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ダイハツミラジーノ・・・・バックカメラの取り付け

ダイハツミラ外観  中古で購入した平成13年式のダイハツミラジーノ・ミニライトスペシャルに、バックカメラを取り付けました。

 以前にカーナビ取り付け作業をやったとき、いずれバックカメラ取り付けを予定していたので、 予めバックランブ電源配線は、ブレーキランプ配線からキボシ端子で分岐配線して車内に引き込んで置きましたので今回はその配線をバックカメラ側に繋ぐだけです。

 NHTSA(米高速道路交通安全局)は2014年3月、バック時に歩行者をはねる事故を減らす目的で自動車に後方を確認できるカメラの搭載を義務付けると発表しました。 たしかに後方が目視できるバックカメラを一度使ってみると、もうカメラがないバックはとても怖く感じます。 日本でもいずれ義務化される日がくるといいですね。


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最初に取り付けたバックカメラ一式

ダイハツミラ・バックモニター一式  2012年5月に購入したバックカメラの価格は、ネットで2、990円、しかもレビューを書いたら送料は無料。

届いた商品はしっかりした作りでビデオ線もかなり長くパッケージも立派なシロモノで、ホントにコレがこの価格?、というほどのカメラ。
モノスゴイ世の中になったものです.......

 説明書は英語のみですが、基本的にバックカメラは、「映像信号線」、「電源線」、「GND(アース線)」の3本の配線のみなので、 内容を読まなくても問題ありません。(ドウセ読めませんし....)


バックカメラの配線はどうなっているの?

 バックカメラに必要な配線は基本的に、「カメラ映像信号線」、「電源線」、「GND(アース線)」で、カメラ本体からこの3本の配線が出ています。

 カメラは「電源線」にプラスの電気を流すことで動作します。 ということで、ギヤをバック(R・リバース)に入れたら、カメラ「電源線」にプラスの電気を流すように配線すればいいわけです。

 そこでカメラ電源線には車がバックになったことを知らせる「リバース信号配線」を繋ぐ、というのがバックカメラ配線のお約束になっています。  ただし初心者にとってはリバース信号配線などといわれても、そんなモンどこにあるの?....となります。

 セミプロ的方法として、車内配線図でバック信号ラインを探し、その配線から分岐させバックカメラの「電源線」に接続する、というのがありますが、 慣れていないとややハードルが高い作業となります。

 でもご安心を。 ギヤがバックに入るとバックランプが点灯しますが、ズバリその配線から電気をもらい(カメラの電源)として利用する、という簡単な方法があります。   大体の皆さんそうしています。

 電気はプラスからマイナスに流れるわけですから、「電源線」だけ繋いでも電気は流れません。 そこで電気の通り道の出口となるカメラのGND(アース線)をマイナス端子に繋ぎます。   マイナス端子は車体のテキトーな金属部分(ボディアース)に繋げはOKです。 車の車体そのものがアースとなっているのです。

 後はバックカメラの『ビデオ信号線』をモニター側に繋げばバックカメラの配線接続は完了です。 これでカーナビ側でバックカメラ設定を行えば、配線ミスか機器の故障でもない限り映るはずです。

★.......作業するときは、必ずバッテリーのマイナス端子を外しておきます。   こうしておけば万が一の作業ミスでショートさせても車が動かなくなることはアリマセンから安心して作業出来ます。

【バックカメラの必要配線】




車内配線のプチ情報

 よく使われる電気信号には"常時電源"、"ACC電源"、それに"アース線"がありますが、車内の電気信号配線は配線のカラーにより接続先が決められています。


配線のカラーによる接続先

が基本になっていますので覚えておけば役に立ちます。


二台目バックカメラ購入

 2018年8月、とうとうモニターに映像が映らなくなる現象が発生。 最初のカメラを取り付けたのが2012年5月ですから6年間は動いてくれたわけです。

そこで新たなバックカメラを購入することに。 車外に取り付けるので防水タイプを選びます。 

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バックカメラから伸びる配線考

 2012年に買ったバックカメラは、ビデオ信号線と赤(電源ライン)と黒(アース線)の計3本の配線がカメラ本体から出ている、いわば定番標準配線型ともいえるタイプでした。

