皮膜をムク作業"で、配線の太さに応じてキレイに皮膜だけカットできるよう複数の大きさの切り込み口があり、 合う部分を使えば内部の配線までカットすることなく皮膜だけ切り込みを入れられます。

その2として、キボシ端子と配線の"圧着(かしめ)"で使用します。

キボシ端子につないだ配線を"普通のペンチ"などでカシメようとしても、しっかり圧着できず接触不良の原因になってしまいますから、このカシメ作業は必ず"電工ペンチ"でやるようにしましょう。

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車電装品いじりの基本ツール・検電ペン

アース線を車体金属部にクリップで止め、ペン先を調べたい箇所にあてるだけの簡単操作で電気がきているか調べられるツール。

ホンモノのテスターのように電圧や抵抗を計るような器具ではなく電気が通電しているか調べる簡易テスターで、通電しているともち手部分のライトが光るようになっています。

たとえば、バック信号を取り出したかったら、目的のソケット端子にペン先をあてギヤをバックにいれ確認する、というように配線トラブルの修理で使う道具としてより、 電装品取り付けでの目的配線探し、という使われ方が一般的です。

配線にあてて検査するにはビニール被膜をムイて内部の線に接触しないと通電有無は検査できません。

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車イジリ・あると便利な工具・冶具

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カーナビで必要な車電気配線

どんな電装パーツでも、各配線はそれぞれ車体側のどの配線と接続されるべきか、厳密に指定されています。

カーナビの必要な配線種類

以上のカーナビ取り付けに必要な車電気配線を、車体側の配線に間違いないよう接続していくわけです。


車電気配線作業のおおまかな手順

自分がセレナで作業したときのケースです。
このときはオーディオの配線ハーネスから各電源ラインを取出しました。

▼『アクセサリー電源(ACC電源)』、『バックアップ電源(常時電源)』、『イルミネーション(イルミ電源)』の各電源ライン取り出しをオーディオの配線ハーネスからやるには、 ダッシュパネルをどうやって外してオーディオにたどり着くか調べ、さらにオーディオのコネクタのどのピン位置が各電源ラインに該当しているか配線図で調べた。(ディラーに聞いた)

▼『車速信号』の取り出しは、日産ディラーから配線図をもらって取り出し位置を教えてもらった。

▼『バック(後退)電源』を取り出す場所をセンターピラー付近と決め、そこの内張りをはがし、束になった配線からギヤをバックに入れ検電テスター(*6)でバック信号線を探した。

▼オーディオの配線からカーナビ本体まで、配線を目立たせないようどこを通して接続すればいいか調べる。(クルマの内張りをどうハガして通すかディラーに聞いた)

▼カーナビ本体と配線を繋ぐ作業にはどんな用具.電気パーツを使うのか調べる。(接続で使うギボシ端子はカーショップで見つけた)

基本的にこの程度の事前準備で実際のにかかれますので、後はアセラズ慎重に、丁寧に作業していけば、ウッカリミスでもしない限り、ブジ完了するはずです。
ミラの場合、『alpine車種別取付け情報』に車速信号取り出し場所が、丁寧に記載されているので助かりました(便利な時代ですネ)。

注意点として、うっかりショート事故にはくれぐれも十二分に注意して作業してください(作業時はバッテリーの−端子を外すなどの予防が大切です)。
最悪、電気回路の故障でクルマが動かなくなることもありますので.......


「ヒューズBOX」から電源ライン取出

電源ラインの取り出し箇所は車体内に何箇所かありますが、一番簡単な場所は「ヒューズBOX」から、というのが一般的です。
ここを利用すればたいていのカー用品の電源取り出しが、安全確実に出来ます。

本来付いていたヒューズを抜き、代わりに「ギボシ端子とヒューズが組み込まれた配線キット(ヒューズ電源)」 を代わりに差し込めば、あとはそのままヒューズ電源から伸びている配線コードを電装品側の配線コードに接続するだけの、超簡単作業で取り付けできます。

電源取出し線の途中には接続する機器を保護するヒューズもセットされているため、安心して使うことができます。


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ヒューズ電源には向きがある!!

ヒューズ電源には2本の足があり左右どちら向きにヒューズホルダーに差し込んでも、12V電源はとり出せますがこのヒューズ電源には"向きがある"点に注意が必要です。

ヒューズBOX ヒューズ電源の内部回路は図のようになっており、 ヒューズ(分家の電装品)側は必ず12V側(バッテリー電源側)にして差し込む配置をするのが正しい取り付け方です。

このように使えばバッテリからの12V電圧は本来の"本家の電装品"側に繋がるヒューズ系統と、追加する(分家の電装品)側がもつヒューズ系統という、 独立する2系統のヒューズをセットした状態となるので互いに影響しあうこともありません。

ところが、本家の電装品側(図の左側端子側)と12V側を左右逆にしてヒューズホルダーにはめてしまうと電源ヒューズ本体に流れる電流量が増えることになり ヒューズが切れやすくなります。

このようにヒューズ電源を左右逆にして取り付けてしまうと、万が一何らかの原因でヒューズが切れてしまった場合、元々の本家電装品側(例えば、ドアロック等)も同時に動かなくなってしまいますから "ヒューズ電源の挿入する向き"にはくれぐれも要注意です。

「ヒューズボックスから電源を取り出すのはあまりオススメしない」、とプロの整備士さんが言うのは、誤った取り付けで万が一エアバックなどの重要な装置のに悪影響を及ぼす危険性 を心配するからで、自己流のシロウト作業はやめておいたほうがよさそうです。
   やはり電装関係にあまり知識がないときはオーディオ・カーナビ装置に接続されている配線を利用するのが無難かもしれません。

