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中古で購入した平成13年式のダイハツミラジーノ・ミニライトスペシャルに、バックカメラを取り付けました。
以前にカーナビ取り付け作業をやったとき、いずれバックカメラ取り付けを予定していたので、
予めバックランブ電源配線は、ブレーキランプ配線からキボシ端子で分岐配線して車内に引き込んで置きましたので今回はその配線をバックカメラ側に繋ぐだけです。
NHTSA(米高速道路交通安全局)は2014年3月、バック時に歩行者をはねる事故を減らす目的で自動車に後方を確認できるカメラの搭載を義務付けると発表しました。
たしかに後方が目視できるバックカメラを一度使ってみると、もうカメラがないバックはとても怖く感じます。 日本でもいずれ義務化される日がくるといいですね。
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2012年5月に購入したバックカメラの価格は、ネットで2、990円、しかもレビューを書いたら送料は無料。
届いた商品はしっかりした作りでビデオ線もかなり長くパッケージも立派なシロモノで、ホントにコレがこの価格?、というほどのカメラ。
モノスゴイ世の中になったものです.......
説明書は英語のみですが、基本的にバックカメラは、「映像信号線」、「電源線」、「GND(アース線)」の3本の配線のみなので、
内容を読まなくても問題ありません。(ドウセ読めませんし....)
バックカメラに必要な配線は基本的に、「カメラ映像信号線」、「電源線」、「GND(アース線)」で、カメラ本体からこの3本の配線が出ています。
カメラは「電源線」にプラスの電気を流すことで動作します。 ということで、ギヤをバック(R・リバース)に入れたら、カメラ「電源線」にプラスの電気を流すように配線すればいいわけです。
そこでカメラ電源線には車がバックになったことを知らせる「リバース信号配線」を繋ぐ、というのがバックカメラ配線のお約束になっています。
ただし初心者にとってはリバース信号配線などといわれても、そんなモンどこにあるの?....となります。
セミプロ的方法として、車内配線図でバック信号ラインを探し、その配線から分岐させバックカメラの「電源線」に接続する、というのがありますが、
慣れていないとややハードルが高い作業となります。
でもご安心を。 ギヤがバックに入るとバックランプが点灯しますが、ズバリその配線から電気をもらい(カメラの電源)として利用する、という簡単な方法があります。
大体の皆さんそうしています。
電気はプラスからマイナスに流れるわけですから、「電源線」だけ繋いでも電気は流れません。 そこで電気の通り道の出口となるカメラのGND(アース線)をマイナス端子に繋ぎます。
マイナス端子は車体のテキトーな金属部分(ボディアース)に繋げはOKです。 車の車体そのものがアースとなっているのです。
後はバックカメラの『ビデオ信号線』をモニター側に繋げばバックカメラの配線接続は完了です。 これでカーナビ側でバックカメラ設定を行えば、配線ミスか機器の故障でもない限り映るはずです。
★.......作業するときは、必ずバッテリーのマイナス端子を外しておきます。
こうしておけば万が一の作業ミスでショートさせても車が動かなくなることはアリマセンから安心して作業出来ます。
【バックカメラの必要配線】
よく使われる電気信号には"常時電源"、"ACC電源"、それに"アース線"がありますが、車内の電気信号配線は配線のカラーにより接続先が決められています。
配線のカラーによる接続先
が基本になっていますので覚えておけば役に立ちます。
2018年8月、とうとうモニターに映像が映らなくなる現象が発生。 最初のカメラを取り付けたのが2012年5月ですから6年間は動いてくれたわけです。
そこで新たなバックカメラを購入することに。 車外に取り付けるので防水タイプを選びます。
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2012年に買ったバックカメラは、ビデオ信号線と赤(電源ライン)と黒(アース線)の計3本の配線がカメラ本体から出ている、いわば定番標準配線型ともいえるタイプでした。
しかし、今回購入したカメラは、カメラ本体から伸びた1本の配線が赤いコネクタに直付けされ、さらにそこから2本に分かれ、太い端子に直付けされています。 しかもコネクタ方式でないので分断出来ません。
かつ、ここまでの配線は2本しか線が出ていない(画像右部)......?。
アレッと思いましたが、付属の延長コード側(左部)に細い赤黒の線2本が枝分かれして出ており、どうやらこの赤黒2本の配線を、赤線は 『バック信号(プラス電源)』へ、
黒線は『アース線(マイナス)』に接続するようになっているよう。 黄色の端子が映像ケーブルです。
紛らわしいタイプ(?)でややアセりました。
カメラ本体から3本の配線が出ているハズ、と思い込んでいるとやや戸惑うかもしれません。
一般的にバックカメラは車体外後部に設置しますが、運転席に設置するモニターまではケッコウ距離がありますから、バックカメラの配線は5m前後の長さがあります。