 ダイハツミラ・バックカメラ取り付け しかし、今回購入したカメラは、カメラ本体から伸びた1本の配線が赤いコネクタに直付けされ、さらにそこから2本に分かれ、太い端子に直付けされています。 しかもコネクタ方式でないので分断出来ません。

 かつ、ここまでの配線は2本しか線が出ていない(画像右部)......?。

アレッと思いましたが、付属の延長コード側(左部)に細い赤黒の線2本が枝分かれして出ており、どうやらこの赤黒2本の配線を、赤線は 『バック信号(プラス電源)』へ、 黒線は『アース線(マイナス)』に接続するようになっているよう。 黄色の端子が映像ケーブルです。

 紛らわしいタイプ(?)でややアセりました。   カメラ本体から3本の配線が出ているハズ、と思い込んでいるとやや戸惑うかもしれません。

 一般的にバックカメラは車体外後部に設置しますが、運転席に設置するモニターまではケッコウ距離がありますから、バックカメラの配線は5m前後の長さがあります。

  今回購入したバックカメラは、カメラ本体側の配線は短くし、長さ6mある延長ケーブルを中間に噛ませる方式です。  バックカメラとして使うとは限りませんから、 ユーザーの利用目的に合わせ長くも短くも使えるよう使い勝手を考えたのでしょうか。

 たしかにモニターカメラとして使うならわざわざ6mの長さのケーブルはいらないかもしれないので、この2段階式のケーブルというのも利用方法によっては便利な方式なのかも。


カメラの外部設置はボディの穴開けが必要

そもそも車体の外にバックカメラを取り付けたら、カメラ配線を車内に引き込むことが必要です。
  バックカメラの取り付け ボディにそんな穴はありませんから、ケーブルが通るように、画像右奥のように大胆にボディに穴を開ける必要があります。

ですからカメラから伸びる配線は、出来るだけ細く、かつ1本に纏められているのが理想なわけです。


ダイハツミラ・バックカメラ取り付け 以前取り付けていたカメラは、本体から出た3本の配線が親指で押さえている細い1本のケーブルに纏められ、その先端は抜き差し出来る細いコネクタとなっていました。

 車外に取り付けたカメラからはこの1本線だけ内部に引きこめればOKだったのです。

 あとはこの線を内部に引き込んだら、右側のコネクタに接続すれば3本の配線に枝分かれする、という正にバックカメラとして使うための理想配線となっていました。

 この方式であればボディに開ける穴はカメラから伸びる配線1本分の太さでよい、という最小限の貫通穴でいいわけです。


このカメラは外部設置するのは厳しい

 シカ〜シ、今回購入(2018.9)したカメラは車体外部に設置するのはムリかも......。 どうもバックカメラとして使うことは考慮していないような配線なのです。

  ダイハツミラ・バックカメラ取り付け カメラから伸びる1本のケーブルは、まず赤い端子に直付けされ、さらにそこから2本に分かれ、それぞれ接続端子に直付けされています。

 この配線ではどう見ても前のカメラのように途中でコネクタで簡単に分断できるような構造になっていません。

 つまり、もしこのカメラを車外に設置するとすれば、赤や黄色の太い端子が通るようなサイズの大きな穴を、ボディに開ける必要があるわけです。  ムリです。

 というわけで、どうしても車外設置したかったら、カメラから出た配線を端子の前で一旦ブッた切り細い線だけにし、車内に引き込んだら再結線するという方法を取らざるを得なくなります。

 しかし....中に3本分の配線が通っている細い線を切ったり繋いだりと言うのはメンドウだし、断線する恐れもありますから、出来ればあまりやりたくない手段です。


ハッチバックタイブの車はさらなる試練が......

 さらに、リヤゲートが跳ね上がるハッチバックタイブの車では更なる試練が待ち構えています。
  バックカメラ配線を通すゴムチューブこのタイプの車は、リヤゲート(リヤドア)と客室(車体内部)間の配線は、画像のようにゴムチューブ(黒い部分)の内部を潜らせてから客室内部まで通しています。

 ゴムチューブ内部はもうすでにウインカーやブレーキ、バック灯などの配線でギチギチになっています。  この中にさらにカメラの配線を通そうというのですから、太い配線だとまず通りません。

 さらに、ゴムチューブ内部はナントカ通ったとしても、今度はその配線をボディ内部のフレームの隙間を潜り抜けさせ荷室まで引き込む、という作業も待っています。

 そこで、端子などの太い部分はブッた切り、細い線だけにしてゴムチューブ内を通し、どうにかして車内まで引き込み、届いたら改めて端子部分と結線する.....というメンドウなことを行うわけです。

 前に取り付けていたアノ理想的配線(?)のカメラでさえ、「カメラ映像信号線」だけは接続端子の前で一旦切断してナントカ通しました。

 この一連の作業が、バックカメラを車外に取り付ける際に一番苦労するところかも知れません。


カメラ取り付け作業はムズカシイ・・・・か?