「SRSエアバッグ」や「ABS」、「フューエルポンプ」など、安全装備やエンジン関係の重要ヒューズ系統には万が一のことを考え絶対に手を出さないようにしましょう。


★....ヒューズホルダーに差し込まれているヒューズの、どちらが12V電源側かチェックするには、ヒューズを抜き本来ヒューズが差し込まれる端子に検電ペン先端をあて、 点灯する側が12V側(バッテリー側)となります。

常時電源系統(常に通電状態)ヒューズであればイグニッションキーをオンにしなくても常に電気が導通していますし、ACC電源の系統ならキーをACC位置にしないと電気がこない、 というようにそのヒューズがどの電源系統のヒューズなのかで導通状態が異なりますから、よくそのヒューズの性質を把握してから調べる必要があります。 アルファードのようなスターターボタン方式の車種は、ブレーキペダルを踏まずにスターターボタンを押すとACCモードになります。


重要ヒューズには手を出さない

「SRSエアバッグ」や「ABS」、「フューエルポンプ」など、安全装備やエンジン関係の系統からは、万が一のことを考え電源ラインの取り出しは控えましょう。

また、ヒューズホルダーに挿入されている各ヒューズは車輌の電装品に見合ったアンペア容量(許容量)のヒューズが取り付けられています。

そのため、自分で後付けする電装品のアンペア容量(A)は、利用しようとするヒューズ配線のアンペア容量と必ず同じ許容量(アンペア)のものを使う必要があります。

ヒューズ電源についている管ヒューズにも容量が決められていますから指定のA(アンペア)以内の容量であること確認しておきます。


「ヒューズBOX」から取り出すときの注意事項

「ヒューズBOX」からの取り出しが確実.簡単とはいいますが、実は「ヒューズBOX」そのものに直接"ACC電源"とか"常時電源"と記載されてはいないのが一般的です。

記載されている名称からどの電源ラインが出ているかを判断するには、やはりある程度の知識が必要です。 電源ラインの種類とそれに対応した系統(ヒューズに記載)は間違えないように!!




オーディオハーネスから電源ラインの取り出し

オーディオに接続されている電源コネクターには、『ACC電源』、『常時電源』、『イルミ電源』、3系統の電源ラインが必ず接続されているので、 「ヒューズBOX」よりここから取り出すほうが初心者には分かりやすく楽かも知れません。

「ヒューズBOX」は、ヒューズに記載されている名称だけで電源系統が判別できる、というベテラン向けな部分がありますが、こっちは配線の素性が明らかなだけに、 楽に目的の電源を取り出せます。

ただし、接続できる電装品は消費電力を考えせいぜい1〜2系統までに留め、タコ足配線にならないよう注意しましょう。


車速信号の取り出し

現代のクルマはあらかじめ車速信号(車速センサー)ラインが取り出しやすい位置まで配線されている車種もあるそうですが、 カーナビ取り付けで一番苦労するのは、この車速信号(車速センサー)の取り出し作業だと思います。

といってもなにも難しい話では無く、理由はただひとつ.....どこにこの車速信号(車速センサー)ラインがあるか普通は分からない、という部分です。

電源ラインやバック信号ならオーディオやブレーキランプ付近を見れば見当がつきますが、この信号だけは教えてもらわない限り見つかりません。

自分が、セレナのカーナビに車速信号を接続したときは、車体のどこにその信号があるか日産ディラーから配線図をもらって教えてもらいました。


閑話休題..........

たとえディラーといえども、クルマの装備.修理に関してワンストップですべて解決できる作業ノウハウを持っているところはまず無いと思っていいと思います。

ミッションに関してはアソコ、板金に関してはコッチ、電装品はココ、というように今は分担整備が一般的なので、カーナビ取り付けノウハウを親切に教えてくれる ディラーを見つけられたらラッキーだと思ってください。 セレナの場合も配線図コピーとダッシュパネルの取り外し方は教えてもらいましたが、そこからの作業はすべて自分でやるしかありません.......


車と電気・・・・・・ボディアースって?

電気の流れは水の流れと同様に、上流「+」側から下流「-」側へ流れることで、電球が点灯したりモーターが回転したりします。
各種の電装パーツが動作するためには「+」(バッテリー側)からの電源線と、「-」(アース側)へ流れていくアース配線への接続が必要不可欠となる、というわけです。

車のボデイは電気を通す金属で構成されているので、電気回路を設計するカシコイ人たちは『だったら、 「-」配線はボディの金属面に接続してからバッテリーのΘマイナス端子に戻せば、配線が不要になり簡単になるナ』

ということで現在のボディ金属面をΘマイナス端子にする、というスタイルになっています。

つまり、カー用品を取り付けするとき、ほとんどの場合「-」(アース側)はボディの金属面にさえ接続すれば、どこに繋いでもオーケーとなるわけです。  ただし一部のクルマ(特に古い車など)はそうでない場合がありますので取扱説明書などでよく確認してください。

このことにより、長い配線を取り回すのは「+」(バッテリー側)電源線だけですみ、「-」(アース側)電源線の簡素化が可能となったわけです。

ただ、見た目が金属面と思っても、ベース部分が絶縁されていたりペイントされていると電気が流れないので、ボディアースの注意点としては既存のボルトやネジを使って共締めする場合、 念のため導通テストしてからのほうが安心です。



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