集合の記号の読み方と文字実体参照を使った表現
空集合の記号∅は、文字実体参照を使わない限り表現できません。∪、∩、∈、⊂は、文字実体参照を使わなくても表現できます。は、MathMLを使えば、表現できます。
集合の記号の読み方
- ∪の読み方:カップ、または。∪ ̄はコーヒーカップに見える。例:A∪Bは、AカップBと読みます。(和集合)
- ∩の読み方:キャップ、かつ。_∩はキャップに見える例:A∩Bは、AキャップBと読みます。(積集合)>
- ∈:集合と要素の関係を表す記号。例:a∈Bは、aは集合Bの要素であると読みます。
- ⊂:集合と集合の関係を表す記号。例:A⊂Bは、集合Aは集合Bに含まれる。A<Bの連想で、集合Aより集合Bの方が大きい。
- ∅の読み方:空集合
意味:要素を一切、持たない集合のこと。
例:4で割り切れる奇数は空集合である。
- の読み方:Aのバー。例:全体集合U={X|Xは1桁の自然数}、部分集合A={Y|Yは1桁の偶数}の時、={1,3,5,7,9}。Aの補集合。
集合の記号の打ち方
集合の記号∪、∩、Aの補集合の記号を、キーボードから直接打つ方法はありません。対応するキーがないからです。
パソコンでの入力の方法は、以下のようにします。(PCの入力環境により異なります)
- ∪の打ち方:「しゅうごう」「きごう」「すうがく」を変換すれば、入力できます。「わしゅうごう」を変換しても。∪は出ません。
- ∩の打ち方:「しゅうごう」「きごう」「すうがく」を変換すれば、入力できます。「せきしゅうごう」を変換しても。∩は出ません。
- ∈の打ち方:「しゅうごう」「きごう」「すうがく」を変換すれば、入力できます。
- ⊂の打ち方:「しゅうごう」「きごう」「すうがく」を変換すれば、入力できます。
- ∅の打ち方:HTMLの場合、文字実体参照∅を書けば、ブラウザ上では∅が表示されますが、テキストエディタ上では、∅のままです。
- の打ち方:MathMLを使えば、を表示する事ができます。
文字実体参照を使った集合の記号の表現
- ∪の文字実体参照を使った表現:∪と書けば、ブラウザ上では∪が表示されますが、テキストエディタ上では、∪のままです。
- ∩の文字実体参照を使った表現:∩と書けば、ブラウザ上では∩が表示されます。
- ∈の文字実体参照を使った表現:∈と書けば、ブラウザ上では∈が表示されます。
- ⊂の文字実体参照を使った表現:⊂と書けば、ブラウザ上では⊂が表示されます。
- ∅の文字実体参照を使った表現:∅と書けば、ブラウザ上では∅が表示されます。
- の文字実体参照を使った表現:Ãと書けば、ブラウザ上ではÃが表示されますが、少し違うようです。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。