 というわけで、バックカメラを取り付ける作業は、電気配線作業そのものはそれほどでもないのですが、車外に設置したカメラ配線を、リアハッチパネルの狭いゴムチューブ内を通し、 車内に無事引き込む、という一連の作業が最大の難関、というところです。

 車外に取り付けたカメラの配線を車内に引き込むには、ダイタンにドリルでボディにカメラ配線を通す穴を開けるという荒ワザも必要です。   初心者が買ったばかりの新車にそんなことデキマス?.......というところも難点かも。

 面倒なので車内に設置するという方法もありますが、窓ガラスが曇ったりするので出来れば車外に取り付けたいところです。  デモ、穴あけという試練が待ち構えているわけです。

2012年の作業でも、やっぱりカメラ配線を車内に引き込むためのワイヤーを、配線の通り道に沿うカーブに曲げ手探りで車内まで上手に通す、という作業に手こずり今回も大苦戦........。

バックカメラの取り付け作業はやったことないし、あまりクルマの電気系に詳しくない、という方でも、 参考になる情報は雑誌等から得られると思います。  電気配線ミニ知識 に電装品イジリのプチ情報を書いています。 大した中身ではありませんが、よろしかったらご覧下さい。


ポータブルカーナビ・ゴリラ(CN-GPA600FVD)に交換

 新しいバックカメラに換えるついでに、以前息子からもらっていた2012年製6.2V型ポータブルカーナビ・ゴリラ(CN-GPA600FVD)を新たなカーナビとして使ってみます。

 なにせ現在搭載しているカーナビ・carrozzeria『カーナビ・AVIC-D9900V』は2000年頃に購入したものですでに18年選手。 当然テレビはアナログで映りませんし、 地図も当時の地形のままですから、ちょっと郊外に出るとほぼ道は表示されません......ナビ機能はほとんど用は足せずバック映像モニター専用ですから、もはや高級時計と化していました。

 ポータブルナビのメリットはなんといっても手軽に設置できるところ。 その反面、機能的にはどうしても据え置き型のカーナビには劣ります。   音声は基本的にナビ本体から出るのでナビ音声が聞き取りにくかったり、トンネル内では自車位置が測定できず、ナビの画面が止まることもあります。

 しかも、ポータブルナビは全てバックカメラ対応となっているわけではないので、購入時には注意が必要です。 幸いこのナビは対応していました。  ただ、ポータブルナビのクセに(?)オートバックス購入価格が税込み69、800円!!。 ケッコウな金額だったのですネ。

 2018年現在、ポータブルナビ市場はパイオニアが2015年をもって市場から撤退していますので、国産はほぼパナソニックとユピテルの二択となっています。

このパナソニック製ゴリラはバックカメラ対応はもちろんのこと、ジャイロセンサー搭載で測位精度が高そうなのも○。


ポータブルカーナビ・ゴリラの接続端子

  ダイハツミラ・バックカメラ取り付け ポータブルカーナビ本体側面の接続端子は、上から「PARK」端子、「DC5V」入力端子、「VICS」アンテナ端子。

バックカメラからの映像出力ケーブルは「PARK」端子に接続します。 映像入力端子が「PARK」端子なの?という疑問がありますが、カメラのマークが刻印されています。

「DC5V入力」端子には付属のシガーライターコードを接続。 「VICSアンテナ」端子には付属のVICSアンテナ(ケーブルタイプ)を繋ぎます。

 車で使用する場合、シガーライターコードで側面のDC入力端子へ接続しますが、家庭で使用する場合は別売の家庭用電源(ACアダプター)を使い、ナビ本体背面のDC入力5V端子へ接続します。