今回購入したバックカメラは、カメラ本体側の配線は短くし、長さ6mある延長ケーブルを中間に噛ませる方式です。 バックカメラとして使うとは限りませんから、
ユーザーの利用目的に合わせ長くも短くも使えるよう使い勝手を考えたのでしょうか。
たしかにモニターカメラとして使うならわざわざ6mの長さのケーブルはいらないかもしれないので、この2段階式のケーブルというのも利用方法によっては便利な方式なのかも。
そもそも車体の外にバックカメラを取り付けたら、カメラ配線を車内に引き込むことが必要です。
ボディにそんな穴はありませんから、ケーブルが通るように、画像右奥のように大胆にボディに穴を開ける必要があります。
ですからカメラから伸びる配線は、出来るだけ細く、かつ1本に纏められているのが理想なわけです。
以前取り付けていたカメラは、本体から出た3本の配線が親指で押さえている細い1本のケーブルに纏められ、その先端は抜き差し出来る細いコネクタとなっていました。
車外に取り付けたカメラからはこの1本線だけ内部に引きこめればOKだったのです。
あとはこの線を内部に引き込んだら、右側のコネクタに接続すれば3本の配線に枝分かれする、という正にバックカメラとして使うための理想配線となっていました。
この方式であればボディに開ける穴はカメラから伸びる配線1本分の太さでよい、という最小限の貫通穴でいいわけです。
シカ〜シ、今回購入(2018.9)したカメラは車体外部に設置するのはムリかも......。 どうもバックカメラとして使うことは考慮していないような配線なのです。
カメラから伸びる1本のケーブルは、まず赤い端子に直付けされ、さらにそこから2本に分かれ、それぞれ接続端子に直付けされています。
この配線ではどう見ても前のカメラのように途中でコネクタで簡単に分断できるような構造になっていません。
つまり、もしこのカメラを車外に設置するとすれば、赤や黄色の太い端子が通るようなサイズの大きな穴を、ボディに開ける必要があるわけです。 ムリです。
というわけで、どうしても車外設置したかったら、カメラから出た配線を端子の前で一旦ブッた切り細い線だけにし、車内に引き込んだら再結線するという方法を取らざるを得なくなります。
しかし....中に3本分の配線が通っている細い線を切ったり繋いだりと言うのはメンドウだし、断線する恐れもありますから、出来ればあまりやりたくない手段です。
さらに、リヤゲートが跳ね上がるハッチバックタイブの車では更なる試練が待ち構えています。
このタイプの車は、リヤゲート(リヤドア)と客室(車体内部)間の配線は、画像のようにゴムチューブ(黒い部分)の内部を潜らせてから客室内部まで通しています。
ゴムチューブ内部はもうすでにウインカーやブレーキ、バック灯などの配線でギチギチになっています。 この中にさらにカメラの配線を通そうというのですから、太い配線だとまず通りません。
さらに、ゴムチューブ内部はナントカ通ったとしても、今度はその配線をボディ内部のフレームの隙間を潜り抜けさせ荷室まで引き込む、という作業も待っています。
そこで、端子などの太い部分はブッた切り、細い線だけにしてゴムチューブ内を通し、どうにかして車内まで引き込み、届いたら改めて端子部分と結線する.....というメンドウなことを行うわけです。
前に取り付けていたアノ理想的配線(?)のカメラでさえ、「カメラ映像信号線」だけは接続端子の前で一旦切断してナントカ通しました。
この一連の作業が、バックカメラを車外に取り付ける際に一番苦労するところかも知れません。
というわけで、バックカメラを取り付ける作業は、電気配線作業そのものはそれほどでもないのですが、車外に設置したカメラ配線を、リアハッチパネルの狭いゴムチューブ内を通し、
車内に無事引き込む、という一連の作業が最大の難関、というところです。
車外に取り付けたカメラの配線を車内に引き込むには、ダイタンにドリルでボディにカメラ配線を通す穴を開けるという荒ワザも必要です。
初心者が買ったばかりの新車にそんなことデキマス?.......というところも難点かも。
面倒なので車内に設置するという方法もありますが、窓ガラスが曇ったりするので出来れば車外に取り付けたいところです。 デモ、穴あけという試練が待ち構えているわけです。
2012年の作業でも、やっぱりカメラ配線を車内に引き込むためのワイヤーを、配線の通り道に沿うカーブに曲げ手探りで車内まで上手に通す、という作業に手こずり今回も大苦戦........。
バックカメラの取り付け作業はやったことないし、あまりクルマの電気系に詳しくない、という方でも、
参考になる情報は雑誌等から得られると思います。 電気配線ミニ知識
に電装品イジリのプチ情報を書いています。 大した中身ではありませんが、よろしかったらご覧下さい。
新しいバックカメラに換えるついでに、以前息子からもらっていた2012年製6.2V型ポータブルカーナビ・ゴリラ(CN-GPA600FVD)を新たなカーナビとして使ってみます。
なにせ現在搭載しているカーナビ・carrozzeria『カーナビ・AVIC-D9900V』は2000年頃に購入したものですでに18年選手。 当然テレビはアナログで映りませんし、
地図も当時の地形のままですから、ちょっと郊外に出るとほぼ道は表示されません......ナビ機能はほとんど用は足せずバック映像モニター専用ですから、もはや高級時計と化していました。
