ホームチョット気になる話⇒この食品が危ない(旧・食の安心安全)

食の話題...........この食品が危ない

 昨今は健康志向が高まり、最も大事な食べ物に関しても様々な情報が飛び交っています。  一時期中国の食品が危険だと大騒ぎしましたが、どうやら危ない食品は日本からも生み出されているようです。

 2007年6月、北海道苫小牧市に本社があった食品加工卸売会社ミートホープが、牛肉ミンチを品質表示偽装して製造していた事件が発覚します。   この事件は同社の従業員が、2002年から保健所・役所・北海道新聞社・NHKに何度も告発文を送ったが無視され、 朝日新聞の調査でやっと偽装が立証された、という経緯を辿りました。

 ミートホープは道内の食品加工卸業界では売上第1位だったそうで、お役所も地元の政財界に遠慮したのでしょう。   日本という国は、強い相手に対しては見て見ぬ振りするのがタダシイ生き方、 と考えるニンゲンがオオゼイ生息している国なのです。  会社と行政側がズブズブの関係だったわけですが、 ここでは食に関する点だけポイントを当てます。

 この会社の偽装ぶりがまたすさまじいものでした。   色味を調整するために動物の血液を混ぜる........ 腐りかけて悪臭を放っている肉を細切れにして少しずつ混ぜる.......... サルモネラ菌が検出されたソーセージのデータを改ざんした上で小中学校向け学校給食に納入する...........中国をバカに出来ない、あくどい手口を駆使していたのです。

 この会社の社長は肉のことを知り尽くした「天才」と言われていたそうですが、実態は「商品開発」と称して内臓など安い物を配合し、人為的に品質を良いものに見せかけていただけだったわけです。

 厚生労働省は、2015年4月からコンビニのお弁当やスーパーのお惣菜などに「健康な食事」の認証マークを導入することを発表しました。

「主食」は黄色、「主菜」は赤色、「副菜」を緑色で表し、3色を組み合わせることで栄養バランスの良い食事を取ることができるようにするものだそうですが、 そんなことより、こうした食料品にどれほど大量の食品添加物が使用されているか表示して、食の安心・安全を高める仕組みを作るほうがよっぽど大切なハズです。

まあ、会社と行政側がズブズブの関係では到底無理なことでしょうが、行政側の言うことなど真に受けていたら早死にするだけです。    くれぐれも、認証マーク制があるから「コンビニ弁当が健康な食事」などと勘違いしないようにしましょう。

 驚くべきことに現在の輸入食品の検査率はわずか8.4%であり、輸入食品の90%以上は無検査で輸入されているといいます。   その中で食品汚染の指標である微生物規格違反は、やはりというか中国が1位で58件(28.9%)、タイ26 件(12.9%)、ベトナム 22 件(10.9%)。     残留動物用医薬品に係る規格違反は、ベトナムの海老のエンロフロキサシンが最も多く35件(79.5%)、中国 4件(9.1%)、と続きます。

 全違反件数の約1割がベトナムからの輸入食品といいますから、中国食品だけ注意すればいいわけでもなさそうです。    長生きしたかったら常にアンテナを張り巡らし、自分の口に入る食べ物の安全性に少しでも気を配りたいものです。(2017.12)


食べるな危険......中国食品

 中国食品の汚染に関する怖いハナシは事欠きません。 残留農薬問題だけに止まらず、生産から収穫、保管、流通という消費者の手に届くまでの各過程にも、さまざまな危険性を抱えています。

 日本でも昔はやっていましたが、中国ではどの地方でもいまなお伝統的に畑の肥料に人糞が使われているといいます。   本来の有機肥料は家畜の糞尿を堆肥化させたものですが、 家畜による有機肥料を得にくいため自然と手軽な人糞を使っているといいます。

 しかも本来有機肥料は80日ほど地中で寝かせて発酵させる必要があるのですが、そうした知識や習慣はなく生の状態で畑に撒き土に混ぜているため雑菌や寄生虫が繁殖しやすい。   そのため農薬を大量に撒く必要が生じるといいます。

 かつては日本でもDDTなどの有機塩素農薬は危険な農薬として使用禁止になりました。  中国でも危険な農薬と決められ使用は認められていないはずが、なぜか今でも国が農薬検査しているといいます。   その理由はたとえ危険な農薬として使用禁止になろうが、効き目が強いから使い続けているから。

 どんなに禁止されようが、いまだにインターネットで簡単に購入できるし、禁止している殺虫剤や成長ホルモン剤などを平気で看板に掲げる小売店もあるようです。      要は中国は食の無法地帯なのです。