ポータブルカーナビ・ゴリラにバックカメラを繋ぐ

 このポータブルナビをバックカメラ対応にするには、取説によると専用ケーブルのリヤビューカメラ接続ケーブル「CA-PBCX2D」が必要とのこと。

パナソニック(Panasonic) ポータブルカーナビ用リアビューカメラ接続ケーブル CA-PBCX2D

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 早速Yahooで接続ケーブルを落札。(落札価格1480円+送料1000円)。  本体側の入力端子が特殊なのでこのケーブルを使わないとバックカメラの映像信号が接続できないのだとか。(映像機器側はRCAピン)

 映像を写したときに画面の上部に「車両周辺の安全を直接確認してください」と表示されますが、この文字は消すことが出来ず非表示の設定もありません。バックカメラ映像のための仕様です。


ポータブルカーナビとバックカメラの接続

ダイハツミラ・バックカメラ取り付け 購入したリヤビューカメラ接続ケーブル「CA-PBCX2D」を介して、ポータブルカーナビ・ゴリラ(CN-GPA600FVD)の側面の「PARK」端子にバックカメラからの映像出力ケーブルを繋ぎます。

 エッ、どうしてカメラからのケーブルを「PARK」に繋ぐの?、などという電気回路に関する疑問はこの際無視します。 「PARK」端子のところにカメラの記号が刻印されていますから間違い無さそうです。

バックカメラの映像出力ケーブルの代わりに、ビデオデッキやビデオカメラの映像出力ケーブルを繋げばそちらの映像を映すこともできます。 ただし音声を入力することは出来ません。

   

パーキングブレーキ信号ラインの接続

 このカーナビは走行中の操作が出来ないように、パーキングブレーキをかけた場合のみ操作制限を解除するようになっています。   パーキングブレーキランプが点灯していないとカーナビ操作できないように制限をかけているわけです。

 カメラ接続ケーブル「CA-PBCX2D」から細いパーキングブレーキ接続ケーブルが延びていますから、 そのケーブルをパーキングブレーキ信号ラインに繋ぎます。  これでパーキングブレーキラインが点灯したときにのみカーナビ操作が可能となります。

シガーライターコードで使用する場合、パーキングブレーキ接続ケーブルを使わず、GPS衛星が走行中か停車中か判定する機能もあり、どちらかを選べるようになっています。   どちらにしても、走行中のナビ操作は出来ないようにしているわけです。

    ダイハツミラ・バックカメラ取り付け

別売品のシガーライターコード(CA-P12VFD)をカーナビ本体側面のDC入力端子へ接続すればナビ電源の準備は完了です。



ボディアースの注意点

 見た目が金属面と思っても、ベース部分が絶縁されていたり、ペイントされていると電気が流れず動作不良の原因となってしまいます。   既存のボルトやネジを使って共締めする場合、サンドペーパーなどで金属面を確実に露出させるなど万全を期すようにします。

  念のため導通テストしてからのほうが安心です。




ポータブルカーナビ.....バックカメラ取り付け作業

ポータブルカーナビ・ゴリラ(CN-GPA600FVD)にバックカメラを取り付けます。  2012年にcarrozzeria『カーナビ・AVIC-D9900V』にバックカメラを取り付け作業した内容はこの後にあります。