ポータブルナビのメリットはなんといっても手軽に設置できるところ。 その反面、機能的にはどうしても据え置き型のカーナビには劣ります。
音声は基本的にナビ本体から出るのでナビ音声が聞き取りにくかったり、トンネル内では自車位置が測定できず、ナビの画面が止まることもあります。
しかも、ポータブルナビは全てバックカメラ対応となっているわけではないので、購入時には注意が必要です。 幸いこのナビは対応していました。
ただ、ポータブルナビのクセに(?)オートバックス購入価格が税込み69、800円!!。 ケッコウな金額だったのですネ。
2018年現在、ポータブルナビ市場はパイオニアが2015年をもって市場から撤退していますので、国産はほぼパナソニックとユピテルの二択となっています。
このパナソニック製ゴリラはバックカメラ対応はもちろんのこと、ジャイロセンサー搭載で測位精度が高そうなのも○。
ポータブルカーナビ本体側面の接続端子は、上から「PARK」端子、「DC5V」入力端子、「VICS」アンテナ端子。
バックカメラからの映像出力ケーブルは「PARK」端子に接続します。 映像入力端子が「PARK」端子なの?という疑問がありますが、カメラのマークが刻印されています。
「DC5V入力」端子には付属のシガーライターコードを接続。 「VICSアンテナ」端子には付属のVICSアンテナ(ケーブルタイプ)を繋ぎます。
車で使用する場合、シガーライターコードで側面のDC入力端子へ接続しますが、家庭で使用する場合は別売の家庭用電源(ACアダプター)を使い、ナビ本体背面のDC入力5V端子へ接続します。
このポータブルナビをバックカメラ対応にするには、取説によると専用ケーブルのリヤビューカメラ接続ケーブル「CA-PBCX2D」が必要とのこと。
パナソニック(Panasonic) ポータブルカーナビ用リアビューカメラ接続ケーブル CA-PBCX2D 新品価格 |
早速Yahooで接続ケーブルを落札。(落札価格1480円+送料1000円)。 本体側の入力端子が特殊なのでこのケーブルを使わないとバックカメラの映像信号が接続できないのだとか。(映像機器側はRCAピン)
映像を写したときに画面の上部に「車両周辺の安全を直接確認してください」と表示されますが、この文字は消すことが出来ず非表示の設定もありません。バックカメラ映像のための仕様です。
購入したリヤビューカメラ接続ケーブル「CA-PBCX2D」を介して、ポータブルカーナビ・ゴリラ(CN-GPA600FVD)の側面の「PARK」端子にバックカメラからの映像出力ケーブルを繋ぎます。
エッ、どうしてカメラからのケーブルを「PARK」に繋ぐの?、などという電気回路に関する疑問はこの際無視します。 「PARK」端子のところにカメラの記号が刻印されていますから間違い無さそうです。
バックカメラの映像出力ケーブルの代わりに、ビデオデッキやビデオカメラの映像出力ケーブルを繋げばそちらの映像を映すこともできます。 ただし音声を入力することは出来ません。
このカーナビは走行中の操作が出来ないように、パーキングブレーキをかけた場合のみ操作制限を解除するようになっています。
パーキングブレーキランプが点灯していないとカーナビ操作できないように制限をかけているわけです。
カメラ接続ケーブル「CA-PBCX2D」から細いパーキングブレーキ接続ケーブルが延びていますから、
そのケーブルをパーキングブレーキ信号ラインに繋ぎます。 これでパーキングブレーキラインが点灯したときにのみカーナビ操作が可能となります。
シガーライターコードで使用する場合、パーキングブレーキ接続ケーブルを使わず、GPS衛星が走行中か停車中か判定する機能もあり、どちらかを選べるようになっています。
どちらにしても、走行中のナビ操作は出来ないようにしているわけです。
別売品のシガーライターコード(CA-P12VFD)をカーナビ本体側面のDC入力端子へ接続すればナビ電源の準備は完了です。
見た目が金属面と思っても、ベース部分が絶縁されていたり、ペイントされていると電気が流れず動作不良の原因となってしまいます。
既存のボルトやネジを使って共締めする場合、サンドペーパーなどで金属面を確実に露出させるなど万全を期すようにします。
念のため導通テストしてからのほうが安心です。
ポータブルカーナビ・ゴリラ(CN-GPA600FVD)にバックカメラを取り付けます。 2012年にcarrozzeria『カーナビ・AVIC-D9900V』にバックカメラを取り付け作業した内容はこの後にあります。
取り付け作業前には、ショート事故防止のためバッテリーのマイナス線は外しておきます。
手 順 | 作 業 内 容 |
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古いカーナビを取り外します。 |
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クルマのコンピューターから分岐して取り出した車速センサー信号の配線は、このまま残しておきます。 |
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今回はカメラは車内に設置することに。 |