 こういう中国の農作物に対する現状は、そもそも農地の所有制度という根本的な問題にたどり着きます。  日本のように自分が未来永劫所有する権利がある土地で、自分も食べるし販売も行う農作物を育てる、 という環境であれば当然安心安全な作物を育てようという責任や誇り、自覚が伴います。

 しかし農地を国が管理し、いつ取り上げられるかも知れない中国においては、自分が口にする作物は少なくても食べられるものとして育てるでしょうが、 それ以外なら簡単に早く栽培できればどんな手段をとろうが気にしません。

 そもそも中国は野菜も肉類も保冷庫のないトラックで長い距離を常温のまま運ばれ、保管も常温のまま。   政府発表でも収穫した青果物の30%、肉類の12%が、消費者の口に入る前に腐ってしまうといいます。   衛生観念などというものはもともと存在しないのです。

 いまや日本の食品メーカーや外食チェーンは中国産の食品がないと経営が成り立たないほど依存しています。  そして、国民が中国食品の安全性に疑惑を抱くと、 彼らは平然と「自社基準に基づいて生産・検査を行なっているから、問題ない」、と主張します。  しかし日本人の担当者が現地に赴き、つきっきりで畑を管理するのなら多少は安心できますが、 実際は現地の契約企業や農場に委託したきりの場合がほとんど。

 現地視察を行なっているといっても、あちらはしたたかですから、そのときだけ注文通りきちんと管理された一部の畑や工場に連れて行く程度のことは常識とされています。    日本側の目が届かないところで、「どうせ日本人が口にするもの」、という感覚でどんなモノスゴイ加工処理がなされているかなど、到底知りようがありません。  コワイのです。

 中国人の衛生意識は意外にも高いのだそうです。   お客に出す調理では、食器などの洗い物用のシンクに直置きして野菜やシジミを洗ったり、 床のコンクリートにまな板を置き、魚を切り分けたりするので衛生意識が低いのかと思いきや、まかない料理の調理は突然衛生観念を発揮するのだとか。

 客が使う食器にはそこまでしないのに、スタッフたちは自分が使う食器には湯沸かし器の熱湯を丁寧にかけ、入念に消毒してからご飯をよそうといいますから、衛生意識は全く低くなく、むしろ高いわけです。     ただし自分や身内が口にするものに関してだけのようですが..........。

 先日は中国の五つ星ホテルで、洗面台のコップとトイレ便座の掃除を、清掃員のオバサンが面倒だからと同じブラシでやっている隠し撮りドキュメント番組が放映されました。  オソロシイ民族なのです。(2018.1.30)


こんなにもあった.........危ない食品の定義

 危ない食品といっても定義があるといいます。    

分類 定義
偽装食品・パターン1 「衛生的にも問題のあるゴミやクズ類を再利用」。  廃棄した肉、工場の床に落ちた肉、水、パンくずなどの増量材混入肉や、化学調味料を加えて味を良くしたくず肉など再利用した食品。
偽装食品・パターン2 「低コストの代替材料を使う食品」。  牛挽き肉の代わりに豚挽き肉、鶏挽き肉、鴨挽き肉、豚内臓肉を使う。
汚染食品 健康・生命を脅かす汚染された食品。   サルモネラ菌の汚染肉や、病原性大腸菌O157などの病原菌、カビなどのほか、安全基準を超える残留農薬や食品添加物、放射能などを含む。   異臭、味の異常(酸味)などの変質・腐敗なども含まれる。
混入食品 食品と無関係の物質が混入した食品。   ハエや蛾などの虫や金属・ガラス・プラスチック片、異物など混入。
その他 その他の不適切な食品。   消費・賞味期限の偽装・表示ミス、包装不良など。



コンビニの食品が危ない

   

こんな食品 こうなっていた
コンビニのから揚げ 中国産鶏肉(主にブロイラー)の最大の不安点は、賞味期限切れの腐った肉よりも、抗生物質や抗菌剤など薬剤の残留。 から揚げなどの加工品で輸入すれば、薬剤残留検査はフリーパス。
コンビニおでん コンビニおでんは具だけではなく、ダシも添加物だらけ。  大半のすり身は品質保持や増量のためにリン酸塩やソルビットが添加され船上でつくられるが、 使用した食品には影響が出ないということで添加物の表示は免除されている。
コンビニおにぎり ンビニおにぎり1個のコメ原価は5円以下だが、炊飯改良剤グリシンや化学調味料(うまみ味調味料)まみれ。  食品に無制限にグリシンを使用しているため合成アミノ酸を大量に摂取することになる。
コンビニ・サンドイッチ “日持ち向上剤”ともいわれるpH調整剤は食品の腐敗を防ぐ役目もあり、サンドイッチに添加するpH調整剤の量が非常に多い。