取り付け作業前には、ショート事故防止のためバッテリーのマイナス線は外しておきます。

手   順 作    業    内    容
ダイハツミラ・バックモニター回路図

古いカーナビを取り外します。

 オーディオ背面の配線を利用して分岐させていた、アクセサリー電源、バックアップ電源(常時電源)、イルミネーション、の3本をニッパでバチバチ切ります。

 ポータブルカーナビはこういう配線が不要ですから楽です。

ダイハツミラ・バックモニター回路図

クルマのコンピューターから分岐して取り出した車速センサー信号の配線は、このまま残しておきます。

 ひょっとしたらこの先据え置き型のカーナビを取り付ける機会がこないとも限りません(?)。

ダイハツミラ・バックモニター回路図

今回はカメラは車内に設置することに。

 ニヤウインドに貼り付けたカメラ配線は下に垂れ下がり、「電源線」は左のブレーキランプ点灯線に繋ぎます。

「GND(アース線)」はトランクの適当な金具部分に結線。

「カメラ映像信号線」はシートの下を通し、運転席のナビに接続します。

ダイハツミラ・バックモニター回路図

地デジ用フィルムアンテナをフロントウィンド左右に貼り付けます。

左側にはエレメント(B)、右側にを貼ります。 車検に適合させるため、上端から100mm離し、側端から25mm以内の場所に貼ります。

ダイハツミラ・バックモニター回路図

アンテナ配線を隠すため左右のフロントピラーカバーを外します。

 ゴムシールを手で引っ張ると剥がれてきます。 カバーのスキマに内張りはがし工具を差し込みクイッと持ち上げればカバーがカパッと簡単に外れます。

ダイハツミラ・バックモニター回路図

右側のピラーカバーを外したところ。

 あとはこの間にアンテナ配線を通して元に戻せば配線が見えずスッキリします。

 左側のウインドにはVICSアンテナを貼り付けます。 アンテナと干渉しないよう100mm以上離して貼り付けること。

ダイハツミラ・バックモニター回路図

ポータブルカーナビといえど、フル結線するとそれなりの外観に。

ダイハツミラ・バックモニター回路図

車外にカメラを設置すると、配線を車内まで引き込むには一旦配線を切断する必要がある。

 今回は車内のリヤウインドウに貼り付けることに。 デモ、カッコ悪い......。

 次に買うカメラは配線が工夫されているものを買うことにするつもり。

ダイハツミラ・バックモニター回路図

外から見たところ。

 ヤッパリ カッコ悪い。

ダイハツミラ・バックモニター回路図

配線が完了した運転席廻り。

 前のナビより、そこそこスッキリ収まったような気が..........。



ダイハツミラ・バックモニター回路図

 バックにいれて3秒間ほどたたないとモニターに表示しないので、急いでいるときはややイラつくかも。

前のカメラは左右逆画像か見たまま画像(正像)かが選べたが、このカメラはそういう機能もなし。 やはり安物はいろいろと不満点があるということですね。 まあ、とりあえず後ろが映ればイイッか。




バックカメラ取り付け作業

 ここからは、2012年にcarrozzeria『カーナビ・AVIC-D9900V』にバックカメラを取り付け作業したときの記事になっています。

イラストは、全て『alpine車種別取付け情報』のイラストを参照しています。

取り付け作業前には、ショート事故防止のためバッテリーのマイナス線は外しておきます。

手   順 作    業    内    容
バックランブから直接電源を取り出さなくても、図のように車内配線図からバックランブ電源を取り出す方法もあります。

ダイハツミラ・バックモニター回路図

取り付けでの配線接続は、バックランブ電源、アースの配線のみです。

以前のカーナビ取り付け作業のとき、バックランブ電源とアースの配線は カメラ用の配線としてすぐ取り出せるよう、ギボシ端子付き配線として用意して置きました。

▼ 必要工具 ▼

  • プラスドライバ。
  • 内張りはがし(マイナスドライバ)。
  • 金属用ドリル。
  • 防水用のシールド剤。
  • 配線引き込みワイヤー。
ダイハツミラ・リアハッチのカバー

◆リアハッチのカバー取り外し◆

しっかりと鉄板でカバーしています。
8箇所のネジを外せば、カパッと取れます。 2箇所がはめ込みツメで留められているので抜きます。

バックモニター取り付け作業中の様子

◆作業中の様子◆

カーナビ本体を前席に置くにはスペースが足りないので、トランクルーム内に木製ボックスを作り格納することにしました。

上段は本体。 中段はチューナー部。 下段は未使用のTVアンテナ線などの格納場所に使います。

前方のダッシュボードまでは各配線の長さは十分だが、ナビからテレビまでの線はギリギリの長さです。

バックカメラの取り付け

◆パーキングブレーキ信号取り出し◆

カメラ接続ケーブル「CA-PBCX2D」から細いパーキングブレーキ接続ケーブルが延びていますから、 そのケーブルをパーキングブレーキ信号ラインに繋ぎます。  これでパーキングブレーキラインが点灯したときにのみカーナビ操作が可能となります。

バックカメラの取り付け

◆カメラの取り付け◆

  • 固定位置にポンチでドリル誘導穴をマーキングする。
  • その位置に電動ドリルでタッピングビス径よりやや小さい径の下穴を開ける。
  • 付属のタッピングビスをドライバーでしっかりねじ込みカメラステーを固定する。
万が一の落下防止するためには、出来れば付属のタッピングビスでボディにしっかりビス止めすれば完璧です。
ダイハツミラ・車内にバックモニター配線引き込み