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地デジ用フィルムアンテナをフロントウィンド左右に貼り付けます。 |
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アンテナ配線を隠すため左右のフロントピラーカバーを外します。 |
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右側のピラーカバーを外したところ。 |
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ポータブルカーナビといえど、フル結線するとそれなりの外観に。 |
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車外にカメラを設置すると、配線を車内まで引き込むには一旦配線を切断する必要がある。 |
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外から見たところ。 |
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配線が完了した運転席廻り。 |
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バックにいれて3秒間ほどたたないとモニターに表示しないので、急いでいるときはややイラつくかも。 |
ここからは、2012年にcarrozzeria『カーナビ・AVIC-D9900V』にバックカメラを取り付け作業したときの記事になっています。
イラストは、全て『alpine車種別取付け情報』のイラストを参照しています。
取り付け作業前には、ショート事故防止のためバッテリーのマイナス線は外しておきます。
手 順 | 作 業 内 容 |
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バックランブから直接電源を取り出さなくても、図のように車内配線図からバックランブ電源を取り出す方法もあります。 |
取り付けでの配線接続は、バックランブ電源、アースの配線のみです。
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◆リアハッチのカバー取り外し◆ |
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◆作業中の様子◆ |
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◆パーキングブレーキ信号取り出し◆ |
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◆カメラの取り付け◆
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◆バックカメラから車内に配線引き込み◆ |
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◆配線ひきこみワイヤーの出番◆ |
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◆引き込みワイヤーが届いた!!◆ |
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◆ゴムチューブ内を通して車内へ◆ |
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◆車内内張りを外す◆ |
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◆車内へ配線引き込み◆ |
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◆ビデオ端子配線再結線◆ |
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◆画像の切り替え加工◆ |
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◆カメラの取り付け状態◆ |
相変わらずのヤッツケ作業ですが、カーナビ側で設定後、なんとか無事バックカメラも作動しました.......。
道路運送車両の保安基準が改正され、2009年1月1日以降に製造.登録された乗用車に対し、
「外部表面には、曲率半径が2.5ミリ未満である突起を有してはならない」とされました。
要は、リヤスポイラーやリアガーニッシュなどの出っ張っている内側にスッポリ収まる取り付け方法ならOKだが、ボディ表面にカメラステーなどの金具突起がむき出しで取り付けられていたら、
保安基準不適合となる可能性ありますよ、
ということなので取り付け位置がボディ表面から張り出さないよう注意が必要です。
ミラの場合、番号灯部分が出っ張っているので下側にスッポリ収まりました。
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