食べるな危険..........中国食品

   

品   目 危  険  度
ウナギ 過密・大量飼育による病気の蔓延を防ぐ、発がん性が指摘される「猛毒」のマラカイトグリーンを、未だに使っているという。
香港経由で輸入されるウナギ 養殖に工業用ホルマリンを使っている。 寿司ネタで輸入されているが食べる勇気はある?
「冷凍ギョーザ」 有機リン系の殺虫剤のメタミドホスとジクロルボス。
「冷凍食品」 農薬(ホレート、ジクロスボス、パラチオンなど)が検出
「ナッツ類(くるみ)」 ダイオキシンをしのぐほど発がん性が非常に高いカビ毒「アフラトキシン」。 微量を摂取しただけで、肝臓がんを発症する恐れ。
「冷凍焼きアナゴ」 大腸菌群が検出。
乾燥食品 漂白剤(二酸化硫黄)は、過剰摂取すれば気管支障害やアレルギー反応などを引き起こす。
「焼き鳥・つくね串」 「大腸菌」。
米菓子 イタイイタイ病を引き起こした「カドミウム」を含んだ米が流通。
「キノコ」 「ホルムアルデヒド」が検出。
「ニラ」 日本では劇物に指定されている「硫酸銅」を噴霧して出荷。
「モヤシ」 特殊な「化学薬品」でアッという間に発育させ出荷。 毒モヤシ。
「プラスチック米」 炊くと糊状になる偽米を輸出。
「漬物」、「塩漬け食品」 漂白剤、二酸化硫黄の過剰残在の事例が多い。  残留農薬が検出。
缶詰製品 もも、リンゴ、あんずなどの缶詰製品に酸化防腐剤、二酸化硫黄の過剰残在。
鶏肉 中国の鶏には成長ホルモン、抗生物質をエサに混ぜてあたえているという話もあり鶏肉事態が問題。
食肉加工食品のソーセージ 大腸菌群が検出。
冷凍食品のフライ物 酸化防腐剤、大腸菌群、生菌、二酸化硫黄の過剰残在、貝毒などの検出事例が多い。



呑むな危険..........中国食品

   

品   目 危  険  度
「ウーロン茶」 殺虫剤フィプロニルは下痢や嘔吐などの健康被害。
「人毛醤油」 理髪店から回収された人毛からアミノ酸を抽出加工して作られた。
「酒類・しょうゆ」 「可塑剤」入り。
「清涼飲料水」 保存料「安息香酸」は基準値を超える量を摂取するとアレルギー。



絶対摂取は避けたいもの

   

こんな食品 こうなっていた
トランス脂肪酸 食品の成分表に記載されている「植物性油脂」や、揚げ物に使われている油のほとんどは、トランス脂肪酸を多量に含んでいる。 トランス脂肪酸は、その構造が酷似しているため「プラスチック食品」や「狂った脂肪」と呼ばれていて、欧米各国では含有量などについて厳しい規制があるが、日本ではまったく規制がなく野放し状態。 「トランス脂肪酸は、人を怒りっぽく攻撃的にする」という研究結果もある。



できれば摂取は避けたいもの

   

こんな食品 こうなっていた
砂糖 砂糖は精製度が高いので、ほとんど分解の必要もなく、一気に吸収されて血糖値を急激に上げるといわれる。 血糖値の急上昇が引き起こす一連の反応は体にダメージを与え、病気という危機を呼び込む危険性がある。



積極的に摂取したいもの.....飲み物編

   

こんな食品 こうなるかも
ワイン 肉やバターなどの高脂肪な食生活を送っているフランス人は心臓病で死亡する人が少ないといわれるのは、赤ワインの成分が悪玉コレステロールの酸化を防いで動脈硬化を抑えている。
白インにはカリウムが大量に含まれ体内の塩分を排出する作用がある。
またポリフェノールには抗酸化作用があり脳血管性認知症の原因となる活性酸素を取り除いてくれるとも。 またアルツハイマー型認知症に関係しているといわれるAGEの発生を50パーセント以上も抑えるという研究結果もあるそう。
ビール ビール原料のホップに含まれるフムロンという成分は赤ワインに含まれるポリフェノールに負けないほどの抗酸化力がある。  近年は痴呆症にも効果があるという話も。



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