◆バックカメラから車内に配線引き込み◆

ナンバープレート上側に取り付けたバックカメラ配線を、リアゲート内に引き込むため金属用ドリルの出番です。

通したい場所に金属用ドリルで数箇所穴を開け、ビデオ線が通る太さの通路を確保します。

開けた開口部廻りから雨水が車内に入らないよう、シリコンシール材を周囲にタップリ塗りこみ防水します。

バックモニター配線ひきこみワイヤー

◆配線ひきこみワイヤーの出番◆

サテ、ここからがバックカメラ取り付けの苦行が始まります。

引き込みワイヤー(*1)をリアハッチ付け根の右側から(画像右下)から入れ、リアゲート(画像上)まで パネルの隙間を通して うまく引き込む必要があります。

途中でひっかかるとなかなか出口までワイヤーが出てこないので焦らずゆっくりと押し込んでいきます。

画像右下に見える黄色の線が引き込みワイヤーです。

ダイハツミラ・ワイヤーが届いた

◆引き込みワイヤーが届いた!!◆

やっと引き込みワイヤーがバックカメラ取り付け位置のリアゲートまで通りました。

ここからワイヤー先端にバックカメラ配線を結んで、車内に配線を引き込みます。

画像左下からパネルに隠れて画像右側に顔を出している黄色の線が、引き込みワイヤーです。

バックカメラ配線を通すゴムチューブ

◆ゴムチューブ内を通して車内へ◆

リアゲートから引っ張り込んだバックカメラ配線を、今度はこの狭いゴムチューブ(黒い部分)内を上から下に通過させ、車内に引き込みます。

このゴムチューブが細くてどうしてもビデオ信号線端子が通らない。  そこでビデオ端子配線をいったん切って線だけ通し車内で再結線します。

ダイハツミラ・開口部

◆車内内張りを外す◆

まず内張りを外す必要がありますが、固定ネジの形状が星型だったので専用工具でないとムリか......と思いましたが、小さいマイナスドライバが無事ぴったり使えました。
先端が薄い道具でほじればスポンと固定ネジが抜けてきます。

バックモニター配線引き込み準備

◆車内へ配線引き込み◆

内張りを外すと下側にさっきのゴムチューブから車内内部へ通じる通り道の出口が見えてきます。

暗くてよく見えませんが、画面の右下に大きく開口部があります。

バックモニター配線引き込み準備

◆ビデオ端子配線再結線◆

切断したビデオ端子配線を再度端子と繋ぎます。 分岐タップ(タップコネクター)があればキレイに結線できるのですが、今回は原始的な寄り線合わせで繋ぎます。

アース線も、以前のカーナビ取り付けで用意して置いたので接続すれば、これで各配線の接続は完了です。

画像真ん中から下方に伸びている黄色い線が、引き込み用ワイヤーです。

ダイハツミラ・バックモニター画像の切り替え

◆画像の切り替え加工◆

左右逆画像の切り換えは、信号線の結線方法で切り換えます。
見えにくいですが左端に見える細い青色の線で切り換えます。

繋ぐと左右が逆に写り、見たままの画像を表示したいときは繋ぎません。

バックカメラの取り付け

◆カメラの取り付け状態◆

ミラはトランクオープナーのノブが外部に無いので、トランクを開けるときに バックカメラに触れる心配が無いため、中央にカメラを取り付けます。

取り付け位置はもっと奥側に引っ込めて目立たなく装着したいのですが、加工がメンドウなのでそのまま両面テープでポンづけします。


 相変わらずのヤッツケ作業ですが、カーナビ側で設定後、なんとか無事バックカメラも作動しました.......。

  道路運送車両の保安基準が改正され、2009年1月1日以降に製造.登録された乗用車に対し、 「外部表面には、曲率半径が2.5ミリ未満である突起を有してはならない」とされました。

要は、リヤスポイラーやリアガーニッシュなどの出っ張っている内側にスッポリ収まる取り付け方法ならOKだが、ボディ表面にカメラステーなどの金具突起がむき出しで取り付けられていたら、 保安基準不適合となる可能性ありますよ、
ということなので取り付け位置がボディ表面から張り出さないよう注意が必要です。

ミラの場合、番号灯部分が出っ張っているので下側にスッポリ収まりました。



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